2019年 10月 16日
副交感神経優位で剣を上げ下げ(合気剣) |
☆リンク先で更新された記事
▼「秋の仁和寺」
▼「一足一観 」
今にして思えば、「手に匹敵するほど、足裏の感覚は重要」で、
( 保育園や幼稚園でも「裸足教育」ってありますね!)
実際、緊張して足の裏や膝が硬くなったり、捻挫や骨折までして得た貴重な経験です。
( 足首骨折のまま、富士山登拝に行きました。「行」・「自己責任」ですから )
ちょうど、この公園は広く、よく整備された砂地で、緩やかな上下坂があります。
バッチリです。
いろいろ、即興でやりましたが、
要は、この方の身体に「感覚器の機能を取り戻し」、
そこから得られる情報を「可能な限りスムーズに脳へと導くこと」がすべての主眼です。
私の仕事や生活、日常にこの方向性や感覚を得たことは非常に大きいことでした。
実は「合気心影流」の 大事な要素・基礎のひとつとしている事です。
たった一回、一度の経験で何方にでも劇的な変化は期待できませんが、
それでも「靴を履いても地面を感じる」、「柔らかく歩ける」と仰いました。
実に、小さいことなのですが、この一歩が大切だと感じています。
すると、治療も回復も不思議と進んで行くのです。
「自分を取り戻される」のですから、当たり前と言えば当たり前 … 。
でも、感動的です!
▼「合気心影流 道眼」
▼よぎりよ今夜もありがとう
▼共通原理 と 感応道交
▼自主稽古 19/10/08 感覚が開く時 ~ 副題 息と間を思え ~
考えるんじゃなくて
素直に受け取った感覚を相手に伝えていく稽古は、
自分で勝手に作ったものではなく、
その場や、その人を通して技が変わり繋がりが変わるので
ある意味本当の、臨機応変というか、気づきや新しい発想があり面白いです!
もう、言葉にできません!!
感覚があるうちに、早めにメールしてしまいました。
▼剣術について ~ I さん からのメールより ~
で、剣を持っても振っても副交感神経優位の状態でいればいいわけですが、
これが意外と難しい。
剣を握った途端にどこからともなくやる気が湧いて出てくるし、
振ったり斬ったりしたら余計にダメ。
そもそも合し打ちの基本は、相手にやる気を見せることだったような気もします。
疾雷刀なんかも、いかにもやる気が出そうな感じです。
それでも、剣を副交感神経優位だと思うと、
ずっと上げ下げしてたとか 燕飛が大事なこと、
あと、はいご苦労さんだとかのK野さんが今まで言われていたいろいろなことが、
そのまま納得できるように思います。
▼天然はそのままに …
ホント、余りにも様々なものの焦点が合わなく、
取り巻く、水墨画の様な風景は、慣れてしまうと、とろ~~~んとして丁度いいんです。
「副交感神経優位」になるんで。
実に、ぽけ~~~っと天然 でいられます。
( 秋なんか最高です‼ )
そう言えば、元々、近眼なので、かつては「見よう!見よう!」とする気持ちが無意識に逸り、
それが「やろう!やろう!」(交感神経優位)に繋がって結構大変でした。
なので、先生から一時期「眼鏡を外して暮らせ~~~」と言われましたっけ (笑)。
( まじで、やってました)
それがね … 自然にそうなってしまった。
中年以降、合気が身近になるってホントでしたね ~~~ 。
▼形なきものを学ぶこと
ある日の想い出話です … 。
観照塾の帰り、先生に「どんな風に手を柔らかくして行ったのですか?」とご質問しました。
今考えても「愚問」ですが (笑) 当時は必死で、
様々な「叩き台」や「稽古法」を編み出して来た先生なら「これこれはどう!」
なんて仰って頂けるかな?と淡い期待をしたのでした。
すると「いろいろやったから分からない」とのこと。
自分の発した愚問にハッとし、とても印象に残った想い出でした。
その後 … 自分の中で何かが変わり、
▼誰や❗マイナスイメージにしたの⁉️
10月5日ショートですが、マインドフルネス瞑想開催しました。
