2007年 06月 11日
紙に字を書きたくなる |
「正しい漢字かきとりくん」
落語家・三遊亭白鳥 Sankei Web (2007/06/10 09:35)
ゲームといえばボタンを連打するイメージが多い方もいるでしょう。でも今はコントローラーを振ったり倒したり直感的な動きで楽しむことが出来る。その中で一番手軽なのはタッチペンを使った入力だ。最初は画面に触るくらいだけだったが今では直接字が書けるソフトが出た。小学館のニンテンドーDS向け学習ソフト「正しい漢字かきとりくん」は、まさしくゲームは好きだが書き取りは嫌いという子供にもってこいだ。
小学3年生の息子は、俺に似て字が下手で、かみさんにいつも怒鳴られている。そこで早速買ってやらせてみたら、いつも5分で机を離れる息子が1時間以上頑張っている。そんなに面白いのかと、俺も小学6年生にチャレンジしてみたらこれが難しい。漢字は合っているが、書き順が違うと×。ハネやハライなどその漢字の特徴やバランスをつかまないと正解にはならない。パソコンばかり使って文章を書いているから、これほど自分の漢字力が低下していたのかと愕然となった。だから小学1年生からやり直し。下書きからきちんと勉強すれば、思い出してスラスラ解ける。
この直接書くという作業は思ったよりも頭と体を使うものだ。短いタッチペンじゃ指が疲れると思っていたら、ちゃんとゴム製の鉛筆型ケースも売っていた。これにタッチペンを差し込めばより一層書き取り感が増す。不思議なことにこのゲームをするとちゃんとした紙に字を書きたくなる。テレビばかり見ていた息子もノートに何か書いている。
「お父さんは今日も酒池肉林で人事不省です。軽佻浮薄」。おいおい君はどこまで進んでるんだ。こんなことなら子供になんかやらせなければよかったよ。
#楽隠居です
この記事を読んでいて、ふと思ったのですが、センタリング呼吸法というのは、自分の名前を書く稽古に似ているのではないかと・・・
字の特徴やバランスを考えながら、読みやすく楷書で書類などに書く場合や結婚式で署名する場合などのように、微妙に書き方が変わることもあります。
私は、自分の名前を書くのがいつまで経っても好きになれませんし、いまだにどう書けばよいのか悩み続けています。何回書けば満足できる字になるのか、ボールペンを使ったり筆を使ったり、筆記具によっても感じが変わってしまいます。
自分の名前と同じで、自分の身体もいつも行動を共にしていますし、いつも工夫して使うようにしています。しかし、いまだに正解は見つかりません。
以前読んだ本には、あるアメリカの大統領のサインが年代毎に掲載されていました。大統領になって直ぐの署名は、自信に溢れたようなサインでしたが、失脚する前には、ミミズが這った後のようなサインになっていたのが印象的でした。
私は中学まで書道教室に通っていたのですが、学校でノートを提出すると「字が汚い」と先生に叱られていましたし、現在でも前日に書いた自分のメモが読めないので困ることが度々あります。(失意の日々?)
下の写真は、中学生の時にいただいた賞状です。なぜ「特選」をいただけたのか謎なのですが、自慢の賞状です。私は昭和25年生まれですから、そろそろ過去の栄光にしがみつくような年齢になったということなのかなぁ〜
落語家・三遊亭白鳥 Sankei Web (2007/06/10 09:35)
ゲームといえばボタンを連打するイメージが多い方もいるでしょう。でも今はコントローラーを振ったり倒したり直感的な動きで楽しむことが出来る。その中で一番手軽なのはタッチペンを使った入力だ。最初は画面に触るくらいだけだったが今では直接字が書けるソフトが出た。小学館のニンテンドーDS向け学習ソフト「正しい漢字かきとりくん」は、まさしくゲームは好きだが書き取りは嫌いという子供にもってこいだ。
小学3年生の息子は、俺に似て字が下手で、かみさんにいつも怒鳴られている。そこで早速買ってやらせてみたら、いつも5分で机を離れる息子が1時間以上頑張っている。そんなに面白いのかと、俺も小学6年生にチャレンジしてみたらこれが難しい。漢字は合っているが、書き順が違うと×。ハネやハライなどその漢字の特徴やバランスをつかまないと正解にはならない。パソコンばかり使って文章を書いているから、これほど自分の漢字力が低下していたのかと愕然となった。だから小学1年生からやり直し。下書きからきちんと勉強すれば、思い出してスラスラ解ける。
この直接書くという作業は思ったよりも頭と体を使うものだ。短いタッチペンじゃ指が疲れると思っていたら、ちゃんとゴム製の鉛筆型ケースも売っていた。これにタッチペンを差し込めばより一層書き取り感が増す。不思議なことにこのゲームをするとちゃんとした紙に字を書きたくなる。テレビばかり見ていた息子もノートに何か書いている。
「お父さんは今日も酒池肉林で人事不省です。軽佻浮薄」。おいおい君はどこまで進んでるんだ。こんなことなら子供になんかやらせなければよかったよ。
#楽隠居です
この記事を読んでいて、ふと思ったのですが、センタリング呼吸法というのは、自分の名前を書く稽古に似ているのではないかと・・・
字の特徴やバランスを考えながら、読みやすく楷書で書類などに書く場合や結婚式で署名する場合などのように、微妙に書き方が変わることもあります。
私は、自分の名前を書くのがいつまで経っても好きになれませんし、いまだにどう書けばよいのか悩み続けています。何回書けば満足できる字になるのか、ボールペンを使ったり筆を使ったり、筆記具によっても感じが変わってしまいます。
自分の名前と同じで、自分の身体もいつも行動を共にしていますし、いつも工夫して使うようにしています。しかし、いまだに正解は見つかりません。
以前読んだ本には、あるアメリカの大統領のサインが年代毎に掲載されていました。大統領になって直ぐの署名は、自信に溢れたようなサインでしたが、失脚する前には、ミミズが這った後のようなサインになっていたのが印象的でした。
私は中学まで書道教室に通っていたのですが、学校でノートを提出すると「字が汚い」と先生に叱られていましたし、現在でも前日に書いた自分のメモが読めないので困ることが度々あります。(失意の日々?)
下の写真は、中学生の時にいただいた賞状です。なぜ「特選」をいただけたのか謎なのですが、自慢の賞状です。私は昭和25年生まれですから、そろそろ過去の栄光にしがみつくような年齢になったということなのかなぁ〜
by centeringkokyu
| 2007-06-11 00:00
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