2006年 04月 15日
ネコのひとりあそび 060/04/14 |
M岡さんからの投稿をご紹介します。
ILS
先日、K野さんがOS先生の「股関節」の事を述べられておられましたが、「今にして思えば」成る程なと思いました。
また、それを参考とされたK野さんの股関節も、その個性や表現は違うまでも、その「基本原理」同じで、これもまた納得行きました。
さて、唐突ですが・・・皆さんには「ILS」をご存知でしょうか?
ILS(Instrumental landing System)とは「計器着陸装置」の略称で、電波を用い、飛行機の着陸を誘導するシステムの事を言うのですが、私としては、OS先生やK野さんの「股関節」を観る時、あれを彷彿と致します。
とにかく、こちらがK野さんに向かった瞬間、「ピッ」と股関節を操作し、空間を通してこちらに「誘導電波」(笑:多分、意識)を照射されるので、こちらがその原理に気が付いていても「反射的に誘導され」、自分が「吸い込まれ、堕ちて行く場所」まで明白に分かるのです。
そりゃ嫌な感じで・・・「分かっていて避けられない」のですから(笑)。
空間感覚
そう言った「誘導」を行う為には、自分自身と周囲の「空間構成」と「空間把握」が重要となるのですが、その為にも「股関節」の作りが大切で、その観点から「剣術」が有効である様に思われます。
短絡的には、「剣」を持つ事で「厳密な動きを習得する」と言う風に言えますが、私としては、「自分の体を1つの空間として纏め、動かす=空間構成(身勢の確立)」と「空間取り合いを模索する事で空間把握と空間意識を学ぶ」所に基本的な要点がある様に感じています。
さて、その辺を意識出来て来た時、実際、どんなに頑丈そうに見えてもその方の場が「一次元や二次元」なら「スキ」や「虚」となって見えるのです(燕飛の打太刀をやれば良く分かります)。
従って、「武道」と言う、ある意味で空間概念のある同士の陣取りゲームは「意識と身体の精度や処理能力」の戦いと言えましょう。
コミュニケーション能力
その事をもう少し簡単に表現しますとノンハーバルを主とした「コミュニケーション能力」と言えるかもしれません。
具体的に言いますと、私と言う「有機的な空間」が互いに関わりあい、バランスする為の能力と言う感じでしょうか?
そう言った意味で「ベクトル」の感覚が出て来ます。
従いまして、説明では幾何学的な「ベクトル論」を引き合いに出しますが、立体としてみた場合の補助線やバランスの仕方は「空間感覚」がないと感じられません(何せ「突拍子もない」所から力を出したり、補助線を引いたりする「発想」が出て来ます)。
また、そこに「意識のベクトル」が加わるので、発想を柔らかく、感じた事に「感応する」感覚が必要です。
意識のベクトル
これについては説明が難しいのですが、例えば、言葉で誰かを説得する時、その人それぞれに併せた「説得の仕方」が必要で、その事と同様、相手の意識や表現のベクトルを感じる力がないと「コミュニケーション」が取れず「バランス」も取り様がない訳です。
特に、空間感覚が身に付いてきますと、その方がどうして「そう動くのか?表現するのか?」が何となく感じられる様になり、そこを「誘導する」のです。
ちなみに、その辺が野口整体で言う「体癖」や「潜在意識教育」だと思っています。
従って、これは理解するものと言うより「感じて行くもの」と言えます。
姿勢・・・心が体を動かす
そう言った意味で「姿勢」を感じる時、自分の考え方や生き方そのものだと気づきます。
例えば、私はかなり長時間パソコンの前に座っているのですが、それだけで体が「歪む」のです。
確かに、疲れもあるのですが、卑しくも、「センタリング呼吸法」をやっている訳ですので自分の作業環境や姿勢は整えているつもりでした。
しかし、それでも「歪む」・・・私の姿勢を見た時、「あ、これは生きる姿勢だ」と素直に感じました(笑)。
そして、周囲の方々を観察し、その事に確信を得、野口先生の仰る事もまた少し理解出来て来ました。
以降、ふと感じる所があり「バランスチェア」と言うものを購入してお仕事や生活をしているのですが、同時に「心の姿勢も正す」事に気を付けています。
(追伸)
バランスチェア
ノルウェーのストッケ社のものがオリジナルで、他2社程の製品が正規品として日本にも輸入されています。
用途は、「姿勢維持矯正椅子」とも言えるもので「正座」感覚の椅子で、仙骨や脊柱が自然と立ち、見た目よりも座り心地は良いです(私は)。
ちなみに、私はこれで「正座」とか「居合い腰」の感覚を遊んでいます。
輸入当初は価格が高い事が難点でしたが、最近ではアジア製のレプリカですがアマゾンのキッチンエリア等で千円台で買えます(勿論、違いはあります)。
肋間膜
姿勢が悪くて鳩尾が潰れていると、横隔膜の動きも悪くなり、脊柱も曲がる事に加え、「肋間膜」が萎縮して癒着します。
「肋間膜」とは肋骨の間に筋膜で、提灯で言えば胴の「紙」の部分で、これが萎縮したり癒着すると肋骨の動きに支障が出て、上半身の機能が著しく低下します。
従いまして、肋骨を「提灯」と意識し、横隔膜に併せて「肋間膜」を大きく膨らませましょう。代謝が良くなり、癒着も自身でピリピリと剥がせます。
ILS
先日、K野さんがOS先生の「股関節」の事を述べられておられましたが、「今にして思えば」成る程なと思いました。
また、それを参考とされたK野さんの股関節も、その個性や表現は違うまでも、その「基本原理」同じで、これもまた納得行きました。
さて、唐突ですが・・・皆さんには「ILS」をご存知でしょうか?