ショートでしたが、気持ち良い時間でした。
ありがとうございました。
お稽古の休憩時間に、「自己満足」と「むなしい」にマイナスイメージを与えたのは、誰や❗
の話になりました。
詳しい内容は、東雲道場のブログ見てくださいね。
話聞いてて、ほんまや❗と思ったのが「自己満足」は自分の事しか考えて無いから駄目❗
のイメージですが、そうじゃ無いんだ❗
▼身体の内と外 その2
深部の動きは、とても控え目で繊細です。
余計な力や意図が働いた途端に、関係性が途切れて、姿が見えなくなります。
合気の鍛錬は、身体に自然に備わった動きを自在にコントロール出来るようにするところにあるのだと考えます。
表層の動きで対抗し合うと単なる力比べになりますが、自分の深部の動きに沿うことで、相手を内側から動かしてバランスを崩します。
相手の掴み手に合わせて力を抜いていく過程を、深部の動きと一致させます。
その際、相手との間の遊びを無くして、一体としておく必要があります。
呼吸で身体を前後左右に広げ、右回り左回りの伝わりを確認します。
平面的な空間に螺旋が加わることで、立体になります。
動きの方向や速度は、丹田によって調節します。
押すばかり、引くばかりの一方通行では、動きが止まって固まります。
深部の動きが妨げられることなく伝わり、全身の中で押す動きと引く動きが並行して行われることで、バランスを変え続けることが出来ます。
▼【左肩から腕、脇がだるい】
初診時の症状
1週間前から、左側の肩から腕、脇にダルさを感じ始めた。仕事でパソコンの前に座っていると、余計にだるさがきつくなってくる。特に原因は思い当たらない。
その他、目の疲れ、下痢をしやすい、高血圧、高脂血症もあるということです。
当院を来院までに
整形外科を受診され、レントゲン検査をしてもらい骨に異常は無いと診断され、電気治療ののち、様子を見ましょうと痛み止めとシップを処方されました。
これでは、治りが悪いかなと感じられて当院に来院。
院長からのコメント
「やっぱり先生に診てもらいたくて」と2年ぶりに連絡を頂きました。そのように言っていただくと本当に嬉しく励みになります、有難うございます。
特に原因が思いつかないということで、このダルさがずっと続くのではないかと不安に思われていることが良く伝わってきました。
お身体をチェックさせていただくと
▼もっと歩きたい、この姿勢でいたい(ぎっくり腰)
膝関節の場所を感じながら恥骨と尾骨のバランスをとる
専らこれをやっています。歩いているときにすると本当に顕著に違いを感じることができます。何も感じずに歩くと、脚は前に蹴り出す動きになっているように感じます。膝、骨盤を感じながら歩くとその反対に足は後ろに蹴り出すような動きになるように感じます。また、みぞおちがまえに出てくるのと同時に腰辺りの背骨が前に出てくるのもはっきりと感じることができます。その一番最初の動きにはやはり「恥骨」をさげることにあります。しかし、前回の治療の時に「膝」と「骨盤」を繋げてというお話をしていただいてからは、恥骨が下がるというよりは骨盤の奥行きが深くなるのを強く感じます。8月に治療に伺った時とは全くもって異なる感じ方になっており、そしてその感覚を自分で「今の感じ方の方が断然いい」となぜか思えています。不思議ですね。
呼吸するときのみ「膝」を意識しないときの方が多くの場所が動くように感じています。自分では少し判断しかねる部分があります。
ただ、息子の運動会の参観や仕事、そして休みの日のお出かけなど「膝」「骨盤」のつながりを意識して生活していると、以前はずっと立ったり歩いたりしているとすぐに疲れたりどこかしらに痛みが出てきたのですが、今はそれが全然なく、もっと歩きたい、この姿勢でいたいという気持ちになれて時間が経過するのがなんだか楽しくなっています。
▼緊張と弛緩(くそ握り)
長年、気になっていた『くそ握り』。
肚からくそ握りをすると、身体が伸びる。
握ると縮むとばっかり決めつけていた。
