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2022年 09月 08日
◆2019年6月振り返り 4連チャン
今の自分が昔に書いた自分の文章を読む事により、客観的に自分が何が言いたかったのかを整理することにより、自分の癖や何が必要かを纏めるために、ブログを書いています。 「」の部分は、今の考えを記入しています。 2019年6月メールから--- ①僕も一から見直します。 膝と股関節のバランスをとっていると 深みの意識がでてきました。 「後、前、下、上、左、右、 中心を感じるには、あらゆる方向からの感じ方自分自身の捉え方によって、中心の感じ方の質が上がる。何かをすることも大切ですが、その先に、色々なやり方を通して、深く物事を知っていく、姿勢が、更に新しい発見に繋がりました。」 壇中と首のバランスをとると 後頭部のしたの首の緊張が抜けました。 肘は、肩甲骨?? まだ見えてません😭 「最近、八段錦の動きの中で、第二式の動作で、肘の位置バランスを良い位置でキープしていると更に良い位置が出てきた時に背中が寄り胸が自然に開いてきました。肘のバランスおそるべし、、◆」 何が面白いかというと 今までの考え方とまったく 違うから面白いです。 「過去から今があるのではなく、今があるから過去があるとしたら、今を変えていくしかないということです。」 意識したい部分を意識せずに、 その部分を挟むように意識すると 間が浮き出る事によって 意識できたり、 あと、 最近、筋トレを無理にせずに 呼吸しながら スクワットと腕立てだけにしてから ジムで筋トレめっちゃしてる人の背中みると 筋肉がゴツすぎて、外側が固まり中の骨とか全然動いてないことが見えました。 「この頃の感想は、自分が少し変わった事が、嬉しくて、人と比べて、少し嫌な部分が出てます、、笑 自分は、他とは違うという優越感に浸りたがってました。 大切なことは、みんな違うし、人によって価値観も違う。 自分がどう変化するかを楽しみ 自分へのヒントとして、自分を観察した後、周りを観察する。 全てに感謝できるような、物事の視野の広さへの工夫も大切だと今は、改めて感じます。」 自分の視点が変わってきたのでしょうか。 環境も大事ですが、 自分をどう創るかで、 同じ環境でも違う見方が出来ました。 また、ひとつ勉強させていただきました。 これからも素直に自分の体を感じていきたいと思いました。 いつもありがとうございます。 ②今日も「フェルデンクライス身体訓練法」を読みながらひとつひとつ丁寧にレッスンしたら発見がたくさんありました。 脱力するという意識を持ちながらも 結果として 身体の部位をひとつひとつ細分化して 丁寧に感じてあげると 脱力しようとしなくても 緊張してるのに気づき それをやめてあげると緊張が抜けて脱力出来ました。 「気づき、現状確認、現状認識。 普段、何かするときの自分が何に集中しているかに気づくことは、なかなか難しい。何か一つに特別に集中しきって、心が静かになったときに、はじめて、気づき、自ら疑問が浮かぶ。 自ら疑問が浮かぶから、問題を解決しようと考える。疑問が浮かばない間は、自分の事なのに、どこか、他人事のようになっている。」 やろうとする意識から入るのですが、 しっかり感じ、緊張を取り除いてあげる。 同じ言葉でも、人によって、たくさんの見方や捉え方があると、自分が学んでいく中で、自分自身に感じます。 「言葉の意味、その人が何を伝えようとしているか、バックボーンも含めて、観察する。 今まで、習いにいっても、形や言葉、周りの空気感ばかり気にしていた。 大切なのは、その人が何を伝えようとしてくれているかという、意味の本質に全身全霊で向かうこと。自分が教える仕事をして更に感じました。 習えるようになるまで、時間がかかる。 自分が何をしているかに気づきずらいという現象に似ている。。。」 中を動かす感覚も 重心をゆっくり移動させる感じや 丁寧に呼吸をしながら ゆっくりそれに同調するように 動くと たしかに身体の中が連動している感じがあります。 「ゆっくりすると、様々な情報に気がつく準備が出来る。同じ道を散歩するにも、 歩く、走る、自転車、バイク、車と スピードや乗り物、行き方が変われば、見える景色は、違う。 