2007年 07月 13日
足の裏から頭部までの繋がりを感じる |
先日の中心塾難波教室は、参加者の到着がバラバラになりましたので、椅子に座った姿勢で足の裏の皮膚を前後に動かす動作だけを暫くの間していただくことになりました。
足の裏から、足首ー膝ー薄筋ー股関節ー仙骨ー腰椎と少しずつ繋がる様子を感じることから始めたわけです。次に、腕から手にかけての動きを変化させながら、呼吸に合わせて全体の繋がりを確認していただきました。
最初に下半身の動きをしっかり稽古したのに、手の動きをつけるとすっかり下半身を忘れてしまったり、左右の股関節のバランスが崩れてしまったり、皆さん悪戦苦闘をしておられました。
しかし、自分の事はさておいて、他人の欠点や繋がりの悪さはしっかりチェックされていますので、恐ろしい限りです。膝から太腿にかけてのバランスの悪さや、左右の肺の使い方が違うこと、腕の緊張が取れないというところまで、しっかりとチェックされていたのには、感心しました。
まず、他人の変化を認識できるということは素晴らしいことです。しかし、やはり自分の癖をどうすれば変化させることができるかという工夫をしておられる方と、ほとんどしておられない方の動きは如実に違ってきています。
座った姿勢だけではなく、仰臥姿勢や横臥姿勢をとるときなどにも、日常での癖がでますし、ポジションの取り方の甘さが出てしまうものなのです。
曲がった煙突から真っ直ぐに煙が立ち上ることはありませんので、煙突をしっかり立てておくための土台や煙突の基礎工事が大切です。
棒を掌に乗せて垂直に立てバランスをとるには、掌が微妙な動きをする必要があります。椅子に座った姿勢で、呼吸に合わせて上半身のバランスをとるためには、薄筋・股関節・座骨などがフレキシブルに動かなければならないはずです。
呼吸するために使われる全ての筋肉の動きや変化を感じ、腰椎から頸椎までを繋げて、頭部を支えるということを、足の裏の皮膚を動かすところから始めて、じっくり感じていただきたいと思います。ついでに、足の指に力を込めると、身体内部の繋がりがどうなるかも検証しておいてください。こんなつまらない動きが、まさか合気の身体と関係があるとも思えませんが・・・
参照1:合気の身体で日常生活
参照2:薄筋の発見
参照3:アウトライン
足の裏から、足首ー膝ー薄筋ー股関節ー仙骨ー腰椎と少しずつ繋がる様子を感じることから始めたわけです。次に、腕から手にかけての動きを変化させながら、呼吸に合わせて全体の繋がりを確認していただきました。
最初に下半身の動きをしっかり稽古したのに、手の動きをつけるとすっかり下半身を忘れてしまったり、左右の股関節のバランスが崩れてしまったり、皆さん悪戦苦闘をしておられました。
しかし、自分の事はさておいて、他人の欠点や繋がりの悪さはしっかりチェックされていますので、恐ろしい限りです。膝から太腿にかけてのバランスの悪さや、左右の肺の使い方が違うこと、腕の緊張が取れないというところまで、しっかりとチェックされていたのには、感心しました。
まず、他人の変化を認識できるということは素晴らしいことです。しかし、やはり自分の癖をどうすれば変化させることができるかという工夫をしておられる方と、ほとんどしておられない方の動きは如実に違ってきています。
座った姿勢だけではなく、仰臥姿勢や横臥姿勢をとるときなどにも、日常での癖がでますし、ポジションの取り方の甘さが出てしまうものなのです。
曲がった煙突から真っ直ぐに煙が立ち上ることはありませんので、煙突をしっかり立てておくための土台や煙突の基礎工事が大切です。
棒を掌に乗せて垂直に立てバランスをとるには、掌が微妙な動きをする必要があります。椅子に座った姿勢で、呼吸に合わせて上半身のバランスをとるためには、薄筋・股関節・座骨などがフレキシブルに動かなければならないはずです。
呼吸するために使われる全ての筋肉の動きや変化を感じ、腰椎から頸椎までを繋げて、頭部を支えるということを、足の裏の皮膚を動かすところから始めて、じっくり感じていただきたいと思います。ついでに、足の指に力を込めると、身体内部の繋がりがどうなるかも検証しておいてください。こんなつまらない動きが、まさか合気の身体と関係があるとも思えませんが・・・
参照1:合気の身体で日常生活
参照2:薄筋の発見
参照3:アウトライン
by centeringkokyu
| 2007-07-13 00:06
| 呼吸法中心塾