2019年 07月 30日
鼻で聞かずに肚で聞く |
一香目と二香目はわりとしっかり目。だんだん慣らしていく感じの香りでした。
三香目はじんわり。ながーく聞けて身体が弛む。
四香目 ぐわ!としっかり香ってきました。
五香目 4香目と比べると香りの面では、ゆるやかなんですが、腹から呼吸が入って、聞けます。
鼻で聞こうとすると、香りを追ってしまいがちですが、腹で聞くと身体が反応します。
いつもながら、先生が選ぶ緩急が素敵過ぎます。
そして、この5香目があるので6香目の伽羅が効いてきます。
順番って大切ですね!
六香目は伽羅。うん!何も考えなくても、身体が勝手に吸ってくれます。
あっと言う間の時間。
身体が弛み、心も弛み幸せ。子供にも優しくなれます(笑)
普通の聞香では「あくび」などもっての他!なのでしょうけど、PONOでは、身体を弛め、身体に聞くのが目的なので、
一香目からあくびがでます(笑)
終わった後は、いつも「しばらく寝ていたい!」施術の後のような感覚です。
①細ーく芯を通って行きとても落ち着く感じ
②後頭部がパカパカと弛んだ
③前頭部がパカパカと弛んだ
④全身を廻りだして、余計な力が抜けていく
⑤すーっと集約されて、スーッとする
⑥登場と同時に身体が弛みだして欠伸がでる
聞くと内臓に染み渡る。
芯からも温もりとても充実してくれた
#くぼけんです。
今回は、普段リアクション多めな私が、ゆっくりと味わっていました。
聞くと「安息」と名前が付けられた香木でした。
総じて、ゆっくり味わえたので、普段感じなかった細かい変化を感じていました。
静かに感じる事の大切さを体感出来て本当に良かったです。
▼OAから聞香の先生へのメールを紹介させて頂きます。
昨日も、ありがとうございました。
今回の会では、「嗅ぐ」と「聞く」の違いを感じました。
自分から向かっていくのではなく、入ってくる香りに任せることで、身体の様々な変化を受け取ることが出来ました。
香炉を持ち、香りを聞き、息を吐いて、指先まで弛んでいく流れと共に香炉を置くところまで呼吸で全て繋がっていることを実感しました。
身体の緊張が弛んで芯が温まり、部屋の雰囲気も柔らかくなりました。
こうしてお香の素晴らしさを味わえるのも、準備や片付けといった見えないところでも深いお心遣いを頂いていることを感じました。
いつも素晴らしい体験をさせて頂いていることに感謝しております。
今回もありがとうございました。
(貼り付け終了)
〆管理人です
聞香を体験させて頂く度に、奥深い香りの世界に感動します。
何に取り組むときも、繊細な違いを楽しむ心を大切にしていきたいと思います。
参照1:体が弛む香
昨日は、PONOに先生をお招きして、お香を体験する会を開きました。
今回が初めてお香体験♪
普段のお香は香りを当てるのをメインとするそうですが、今回は体に聴く、効くという方法で行いました。
参照2:心地良さが同調する
聞香の会を通して、毎回いろいろな発見があり、施術においても多くの気付きを頂けました。
香りと言う説明のしようがないものに触れることで、頭で考えるのではなく、実際に起こっている変化を受け取るように姿勢が変わってきたように思います。
貴重な体験をさせてくださり、本当にありがとうございました。
また、メンバーが集まれば、こうした会を開いて頂けると嬉しいです。
参照3:邪気払い
〝香の十徳〟とは、11世紀の北宋の詩人、黄庭堅の作で 、 我国に於いては一休禅師によって流布されたと云われています。
参照4:香を聞くと脳に効く
「五感を研ぎ澄まして一心に鑑賞する行為を『聞く』という。」いわゆる「利き酒」の「利く」の変化として、また、「聞こし召す」の短縮形という方も居られるようです。無量壽経に「香を聞くを以って佛食と為す」との表現があります。
☆リンク先で更新された記事
「見たものを感じて彫り続ける」でご紹介しました「子龍と如意宝珠」の塑像です。
彫り始めで、ホントにザクッとですが、姿が見えますでしょうか?
(珠にしがみついております:笑)
掌に収まるサイズで「根付風 香合仏」の様なものをイメージしています。
こう言うミニサイズはとっかかり易く、イメージも自由なので楽しいですが、
小さい分、ちょっとの事でバランスが狂いますし、修正が難しく、
(「彫る」事の修正は「縮尺」ですから…)
まだまだだなぁ~と感じる今日この頃です。
by centeringkokyu
| 2019-07-30 23:59
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