早く行けば行くほど、遠い景色は、見えるけど、 ゆっくり歩くと、寄り道できたり、今の自分の足元が見える。普段気づかなかった景色に気づく時がある。 何事もバランス。早いだけが良いのではない、ゆっくりの価値を知る。」 【続きはリンク先をお読みください】 ◆身体に効く聞香<R04/09/08> 昨日は、センタリングの先生と友人との聞香でした。 一炷目に伽羅はありえないと思うのですが、以前にあっという間に香りがなくなった伽羅があって、どうしたものかとしまい込んでいましたが、香りはさておき緩むはず、と一炷目に聞きましたが、大成功でした♪ 少し不安で、次の二炷目は、確実に緩み、良い香りの香木を用意しましたが、この二つで30分が経過。香炉炭団の火の勢いが一時間でなくなるので、後半の香りが十分に聞けませんでしたが、最後の伽羅はゆっくり聞きたいので、急ぎました。 楽しい聞香ですが、その結果香木が減っていきます。いつまでできるのか?と思いながら、これまでと違う香木の使い方ができるのは、長くやってきたからだわねぇ~なんて思っていますが、お付き合いくださっている皆様に感謝です。 #楽隠居です 聞香は、「諸行無常」を実感させていただける稽古だと思います。 香りも身体への効果も出てきては、薄れていきます。 その変化する様を、うすらぼんやり感じている時の流れは、 須臾も留まらず。 そして、香木にも寿命にも限りがあるということでしょうねぇ〜
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by centeringkokyu
| 2022-09-08 23:30
| SKさん
2022年 09月 07日
明日、9月8日は、合気観照塾 吹田道場で特別講習があります。 ▼参加メンバーからのテーマ ・Oさん 息を吸ってから力を抜く時にいかに軸をキープしながら力を抜くか。です。 うまく力が抜けた時は、「吐く」の時も軸が伸びたまま吐けるのですが、背中に力が入ったりしてしまいます。 気づけていないことがたくさんあると思うので、それを発見したいです。 よろしくお願いします。 ・KMさん ももしり界の寄せと足首の寄り ・OAさん ブログに載せてくださった岡本先生の動画を観て、コンパクトな手の動きや意識の徹り方が印象に残りましました。 動画でも紹介されていましたが、短棒を持った相手への技や、当て身技を掛けて頂きたいです。 よろしくお願いします。 ・K元さん 脳の解放、イメージ、思い、意念と言う事をテーマにしようと思っていた所、アイボディの記事がアップされてテーマを出す前に特別講習が終わる事もあるのかと(笑) 岡本先生の動画久々に拝見すると、触れる前から始まるコンパクトな動きの中に上げ下げの落差で合気がかかる 意念の先まで弛みがとられる事で体内操作に余裕が生まれている様に感じました。 そのあたりをご指導頂けたら有難いです。 =============================== 頂いたテーマは以上です。 短棒技は、実際に動いて感じて頂くとしまして、基本的な稽古の仕方についてと、概ね関連する記事を参照にあげておきますので、ご一読ください。 ・何かを速くするとき、脳は以前に経験したことをくり返しているだけです。 ・速くするとき、人は、すでに知っていることしかできません。 ・「ゆっくり」は脳の注意をひきます。 ・「ゆっくり」は経験を増幅させます。 ・スローダウンすると、感じていることがより強く感じられ、自分の感覚や思考に気づきやすくなります。 ・ゆっくり触れると、相手の感覚が鋭くなります。 ・相手にゆっくりと触れ、すべての注意を向けるとき、自分の感触も感覚も鋭くなります。 ・私たちの脳は、ゆっくりマスターしてから速くするようにできています。 ・「急ぐこと」と「速いこと」を区別すること。「ゆっくり」の段階を飛ばして、すぐに速く行うのは急ぐことです。 ・変化技を試すとき、脳に新しい情報がどっと流れこみます。 ・合気を習得したいときや技にさらに磨きをかけたいときは、変化技を稽古することが上達の鍵になります。 ・変化技は「くり返し稽古とは反対の概念」になります。 ・「正しい技」を真似しようと反復するのではなく、変化技を工夫するとき、脳は選び、答えを見つけ、上達します。 ・変化技によって脳の神経細胞をつなぐシナプスが増えると、神経回路の数が増え、新しい技を学び、新たな状況に素早く対応する力が高まります。 ・変化技を稽古するということは魔法を使うようなもので、すぐに新しい可能性が開けてきます。 ・様々な変化技を工夫すると、バリエーションが増え、強さとしなやかさが育ちます。 ・変化技を稽古する時には、無意識には行われません。 【相手の動きや意識の変化に対応し(付け)続ける】 ・常に意識して変化技を取り入れる機会を求めなければ、慣れ親しんだ技だけをかけようとしてしまいます。 参照1:同じように投げられる? 参照3:意識を切らない 参照4:太極拳の要訣 参照5:意識と動作と静かな呼吸 今回の記事は、P93〜P128を参考に?させていただきました。 【動きが脳を変える】を観照塾と中心塾の教科書にしたいですネ! #楽隠居です 今日は、月に一度の聞香の日でした。Y川先生とN島さんと私の3人だけで、香木の香りや、身体への作用の仕方などを話しながら、ゆっくりと楽しませていただきました。 3人ともバラバラの内容で先生をしているので、参加者や場の雰囲気の話になりました。3人で、意見が一致したのは、メンバーや稽古の目的が微妙に異なると、やはり稽古しにくいし、方向性もずれてくる。ということでした。 3人とも共通して、多くの人を集めて盛大に会を発展させたいという気持ちがないので、自分が楽しく気持ちの良い稽古をしたいということでした。 私は、2020年ごろから順番に教室を閉じてきましたので、男性の健康年齢と言われている72〜3歳まで、続けられれば嬉しいなぁ〜という気持ちです。既に、フェードアウトの準備期間ということでしょうね!【今月下旬に、72歳になってしまいます】ですから、観照塾では指導員のレベルアップが出来ればいいなぁ〜というのが、私の最後の望みです。 今日は、ブログのベストテンに、突然「個人レッスンのご案内」が入ったので驚いたのですが、この記事を書いてから10月で、9年経過するのです。まぁ〜よく続けられたものだと、皆さんに心より感謝いたします。
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by centeringkokyu
| 2022-09-07 22:00
| 合気の要訣
2022年 09月 06日
妊婦さん(安定期) ☆仙腸関節痛 股関節の観察 前から後ろから 内から外から 上から下から 真ん中を出す 両股関節が寄り脊柱が浮かされる 右の多列筋に違和感 まだ、右太ももの外側を軸に使う癖が残る 長年の癖とのこと。 それを調整するとだいぶ力が抜ける サイドポジション(横臥位)で、足首、膝、股関節、仙腸関節のバランスをとり調整。 すると、上部腰椎から下部胸椎にかけて異様な捻れて固まった感じが浮き出てきたのでお伝えすると、昔にスノーボードで転倒した時、ぼろ雑巾のようになり、その部分を痛めたとのこと。 それを聴くと、転げ落ちたイメージと捻れて固まった所から色々な衝撃のベクトルが線香花火の様にパチパチと弾けるような感覚が有りました。 その弛みをとりバランスが整うと、 『あー。体になった~。』 と仰られました。 【続きはリンク先をお読みください】 参照1:妊娠中の赤ちゃんの姿勢 参照2:妊娠37週 参照4:足を治して骨盤を治す #
by centeringkokyu
| 2022-09-06 23:30
| リンク先記事
2022年 09月 05日
「観照」とは、一切の感情を殺して冷静に、人生や自然や美などの抽象的な物事について、それはどういうものかと根本的に思索すること。 「気づく」とは、そこにその物が有ることや、そのような状態・である(になった)ことを、何かのきっかけで改めて知ること。 〔新明解国語辞典〕 ==================================== ・歩法や体操をしながら、足の裏や息をする胸・鎖骨・うなじ筋などの感覚に注意を向ける。 ・注意を向けた動きが変化を引き起こす。 ・同じ動きを2~3回繰り返しながら、自分の注意を、骨盤から腰、お腹、胸、肩、肱、手首、そして指先へと順に向けていく。 ・身体のシリンダーが、息を吸うにつれて細くなると、ももしり界・臀筋間・ヴィーナスのえくぼも変化する。 ・頭部とうなじ筋が、背骨の間と腹直筋を引き伸ばして、肋骨まで締まり細くなる。 ・その場合には、練功法の目的に気づいたり、新しい身体の使い方に気づいたりするかもしれない。 ・動きの速さはどうか、快適かどうか、呼吸はどうか、光背部の意識までを含めて、身体がどう感じているかに注意を向ける。 ・自動モードではなく、意識を覚まし、五感と心で動きを感じ取る。 ・膝が弛み・腹直筋が伸び・合気のキテンが効き・首の力が抜ける。 ・視線と呼吸の関係を確かめる。 ・身体を動かすことに喜びを感じ、感性が目覚め、感情がいきいきし、新しい考えを受け入れられるようになる。 ・活力の低下にともなう痛みやコリ、無関心といった現象のほとんどは、脳の中で組み立てられる動きの乏しさが原因。 ・初心にかえるということは、知らないことを学ぶときや問題がこじれているときだけでなく、すでによく知っている分野でこそ必要。 ・好奇心、学ぶ意欲、リスクをとる勇気、完全に没頭する姿勢は、有機的な学びをする人の特徴。 ・入ってくる情報を使って何かしようとする意志も手放す。 ・何かをしているとき、そのことが自分の感情・身体・知性・精神にどのように影響を与えているか、注意を払ってみる。 ・「力をぬいてわずかな違いに気づく」と、日常の中で「いま、この瞬間」に存在し、活力を味わうことができる。 ・力を抜くと、自分の動きに敏感になり、繊細な違いに気づくようになる。 ・力を抜いて必要なだけ力を使うと、目の前のことにしっかり対応できるようになる。 【鎖骨まで吸って〜 首の後ろを伸ばしながら吸って〜 保留息で不必要な力を抜いて〜 軸だけ残して吐いて〜】 ・感覚が研ぎ澄まされ、タッチする指が敏感になる。 ・脳は、わずかな違いを感じ取ると、新しい情報を生み出す。 ・「直観力」は人の能力を超えた現象と捉えがちですが、自分がもっとも精通し、繊細さをもちあわせている分野で発揮されるようです。 ・広範な知識と可能性への扉を開けてくれるのは、「わずかな違いを知る」ということです。繊細な違いに気づき、識別するためには、力を抜くことが必要です。 【参照2を読めば、今回の記事は必要なかったみたいです。失礼しました。:楽隠居】 参照3:思考と呼吸 参照5:センタリング・メソッドの要点 ▼NMさんからのメール K野先生、今日もありがとうございました。 このところ胸や腕の不調と共に重かった目も全て楽になり いつも通り帰り道は明るい気持ちになりました。 お陰様で楽しくお茶会をして、これから何でも出来る! と思うくらい前向きに、帰宅しました。 (勿論、自重して、気を付けます。) 目の動きで首や頭の調子が関連して調整出来ると実感しました。 首時計や顔時計など様々試したいです。 沢山教えていただき、ありがとうございます。 日々それらを自ら用いて体調を整え 10月2日に伺うのが夢!です。 宜しくお願いします。 #
by centeringkokyu
| 2022-09-05 23:30
| 合気の要訣
2022年 09月 04日
出版社内容情報 ( 直観 x 統計学 )で、すばやくベストの選択を! ビジネス・投資から、恋愛・健康・買い物まで、 意思決定にはリスクがつきまとう。 本書は、リスクの正体をとらえることによって、 人生のあらゆるシーンで活かせる思考法を明かす。 ――これは<直観・経験則>と<統計学>を組み合わせた強力なツールだ。 ::著者:: ゲルト・ギーゲレンツァー マックス・プランク人間発達研究所所長。アメリカ科学振興協会の行動科学研究賞、ドイツ年間科学書賞をはじめ、数々の賞を受賞。既刊本は『リスク・リテラシーが身につく統計的思考法』(ハヤカワ文庫)、『なぜ直感のほうが上手くいくのか?』(インターシフト)。 :目次:: ●第1部:リスクの正体をとらえよ 第1章:人間はバカなのか 第2章:確実性は幻想にすぎない 第3章:なぜ守りの意思決定をしてしまうのか 第4章:恐れはどこからやってくる? ●第2部:賢く決める方法 第5章:投資に失敗しないシンプルな法則 第6章:リーダーは直観で決めている 第7章:ゲームから買い物まで 第8章:恋愛と結婚のリスク 第9章:医師の多くは検査結果をわかっていない 第10章:がんのリスクを知る 第11章:迫りくる危機への解決策 ●第3部:リスク教育 第12章:リスク・リテラシーを身につける学習 ::絶賛:: リスクを賢くとるということは、確率論や心理学を理解する以上のことなのだ。 ――『エコノミスト』 本書がもたらす発想の転換は、 本当のリスクと利益にフォーカスするのに役立つだろう。 ――『ガーディアン』 内容説明 本書は、リスクの正体を捉えることによって、人生のあらゆるシーンで活かせる思考法を明かす。これは“直観・経験則”と“統計学”を組み合わせた強力なツールだ。この1冊で、もうあれか、これかと迷わずに、すばやく賢く決められる! 感想・レビュー ▼Willie the Wildcat 数字の語る客観性と主観性。後者は前提と解釈。如何に既知のリスクを見出し、未知のリスクを減らすかがミソ。ビジネスのみならず、恋愛や結婚などの事例も検証。どれも身近でイメージしやすい。興味深いのが、健康とメディア関係。総じて、”不確実性”故に正解はなく、結果に対する納得感かもしれない。但し私の場合、結婚や恋愛リスクには少々違和感。判断基準はリスクじゃないだろう・・・と、つい反論。(笑)蛇足だが、リスク思考における”直感”をしばし熟考。相容れないものの境界線が興味深い。 2016/01/18 ▼ATS これは予想以上にすばらしい本だった。最近『帰ってきたヒトラー』という映画を観て、国民の知性向上が大切だなあと思っていたのでこの本はドンピシャ。確実性、リスク、不確実性をしっかり区別する必要がある。なぜなら対策をシンプルにするか複雑にするか変わってくるからだ。確率ではなく自然頻度で考える。小学校くらいからリスクリテラシーのカリキュラム(健康リテラシー・金融リテラシー・デジタルリスクへの対処能力)を導入する。これらをマスターするために統計的思考・経験則・リスクの心理学が必要。非常に良書である。 2018/04/13 ▼turtle いやはや、これは驚きの連続でした。 マンモグラフィや出生前検診のはずれっぷり、がん検診のリスクとリターンなど、知っておくべきことが満載です。 読み応えのある本でした。 2015/11/08 #楽隠居です なかなか面白い本でした。12章から読んでもいいかもしれません。 私が、なぜスマホを持たないかという理由を書いてくださっているような気がするからです? ついでに、少し抜粋しておきます。2015年6月15日 第1刷発行 P348 各国政府が製薬会社から薬を購入したときにも、その薬が効くというエビデンスはなかった。たとえばFDAは、豚インフルエンザの流行が始まる1年前に、タミフルで合併症や入院や死亡が防げるということは示されていないと明言していた。日本の規制当局も同じ判断だったにもかかわらず、世界全体で消費されたタミフルのうち4分の3は日本で使用されていた。同様に、イギリス政府も有効性を示すエビデンスが得られていないのに、タミフルなどの抗ウィルス薬に5億ポンドを無駄遣いした。(中略) なぜWHOは各国政府に抗ウィルス薬の備蓄を勧告したのか?『ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル』が1つの答えを暴露した。WHOの顧問を務める専門家のなかに、抗ウィルス薬を製造する製薬会社と金銭的なつながりをもつ者が多数いたのだ。この専門家たちのアドバイスに従って、各国政府は医療の別の部分で使われるべき数十億ドルを無駄に支出した。
P351 私はさらに、その年の春にWHOが「パンデミック」の定義を変更したという、あまり知られていない情報を明かした。この変更の結果、パンデミックは広範囲に蔓延して多数の人を死亡させる疾患ではなく、単に広範囲に蔓延した疾患全般を指すようになったのだ。 参照1:イベルメクチン削除の謎? 「新・医療ビジネスの闇」 “病気産生”による日本崩壊の実態 単行本 – 2013/5/21 には、次のドル箱は「ワクチン事業」だと書かれていました。 10年前から製薬業界の方針は決まっていたのでしょうね! 参照2:PCR検査の本当の意味とは!? #
by centeringkokyu
| 2022-09-04 23:30
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