肚以外の力を抜くときれいに力が抜ける。
『緊張と弛緩』
シンプルに観察して行こう。
#管理人です。
私は、師匠がロックンローラーと戯れる様な神経訓練を観ていて、
「こんな風に剣を上げ下げしないといけない」と感じていたので、
I川さんの感想を読んで、とても共感していました。
ひびきの観照塾が終わっても、ブログを通して観照し合える事が、
参照1 力を抜くことの意味
・ロックンローラーを使ってセルフの調整を見せて頂く。
→全て丹田から動いて神経訓練になっている。
初動負荷理論の動きのように見えた。
参照2 師匠の普通から学べた最終回
私が、一番感動したのが、
師匠がロックンローラーと戯れる様に
神経訓練されている様子でした。
決まった形は無く、その時に当てたい所で当てて、
骨盤時計を自由自在にしていく様子は、
少林寺拳法開祖の宗 道臣の動きを観ている様で、
自作自演の固定概念から解放された感じがしました。
参照3 意識のベクトルと合気二刀剣
【楽隠居】一呼吸で真っ直ぐ斬り降ろす為の稽古が、合し打ちだと思います。肚と腰。息を吸いながら剣を振り上げ、呼吸の隙間で鎖骨を弛め、横隔膜を弛めながら息を吐いていくと、剣が自然に落ちてくる。丹田と寸田。手の内ともの打ち。などのつながりを感じる必要があります。
外側の筋肉を使って動くのではなく、呼吸をするために必要な身体内奥の筋肉を使い、体軸をぶらさないで剣の上げ下げが出来なければならないのです。ゆっくり丁寧に、うすらぼんやりと身体全体を感じながら動けるようになると、自然に呼吸と動作が一致するようになります。そうなれば、実際に呼吸をしなくても呼吸をした時と同じように筋肉が動き、意識と動作が一致した瞬間の動きになるかもしれません。その為のレッスンがセンタリング呼吸法であり、その結果が神力徹眼心になるかもしれないと考えて稽古しているのですが・・・
◆KMさんからのメール
剣はすごく面白いです。体術ほど誤魔化しがきかず、基礎の重要性を改めて認識しました。身体作りから始めます。またセンタリング呼吸法も教えて下さい。
毎回、多くのことをM岡さんが教えて下さるのでついていくのがやっとの状態ですが、一つずつ身につけて行きたいと思います。宜しくご指導お願い致します。
▼「秋の仁和寺」
▼「一足一観 」
今にして思えば、「手に匹敵するほど、足裏の感覚は重要」で、
( 保育園や幼稚園でも「裸足教育」ってありますね!)
実際、緊張して足の裏や膝が硬くなったり、捻挫や骨折までして得た貴重な経験です。
( 足首骨折のまま、富士山登拝に行きました。「行」・「自己責任」ですから )
ちょうど、この公園は広く、よく整備された砂地で、緩やかな上下坂があります。
バッチリです。
いろいろ、即興でやりましたが、
要は、この方の身体に「感覚器の機能を取り戻し」、
そこから得られる情報を「可能な限りスムーズに脳へと導くこと」がすべての主眼です。
私の仕事や生活、日常にこの方向性や感覚を得たことは非常に大きいことでした。
実は「合気心影流」の 大事な要素・基礎のひとつとしている事です。
たった一回、一度の経験で何方にでも劇的な変化は期待できませんが、
それでも「靴を履いても地面を感じる」、「柔らかく歩ける」と仰いました。
実に、小さいことなのですが、この一歩が大切だと感じています。
すると、治療も回復も不思議と進んで行くのです。
「自分を取り戻される」のですから、当たり前と言えば当たり前 … 。
でも、感動的です!
▼「合気心影流 道眼」
▼よぎりよ今夜もありがとう
▼共通原理 と 感応道交
▼自主稽古 19/10/08 感覚が開く時 ~ 副題 息と間を思え ~
考えるんじゃなくて
素直に受け取った感覚を相手に伝えていく稽古は、
自分で勝手に作ったものではなく、
その場や、その人を通して技が変わり繋がりが変わるので
ある意味本当の、臨機応変というか、気づきや新しい発想があり面白いです!
もう、言葉にできません!!
