2007年 05月 07日
農園(2) |
Uさんからの投稿をご紹介します。
GWの後半は1日おきの農園仕事になりました。3日はいいお天気 それでも吹く風はどこかまだひんやりしてさわやか 緑の中風に吹かれていたい感じです。
前に作った畝の間を少し広げて通りやすくして この幅がなければせっかくの体の使い方にもかかわってくるので 鍬で畝の斜面の土を畝の上のあげる 畝上げをして いよいよ苗を植えることに。なすび ししとう とまと きゅうり いんげん おくら 鍬で掘っては水を入れ 肥料を入れ 土をのせて 苗を植える。
にんじんは種まきなので せっかくの畝を平らに広げてパラパラパラ。足元を確保しておいたので 腰を落としての作業もずいぶんと楽。最後にひしゃくで丁寧に苗のまわりに水をやって作業終了。苗のまわりに藁を置いとくと良いと言うことだけど もう藁もなくなってたので 仕方ないね と思ってあきらめていたら いろいろ指導していただいた先生が 家から持ってきて下さり大助かりです。きれいに7〜8cmに切りそろえてあってそれもびっくりしました。この先生のところのお米を農園で買ったんだけど これがまたおいしくて ちゃんと干したのだから もう毎日ご飯がおいしい。
前の畝つくりの時の格好を見ていた人が なかなか堂に入った動きをしていたと 皆で話してたと言うのを聞いて 内心「やったね!!」 ほんとに初めてなのに身のこなしがいいというのは やっぱり違ってきたかな?? たまたま見た時がそうだったという事だろうけど それでも なんとなくうれしいものです。
5日は雨の予報だったけど 水遣りと 支えを立てに出かけてきました。さすがに藁の威力はすごい。藁の下の土はまだ水気をふくんだ黒味を帯びた色。他はすっかり乾燥してかさかさ。わざわざ持ってきてくださるだけのことはあるんだなぁって感心しました。支柱の竹をたてるのも まっすぐ竹の先まで意識を伸ばしてっと。そう力も必要とせずしっかりと入って上出来。
今日はキャベツを植えて ちょうちょ避けのネットをかけて 皆にお水をやってお仕事終了。さて1週間 間に雨の日もあって もってくださいな ってところです。
週1しか行けないから出来るかなって心配していたけど ここの農園を借りてる人は ほとんどが皆 土日組み。トイレはもちろん お台所もあってお湯も沸かせるし 道具も貸してくれるし ほんとに自分の服装の準備さえしていけばいいのも 随分と気楽に楽しめる。土日はお弁当まで売ってるので これから暑い季節 お弁当をもっていくこともないので体一つでいいという便利さです。センタリングをいかして ちょっと楽しんでみます。
#楽隠居です
団塊の世代が退職し、農業も後継者が少なくなってきて、大阪府も休耕地を纏めて借り上げ、貸し農園にしようということを考えているようです。私の知人も、退職したら家庭菜園をするつもりで、楽しみにしています。
でも、実際にやってみると、虫食いの野菜を自家消費して、少しましな野菜を知り合いに配給することになったり、害虫や烏などとも知恵比べと、なかなか大変なようです。
Uさんのように身体の使い方を意識しているといいのですが、デスクワークを数十年やってきた人には、筋肉痛や暑さ寒さも大敵になるかもしれません。
私は、毎年この時期にはたった一本の松の木に登って剪定をやります。今年は初めて、鋏を使わないで、松の絡まった小枝を手でほぐし、「ミドリ摘み」と「もみあげ」をやりました。お陰で指の腹は、赤くなって少し膨れてしまいました。脚立に登って作業をしていると、結構全身を使ってバランスをとっていることに気付きます。ちょっとお尻を突き出して、太ももの筋肉を意識しながら、指先を使うというのは結構良い稽古になります。
ちょうど4年前に某会派を退会しようと決めたのは、この松の木の上でだったのですが、その時に聴いていたCDが、ロストロポーヴィチのチェロでした。チェロのロストロポービチ氏が死去のニュースを読んだ時には、たいへん驚きました。
数年前のテレビ番組で、小澤征爾さんと一緒に全国ツアーをしているロストロポーヴィチさんが、若い演奏者との稽古中におっしゃった「森で小鳥がさえずるその前の静寂が大切なんだ!」という言葉を思い出しました・・・
参照1:農園初日
参照2:武蔵の畑仕事の意味
参照3:武蔵
参照4:宮本武蔵と明石
写真は「いんげん」です。
