2007年 07月 20日
段ボール入り肉まん やらせ? |
◆ニセ肉まん:段ボールを煮込んで詰め露店で違法販売 北京
11日までの中国中央テレビなどの報道によると、使用済み段ボール紙を煮込んで詰めた偽の肉まんが北京市で違法に販売されていたことが分かった。
報道によると、段ボール紙入りの肉まんを販売していたのは、同市朝陽区の複数の露店。段ボール紙を劇物のカセイソーダ(水酸化ナトリウム)の溶液に浸して黒っぽく変色させ、さらに煮込んで軟らかくしたうえで豚肉と混ぜ合わせ、肉まんの中身にしていた。市当局者が関係者を取り調べている。販売数、健康被害の有無は不明。
露店関係者は同テレビに「段ボール紙と豚肉の比率は約6対4。住民、出勤途中の勤め人らが買っていた」と説明した。
北京市内には多くの露店が建ち並び、肉まんやギョーザ、肉のくし焼きなどを販売。安価で、市民に親しまれている。(北京・共同)毎日新聞 2007年7月11日
◆<段ボール肉まん>中国のTV局が「やらせ報道」と謝罪 [ 07月19日 ]毎日新聞
【北京・大塚卓也】北京市内の露店で使用済み段ボール紙と豚肉を混ぜた具を包んだ肉まんが販売されていたとされる問題で、これを「スクープ報道」した北京テレビは18日夜のニュース番組の中で、「やらせ報道」だったことを認め、「悪質であり、社会的影響を与えた」として視聴者に謝罪した。
中国食品の安全性が世界的に問題視される中、「段ボール肉まん」が販売されていたとの報道は、日本のメディアや米CNNなどで大きく伝えられ、懸念をさらに高めた。だが、中国の首都のテレビ局によるねつ造と分かったことで、中国マスコミのモラルも問われることになりそうだ。
同夜のニュースによると、調査の結果、テレビ局のアルバイトがひき肉と小麦粉、段ボール紙を自ら持ち込んだうえ、出稼ぎ労働者4人に「段ボール肉まん」を作るよう指示。自らビデオカメラで様子を撮影していたことがわかった。
北京テレビの“特ダネ報道”では、露店主は段ボール紙を劇物のカセイソーダ(水酸化ナトリウム)の溶液に浸し、さらに煮込んで柔らかくした上で豚肉と混ぜ、段ボール紙6、豚肉4の比率で肉まんの中身にしていた——という。
警察当局やテレビ局が調査を進めた結果、「やらせ」が判明した。警察はこのアルバイトの身柄を拘束し、関係者を厳重に処分すると約束した。
#楽隠居です
中国ネタが続きますが、よろしければお付き合いください。ニュースのポイントは、
・段ボール紙入りの肉まんを販売していたのは、同市朝陽区の複数の露店。
・市当局者が関係者を取り調べている。販売数、健康被害の有無は不明。
・露店関係者は同テレビに「段ボール紙と豚肉の比率は約6対4。住民、出勤途中の勤め人らが買っていた」と説明した。
・これを「スクープ報道」した北京テレビは18日夜のニュース番組の中で、「やらせ報道」だったことを認めた。
・調査の結果、テレビ局のアルバイトがひき肉と小麦粉、段ボール紙を自ら持ち込んだうえ、出稼ぎ労働者4人に「段ボール肉まん」を作るよう指示。
最新の報道では、「段ボール入り肉まんは見つかっていない。」とのことです。
さて、段ボール入りの肉まんは売られていたのでしょうか?
最初から存在しなかったのでしょうか?
やらせの撮影をする時、そのレシピを思いついたのは誰でしょうか?
再現映像だとしたら・・・
「警察はこのアルバイトの身柄を拘束し、関係者を厳重に処分すると約束した。」ようですが、それを命じたテレビ局の人はどうなるの?