ILS(Instrumental landing System)とは「計器着陸装置」の略称で、電波を用い、飛行機の着陸を誘導するシステムの事を言うのですが、私としては、OS先生やK野さんの「股関節」を観る時、あれを彷彿と致します。
とにかく、こちらがK野さんに向かった瞬間、「ピッ」と股関節を操作し、空間を通してこちらに「誘導電波」(笑:多分、意識)を照射されるので、こちらがその原理に気が付いていても「反射的に誘導され」、自分が「吸い込まれ、堕ちて行く場所」まで明白に分かるのです。
そりゃ嫌な感じで・・・「分かっていて避けられない」のですから(笑)。
空間感覚
そう言った「誘導」を行う為には、自分自身と周囲の「空間構成」と「空間把握」が重要となるのですが、その為にも「股関節」の作りが大切で、その観点から「剣術」が有効である様に思われます。
短絡的には、「剣」を持つ事で「厳密な動きを習得する」と言う風に言えますが、私としては、「自分の体を1つの空間として纏め、動かす=空間構成(身勢の確立)」と「空間取り合いを模索する事で空間把握と空間意識を学ぶ」所に基本的な要点がある様に感じています。
さて、その辺を意識出来て来た時、実際、どんなに頑丈そうに見えてもその方の場が「一次元や二次元」なら「スキ」や「虚」となって見えるのです(燕飛の打太刀をやれば良く分かります)。
従って、「武道」と言う、ある意味で空間概念のある同士の陣取りゲームは「意識と身体の精度や処理能力」の戦いと言えましょう。
コミュニケーション能力
その事をもう少し簡単に表現しますとノンハーバルを主とした「コミュニケーション能力」と言えるかもしれません。
具体的に言いますと、私と言う「有機的な空間」が互いに関わりあい、バランスする為の能力と言う感じでしょうか?
そう言った意味で「ベクトル」の感覚が出て来ます。
従いまして、説明では幾何学的な「ベクトル論」を引き合いに出しますが、立体としてみた場合の補助線やバランスの仕方は「空間感覚」がないと感じられません(何せ「突拍子もない」所から力を出したり、補助線を引いたりする「発想」が出て来ます)。
また、そこに「意識のベクトル」が加わるので、発想を柔らかく、感じた事に「感応する」感覚が必要です。
意識のベクトル
これについては説明が難しいのですが、例えば、言葉で誰かを説得する時、その人それぞれに併せた「説得の仕方」が必要で、その事と同様、相手の意識や表現のベクトルを感じる力がないと「コミュニケーション」が取れず「バランス」も取り様がない訳です。
特に、空間感覚が身に付いてきますと、その方がどうして「そう動くのか?表現するのか?」が何となく感じられる様になり、そこを「誘導する」のです。
ちなみに、その辺が野口整体で言う「体癖」や「潜在意識教育」だと思っています。
従って、これは理解するものと言うより「感じて行くもの」と言えます。
姿勢・・・心が体を動かす
そう言った意味で「姿勢」を感じる時、自分の考え方や生き方そのものだと気づきます。
例えば、私はかなり長時間パソコンの前に座っているのですが、それだけで体が「歪む」のです。
確かに、疲れもあるのですが、卑しくも、「センタリング呼吸法」をやっている訳ですので自分の作業環境や姿勢は整えているつもりでした。
しかし、それでも「歪む」・・・私の姿勢を見た時、「あ、これは生きる姿勢だ」と素直に感じました(笑)。
そして、周囲の方々を観察し、その事に確信を得、野口先生の仰る事もまた少し理解出来て来ました。
以降、ふと感じる所があり「バランスチェア」と言うものを購入してお仕事や生活をしているのですが、同時に「心の姿勢も正す」事に気を付けています。
(追伸)
バランスチェア
ノルウェーのストッケ社のものがオリジナルで、他2社程の製品が正規品として日本にも輸入されています。
用途は、「姿勢維持矯正椅子」とも言えるもので「正座」感覚の椅子で、仙骨や脊柱が自然と立ち、見た目よりも座り心地は良いです(私は)。
ちなみに、私はこれで「正座」とか「居合い腰」の感覚を遊んでいます。
輸入当初は価格が高い事が難点でしたが、最近ではアジア製のレプリカですがアマゾンのキッチンエリア等で千円台で買えます(勿論、違いはあります)。
肋間膜
姿勢が悪くて鳩尾が潰れていると、横隔膜の動きも悪くなり、脊柱も曲がる事に加え、「肋間膜」が萎縮して癒着します。
「肋間膜」とは肋骨の間に筋膜で、提灯で言えば胴の「紙」の部分で、これが萎縮したり癒着すると肋骨の動きに支障が出て、上半身の機能が著しく低下します。
従いまして、肋骨を「提灯」と意識し、横隔膜に併せて「肋間膜」を大きく膨らませましょう。代謝が良くなり、癒着も自身でピリピリと剥がせます。
by centeringkokyu
| 2006-04-15 00:01
| ネコ殿