感覚があるうちに、早めにメールしてしまいました。
▼剣術について ~ I さん からのメールより ~
で、剣を持っても振っても副交感神経優位の状態でいればいいわけですが、
これが意外と難しい。
剣を握った途端にどこからともなくやる気が湧いて出てくるし、
振ったり斬ったりしたら余計にダメ。
そもそも合し打ちの基本は、相手にやる気を見せることだったような気もします。
疾雷刀なんかも、いかにもやる気が出そうな感じです。
それでも、剣を副交感神経優位だと思うと、
ずっと上げ下げしてたとか 燕飛が大事なこと、
あと、はいご苦労さんだとかのK野さんが今まで言われていたいろいろなことが、
そのまま納得できるように思います。
▼天然はそのままに …
ホント、余りにも様々なものの焦点が合わなく、
取り巻く、水墨画の様な風景は、慣れてしまうと、とろ~~~んとして丁度いいんです。
「副交感神経優位」になるんで。
実に、ぽけ~~~っと天然 でいられます。
( 秋なんか最高です‼ )
そう言えば、元々、近眼なので、かつては「見よう!見よう!」とする気持ちが無意識に逸り、
それが「やろう!やろう!」(交感神経優位)に繋がって結構大変でした。
なので、先生から一時期「眼鏡を外して暮らせ~~~」と言われましたっけ (笑)。
( まじで、やってました)
それがね … 自然にそうなってしまった。
中年以降、合気が身近になるってホントでしたね ~~~ 。
▼形なきものを学ぶこと
ある日の想い出話です … 。
観照塾の帰り、先生に「どんな風に手を柔らかくして行ったのですか?」とご質問しました。
今考えても「愚問」ですが (笑) 当時は必死で、
様々な「叩き台」や「稽古法」を編み出して来た先生なら「これこれはどう!」
なんて仰って頂けるかな?と淡い期待をしたのでした。
すると「いろいろやったから分からない」とのこと。
自分の発した愚問にハッとし、とても印象に残った想い出でした。
その後 … 自分の中で何かが変わり、
▼誰や❗マイナスイメージにしたの⁉️
10月5日ショートですが、マインドフルネス瞑想開催しました。
ショートでしたが、気持ち良い時間でした。
ありがとうございました。
お稽古の休憩時間に、「自己満足」と「むなしい」にマイナスイメージを与えたのは、誰や❗
の話になりました。
詳しい内容は、東雲道場のブログ見てくださいね。
話聞いてて、ほんまや❗と思ったのが「自己満足」は自分の事しか考えて無いから駄目❗
のイメージですが、そうじゃ無いんだ❗
▼身体の内と外 その2
深部の動きは、とても控え目で繊細です。
余計な力や意図が働いた途端に、関係性が途切れて、姿が見えなくなります。
合気の鍛錬は、身体に自然に備わった動きを自在にコントロール出来るようにするところにあるのだと考えます。
表層の動きで対抗し合うと単なる力比べになりますが、自分の深部の動きに沿うことで、相手を内側から動かしてバランスを崩します。
相手の掴み手に合わせて力を抜いていく過程を、深部の動きと一致させます。
その際、相手との間の遊びを無くして、一体としておく必要があります。
呼吸で身体を前後左右に広げ、右回り左回りの伝わりを確認します。
平面的な空間に螺旋が加わることで、立体になります。
動きの方向や速度は、丹田によって調節します。
押すばかり、引くばかりの一方通行では、動きが止まって固まります。
深部の動きが妨げられることなく伝わり、全身の中で押す動きと引く動きが並行して行われることで、バランスを変え続けることが出来ます。
▼【左肩から腕、脇がだるい】
初診時の症状
1週間前から、左側の肩から腕、脇にダルさを感じ始めた。仕事でパソコンの前に座っていると、余計にだるさがきつくなってくる。特に原因は思い当たらない。
その他、目の疲れ、下痢をしやすい、高血圧、高脂血症もあるということです。
当院を来院までに
整形外科を受診され、レントゲン検査をしてもらい骨に異常は無いと診断され、電気治療ののち、様子を見ましょうと痛み止めとシップを処方されました。
これでは、治りが悪いかなと感じられて当院に来院。
院長からのコメント
「やっぱり先生に診てもらいたくて」と2年ぶりに連絡を頂きました。そのように言っていただくと本当に嬉しく励みになります、有難うございます。
