2019年 08月 03日
薬と偽薬の治癒効果の差は・・・ |
▼「僕は偽薬を売ることにした」なかなか秀逸なタイトルだ より、引用させて頂きます。
患者を二つのグループにわけて、一方に新薬、一方には偽薬を投与して、その結果を調べる一般的な試験です。
さて、薬と偽薬ではどれほど治癒に効果があると思いますか?
普通なら、偽薬(プラセボ)ならほとんど効かないし、薬のグループは大きく治癒の効果が出たと思うでしょ?
ほとんど差がない!あっても誤差レベルの差
はい、これが私がいた当時の製薬業界の実状で、たぶん今もたいして変わっていないでしょう。
わずかでも差があればまだ良い方で、全く差が認められないどころか、笑い話ですがプラセボの方がよく効いたという結果もよくある。
100人のグループに偽薬と新薬を投与すると、新薬グループで「効いた」と認められるのはたったの2~4人
それも統計処理を綿密に行って、むりくりでやっとそれだけ。
その臨床データを厚生労働省に提出して、新薬として認められ、保険適用になります。
〆管理人です
薬に関する裏事情を聞くと、医療業界の余りの酷さに驚かされます。
同じだけの効果があるなら、副作用がない分だけ、偽薬の方が優れているのかも知れませんね!?
参照1:薬効とは、何%で有意【引用した記事を書いた筆者のブログです】
さて、では薬効とは、何%で有意とみなされるのか?
これは私の会社内で聞いた話で、真実かどうかはわかりませんが、大体4〜8%だそうです。当時、新入社員の私が真実を聞いて、ひっくり返ったことを覚えています。たとえば14%も有意であるとみなされたら「それこそピカシン(大発明的な新薬の意)」で、「日本で開発された薬でそれぐらいの数値は数えるほどしかない」そうです。
参照2:心が細胞をコントロールする
ブラセボ (偽薬) ってあるじやないですか。プラシーボとも言うんですけど、本当は成分が入ってないのに、ニセの錠剤を渡すと痛みが消えたり、痛みが緩和されたりと、本当に効くんですね。
面白い話があって、よく眠れないという人にニセの睡眠薬を渡すんです。本来は効くはずのないニセ物ですよ。でも渡すと眠れるようになるんです。
参照3:心が細胞をコントロールする
心が持っている力(思考・エネルギー)について、プラシーボ効果こそが、その証明だと強調しています。これを邪魔者扱いにしている製薬業界やあえて無視する医学界を批判している部分は説得力があります。
うつ病やパーキンソン病などは偽薬の効果は大きく、外科手術(膝関節炎)にも偽手術のプラシーボ効果がはっきりと確認された研究結果を詳しく紹介しています。
参照4:従来の医療のあり方にもの申す
「心身医療を実践もしくは研究する臨床医や科学者は、プラシーボ効果の基盤をなす脳の神経回路を系統的に活性化する方法を考案できれば、劇的な医学的進歩を遂げられると主張する(58頁)」「プラシーボ効果による治癒は、投薬による治癒より<非現実的>というわけではない。それは、心が脳の構造を変えるという、神経可塑性の作用の一例なのである(58頁)」。
参照5:薬を売るために病気はつくられる?
多くの医学的状態において、健康と病気の境界線をどこで引いたらいいかは非常にあいまいである。「正常」と「異常」とを分ける境界は国によって劇的な違いがみられたり、時代とともに変わったりする。病気の境界を大きく広げれば広げるほど、潜在的な患者数は増え、製薬業界にとって都合よく市場が広がることは明らかだ。
☆リンク先で更新された記事
◆時間と感覚 その2
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◆時間と感覚 その2
刀を振り上げるとき、丹田からの伸びを伝えることによって腕を上げていきます。
振り下ろすときは、力を抜いて重力による落下に任せ、刀に丹田の重みを乗せます。
待つときは、いつでも相手の中心に最速で刀を下ろせる状態で、刀を構えます。
丹田の動きが手に伝わるまでの間には、時間差があります。
したがって、手が動くより先に、丹田は手が向かう方向を知っていることになります。
そして、相手に向かう意識はそれよりも更に前から働いています。
相手が外見上の動きを認識したとき、すでに意識は通り、丹田の動きが始まっていることになります。
お互いの間の時間差が開いているほど、状況に応じて臨機応変に対応する余裕が生まれます。
相手が振り下ろした太刀筋を避けたり、隙が生じた点を狙ったり出来ます。
一瞬が勝敗を分けるであろう真剣勝負において、その差はとても大きなものだろうと想像できます。
by centeringkokyu
| 2019-08-03 23:33
| 社会