2007年 07月 28日
頭で考えずに、腹で治療する |
N山さんからのメールをご紹介します。
最近、気づかせてもらい意識していることなのですが、
(1)細く呼吸する
これは、刀や木刀・鍼など持つものによって意識しやすくなりました。
もっと、自分を細くしようと色々考えています。(体重も)(汗)
(2)身体の緊張と弛緩
センタリング呼吸法や体操・刀の上げ下げなどの時に、身体をどのように細く均等に緊張させるか。(つなげるか)
また、呼気に合わせて鎖骨・横隔膜・腰腹・骨盤を如何に丁寧に弛めていくか観察しているつもりです。
特に、鎖骨を弛め横隔膜が浮いている状態のところが自分の中の流行で、これはかなり治療に反映し「頭で考えずに、腹で治療する」ための重要なポイントだと、今は考えています。
後は、緩め方・緩まり方・通り方を観察し、緩めていった時の薄筋と頚椎(軸がどうなっているか)というところも注目しています。
今、肘にも興味を抱いています。
土曜日は、この辺りを確認し、また何か気づきを得られる様に学びたいと思っています。宜しくお願いします。
#楽隠居です
ここまで本質を突いた表現をしていただくと、私の方は「そう。その通りです!」としか言いようがありませんね。N山さんが、治療をされる時に、日々工夫しておられる様子がよく分かります。そして、きっと治療効果も上がっているはずです。
このレベルまで気付かれていると、合気を治療に使えるところまできているのではないかと推察しています。今日の稽古で、いろいろと検証していただけるような組み立てを考えてみます。
まず、細く呼吸をするというのは、喉を絞めて呼吸するのではなく、提肛全身発功法を参考にしていただきたいと思います。
今日の稽古では、薄筋・会陰・横隔膜・頸椎・鎖骨・肩胛骨・肘などを意識しながら、基礎発功法から稽古してみようかと考えています。体操としては、「花と蕾」や「噴水」が分かりやすいかもしれません。出来れば剣を中段に構えて提肛全身発功法をするところまでやってみたいのですが・・・
このレベルにきて初めて「合気とは何か」ということを体感できるはずだと考えています。しかし、相手からの力や意識に臨機応変に対応するには、「考えている暇は無い?」わけで、それが「頭で考えずに、腹で治療する」ことになるのだと信じます。
最後に、M岡さんが紹介しておられる本、桜井章一著「運に選ばれる人 選ばれない人」から抜粋します。
『情報や知識に頼りすぎると判断が間違いを犯す確立は高くなるのです。考えれば考えるほど、的を射る勘は鈍くなります。』
『的を射る「感じる力」があれば、それはいついかなる種類の判断に際しても臨機応変に使えるのです。』
参照1:呼吸法いろいろ
参照2:外気発功法
参照3:気と練功そして意念について
話は変わって、選挙への参考資料としては安部政権の倒閣を企てた官僚たちの二重クーデターをご一読ください。7ページありますが、是非最後までお読みください。
最近、気づかせてもらい意識していることなのですが、
(1)細く呼吸する
これは、刀や木刀・鍼など持つものによって意識しやすくなりました。
もっと、自分を細くしようと色々考えています。(体重も)(汗)
(2)身体の緊張と弛緩
センタリング呼吸法や体操・刀の上げ下げなどの時に、身体をどのように細く均等に緊張させるか。(つなげるか)
また、呼気に合わせて鎖骨・横隔膜・腰腹・骨盤を如何に丁寧に弛めていくか観察しているつもりです。
特に、鎖骨を弛め横隔膜が浮いている状態のところが自分の中の流行で、これはかなり治療に反映し「頭で考えずに、腹で治療する」ための重要なポイントだと、今は考えています。
後は、緩め方・緩まり方・通り方を観察し、緩めていった時の薄筋と頚椎(軸がどうなっているか)というところも注目しています。
今、肘にも興味を抱いています。
土曜日は、この辺りを確認し、また何か気づきを得られる様に学びたいと思っています。宜しくお願いします。
#楽隠居です
ここまで本質を突いた表現をしていただくと、私の方は「そう。その通りです!」としか言いようがありませんね。N山さんが、治療をされる時に、日々工夫しておられる様子がよく分かります。そして、きっと治療効果も上がっているはずです。
このレベルまで気付かれていると、合気を治療に使えるところまできているのではないかと推察しています。今日の稽古で、いろいろと検証していただけるような組み立てを考えてみます。
まず、細く呼吸をするというのは、喉を絞めて呼吸するのではなく、提肛全身発功法を参考にしていただきたいと思います。
今日の稽古では、薄筋・会陰・横隔膜・頸椎・鎖骨・肩胛骨・肘などを意識しながら、基礎発功法から稽古してみようかと考えています。体操としては、「花と蕾」や「噴水」が分かりやすいかもしれません。出来れば剣を中段に構えて提肛全身発功法をするところまでやってみたいのですが・・・
このレベルにきて初めて「合気とは何か」ということを体感できるはずだと考えています。しかし、相手からの力や意識に臨機応変に対応するには、「考えている暇は無い?」わけで、それが「頭で考えずに、腹で治療する」ことになるのだと信じます。
最後に、M岡さんが紹介しておられる本、桜井章一著「運に選ばれる人 選ばれない人」から抜粋します。
『情報や知識に頼りすぎると判断が間違いを犯す確立は高くなるのです。考えれば考えるほど、的を射る勘は鈍くなります。』
『的を射る「感じる力」があれば、それはいついかなる種類の判断に際しても臨機応変に使えるのです。』
参照1:呼吸法いろいろ
参照2:外気発功法
参照3:気と練功そして意念について
話は変わって、選挙への参考資料としては安部政権の倒閣を企てた官僚たちの二重クーデターをご一読ください。7ページありますが、是非最後までお読みください。
by centeringkokyu
| 2007-07-28 00:06
| N山りゅう