GWの後半は1日おきの農園仕事になりました。3日はいいお天気 それでも吹く風はどこかまだひんやりしてさわやか 緑の中風に吹かれていたい感じです。
前に作った畝の間を少し広げて通りやすくして この幅がなければせっかくの体の使い方にもかかわってくるので 鍬で畝の斜面の土を畝の上のあげる 畝上げをして いよいよ苗を植えることに。なすび ししとう とまと きゅうり いんげん おくら 鍬で掘っては水を入れ 肥料を入れ 土をのせて 苗を植える。
にんじんは種まきなので せっかくの畝を平らに広げてパラパラパラ。足元を確保しておいたので 腰を落としての作業もずいぶんと楽。最後にひしゃくで丁寧に苗のまわりに水をやって作業終了。苗のまわりに藁を置いとくと良いと言うことだけど もう藁もなくなってたので 仕方ないね と思ってあきらめていたら いろいろ指導していただいた先生が 家から持ってきて下さり大助かりです。きれいに7〜8cmに切りそろえてあってそれもびっくりしました。この先生のところのお米を農園で買ったんだけど これがまたおいしくて ちゃんと干したのだから もう毎日ご飯がおいしい。
前の畝つくりの時の格好を見ていた人が なかなか堂に入った動きをしていたと 皆で話してたと言うのを聞いて 内心「やったね!!」 ほんとに初めてなのに身のこなしがいいというのは やっぱり違ってきたかな?? たまたま見た時がそうだったという事だろうけど それでも なんとなくうれしいものです。
5日は雨の予報だったけど 水遣りと 支えを立てに出かけてきました。さすがに藁の威力はすごい。藁の下の土はまだ水気をふくんだ黒味を帯びた色。他はすっかり乾燥してかさかさ。わざわざ持ってきてくださるだけのことはあるんだなぁって感心しました。支柱の竹をたてるのも まっすぐ竹の先まで意識を伸ばしてっと。そう力も必要とせずしっかりと入って上出来。
今日はキャベツを植えて ちょうちょ避けのネットをかけて 皆にお水をやってお仕事終了。さて1週間 間に雨の日もあって もってくださいな ってところです。
週1しか行けないから出来るかなって心配していたけど ここの農園を借りてる人は ほとんどが皆 土日組み。トイレはもちろん お台所もあってお湯も沸かせるし 道具も貸してくれるし ほんとに自分の服装の準備さえしていけばいいのも 随分と気楽に楽しめる。土日はお弁当まで売ってるので これから暑い季節 お弁当をもっていくこともないので体一つでいいという便利さです。センタリングをいかして ちょっと楽しんでみます。
#楽隠居です
団塊の世代が退職し、農業も後継者が少なくなってきて、大阪府も休耕地を纏めて借り上げ、貸し農園にしようということを考えているようです。私の知人も、退職したら家庭菜園をするつもりで、楽しみにしています。
でも、実際にやってみると、虫食いの野菜を自家消費して、少しましな野菜を知り合いに配給することになったり、害虫や烏などとも知恵比べと、なかなか大変なようです。
Uさんのように身体の使い方を意識しているといいのですが、デスクワークを数十年やってきた人には、筋肉痛や暑さ寒さも大敵になるかもしれません。
私は、毎年この時期にはたった一本の松の木に登って剪定をやります。今年は初めて、鋏を使わないで、松の絡まった小枝を手でほぐし、「ミドリ摘み」と「もみあげ」をやりました。お陰で指の腹は、赤くなって少し膨れてしまいました。脚立に登って作業をしていると、結構全身を使ってバランスをとっていることに気付きます。ちょっとお尻を突き出して、太ももの筋肉を意識しながら、指先を使うというのは結構良い稽古になります。
ちょうど4年前に某会派を退会しようと決めたのは、この松の木の上でだったのですが、その時に聴いていたCDが、ロストロポーヴィチのチェロでした。チェロのロストロポービチ氏が死去のニュースを読んだ時には、たいへん驚きました。
数年前のテレビ番組で、小澤征爾さんと一緒に全国ツアーをしているロストロポーヴィチさんが、若い演奏者との稽古中におっしゃった「森で小鳥がさえずるその前の静寂が大切なんだ!」という言葉を思い出しました・・・
参照1:農園初日
参照2:武蔵の畑仕事の意味
参照3:武蔵
参照4:宮本武蔵と明石
写真は「いんげん」です。
by centeringkokyu
| 2007-05-07 00:00
| 日常