最近話題になったミートホープ社の社長が考案したレシピ集は凄いものでしたし、材料を混ぜる機械まで考案していたのですから、悪の努力賞というところかもしれません。
ハンバーグを作るときに、牛乳に浸したパン粉などを混ぜるのは、多分常識なのだと思います。パン粉と使用済み段ボール紙は・・ やっぱり似ていませんかねぇ〜
でも、中国製の段ボール紙は柔らかめで、煮込んで使うには最適かも・・
11日までの中国中央テレビなどの報道によると、使用済み段ボール紙を煮込んで詰めた偽の肉まんが北京市で違法に販売されていたことが分かった。
報道によると、段ボール紙入りの肉まんを販売していたのは、同市朝陽区の複数の露店。段ボール紙を劇物のカセイソーダ(水酸化ナトリウム)の溶液に浸して黒っぽく変色させ、さらに煮込んで軟らかくしたうえで豚肉と混ぜ合わせ、肉まんの中身にしていた。市当局者が関係者を取り調べている。販売数、健康被害の有無は不明。
露店関係者は同テレビに「段ボール紙と豚肉の比率は約6対4。住民、出勤途中の勤め人らが買っていた」と説明した。
北京市内には多くの露店が建ち並び、肉まんやギョーザ、肉のくし焼きなどを販売。安価で、市民に親しまれている。(北京・共同)毎日新聞 2007年7月11日
◆<段ボール肉まん>中国のTV局が「やらせ報道」と謝罪 [ 07月19日 ]毎日新聞
【北京・大塚卓也】北京市内の露店で使用済み段ボール紙と豚肉を混ぜた具を包んだ肉まんが販売されていたとされる問題で、これを「スクープ報道」した北京テレビは18日夜のニュース番組の中で、「やらせ報道」だったことを認め、「悪質であり、社会的影響を与えた」として視聴者に謝罪した。
中国食品の安全性が世界的に問題視される中、「段ボール肉まん」が販売されていたとの報道は、日本のメディアや米CNNなどで大きく伝えられ、懸念をさらに高めた。だが、中国の首都のテレビ局によるねつ造と分かったことで、中国マスコミのモラルも問われることになりそうだ。
同夜のニュースによると、調査の結果、テレビ局のアルバイトがひき肉と小麦粉、段ボール紙を自ら持ち込んだうえ、出稼ぎ労働者4人に「段ボール肉まん」を作るよう指示。自らビデオカメラで様子を撮影していたことがわかった。
北京テレビの“特ダネ報道”では、露店主は段ボール紙を劇物のカセイソーダ(水酸化ナトリウム)の溶液に浸し、さらに煮込んで柔らかくした上で豚肉と混ぜ、段ボール紙6、豚肉4の比率で肉まんの中身にしていた——という。
警察当局やテレビ局が調査を進めた結果、「やらせ」が判明した。警察はこのアルバイトの身柄を拘束し、関係者を厳重に処分すると約束した。
#楽隠居です
中国ネタが続きますが、よろしければお付き合いください。ニュースのポイントは、
・段ボール紙入りの肉まんを販売していたのは、同市朝陽区の複数の露店。
・市当局者が関係者を取り調べている。販売数、健康被害の有無は不明。
・露店関係者は同テレビに「段ボール紙と豚肉の比率は約6対4。住民、出勤途中の勤め人らが買っていた」と説明した。
・これを「スクープ報道」した北京テレビは18日夜のニュース番組の中で、「やらせ報道」だったことを認めた。
・調査の結果、テレビ局のアルバイトがひき肉と小麦粉、段ボール紙を自ら持ち込んだうえ、出稼ぎ労働者4人に「段ボール肉まん」を作るよう指示。
最新の報道では、「段ボール入り肉まんは見つかっていない。」とのことです。
さて、段ボール入りの肉まんは売られていたのでしょうか?
最初から存在しなかったのでしょうか?
やらせの撮影をする時、そのレシピを思いついたのは誰でしょうか?
再現映像だとしたら・・・
「警察はこのアルバイトの身柄を拘束し、関係者を厳重に処分すると約束した。」ようですが、それを命じたテレビ局の人はどうなるの?
最近話題になったミートホープ社の社長が考案したレシピ集は凄いものでしたし、材料を混ぜる機械まで考案していたのですから、悪の努力賞というところかもしれません。
ハンバーグを作るときに、牛乳に浸したパン粉などを混ぜるのは、多分常識なのだと思います。パン粉と使用済み段ボール紙は・・ やっぱり似ていませんかねぇ〜
でも、中国製の段ボール紙は柔らかめで、煮込んで使うには最適かも・・
by centeringkokyu
| 2007-07-20 00:45
| 社会