特に原因が思いつかないということで、このダルさがずっと続くのではないかと不安に思われていることが良く伝わってきました。
お身体をチェックさせていただくと
▼もっと歩きたい、この姿勢でいたい(ぎっくり腰)
膝関節の場所を感じながら恥骨と尾骨のバランスをとる
専らこれをやっています。歩いているときにすると本当に顕著に違いを感じることができます。何も感じずに歩くと、脚は前に蹴り出す動きになっているように感じます。膝、骨盤を感じながら歩くとその反対に足は後ろに蹴り出すような動きになるように感じます。また、みぞおちがまえに出てくるのと同時に腰辺りの背骨が前に出てくるのもはっきりと感じることができます。その一番最初の動きにはやはり「恥骨」をさげることにあります。しかし、前回の治療の時に「膝」と「骨盤」を繋げてというお話をしていただいてからは、恥骨が下がるというよりは骨盤の奥行きが深くなるのを強く感じます。8月に治療に伺った時とは全くもって異なる感じ方になっており、そしてその感覚を自分で「今の感じ方の方が断然いい」となぜか思えています。不思議ですね。
呼吸するときのみ「膝」を意識しないときの方が多くの場所が動くように感じています。自分では少し判断しかねる部分があります。
ただ、息子の運動会の参観や仕事、そして休みの日のお出かけなど「膝」「骨盤」のつながりを意識して生活していると、以前はずっと立ったり歩いたりしているとすぐに疲れたりどこかしらに痛みが出てきたのですが、今はそれが全然なく、もっと歩きたい、この姿勢でいたいという気持ちになれて時間が経過するのがなんだか楽しくなっています。
▼緊張と弛緩(くそ握り)
長年、気になっていた『くそ握り』。
肚からくそ握りをすると、身体が伸びる。
握ると縮むとばっかり決めつけていた。
肚以外の力を抜くときれいに力が抜ける。
『緊張と弛緩』
シンプルに観察して行こう。
#管理人です。
私は、師匠がロックンローラーと戯れる様な神経訓練を観ていて、
「こんな風に剣を上げ下げしないといけない」と感じていたので、
I川さんの感想を読んで、とても共感していました。
ひびきの観照塾が終わっても、ブログを通して観照し合える事が、
とても有難いです。
参照1 力を抜くことの意味
・ロックンローラーを使ってセルフの調整を見せて頂く。
→全て丹田から動いて神経訓練になっている。
初動負荷理論の動きのように見えた。
参照2 師匠の普通から学べた最終回
私が、一番感動したのが、
師匠がロックンローラーと戯れる様に
神経訓練されている様子でした。
決まった形は無く、その時に当てたい所で当てて、
骨盤時計を自由自在にしていく様子は、
少林寺拳法開祖の宗 道臣の動きを観ている様で、
自作自演の固定概念から解放された感じがしました。
参照3 意識のベクトルと合気二刀剣
【楽隠居】一呼吸で真っ直ぐ斬り降ろす為の稽古が、合し打ちだと思います。肚と腰。息を吸いながら剣を振り上げ、呼吸の隙間で鎖骨を弛め、横隔膜を弛めながら息を吐いていくと、剣が自然に落ちてくる。丹田と寸田。手の内ともの打ち。などのつながりを感じる必要があります。
外側の筋肉を使って動くのではなく、呼吸をするために必要な身体内奥の筋肉を使い、体軸をぶらさないで剣の上げ下げが出来なければならないのです。ゆっくり丁寧に、うすらぼんやりと身体全体を感じながら動けるようになると、自然に呼吸と動作が一致するようになります。そうなれば、実際に呼吸をしなくても呼吸をした時と同じように筋肉が動き、意識と動作が一致した瞬間の動きになるかもしれません。その為のレッスンがセンタリング呼吸法であり、その結果が神力徹眼心になるかもしれないと考えて稽古しているのですが・・・
◆KMさんからのメール
剣はすごく面白いです。体術ほど誤魔化しがきかず、基礎の重要性を改めて認識しました。身体作りから始めます。またセンタリング呼吸法も教えて下さい。
毎回、多くのことをM岡さんが教えて下さるのでついていくのがやっとの状態ですが、一つずつ身につけて行きたいと思います。宜しくご指導お願い致します。
by centeringkokyu
| 2019-10-16 01:29
| リンク先記事