2019年 03月 15日
やろうとしない合気? |
◆SKさんからのメール
緊張と緩み、どちらもバランスで
自分が無理のない動きを覚えることが
やはり大事ですね
筋膜をほぐしていくイメージで
ストレッチポールにのったら
ストレッチポールにのっている部分を中心に体全体が、緩んでいく感じがありました!
あと、筋膜をゆするイメージをすると
野口体操の皮袋に水が入っている体のイメージがしやすいです。
しかし、体のイメージが出来た後に動こうとすると
腹を固めて、動きが途切れました。
いかに全体で動きを感じるか、
やろうとしないのにやるという感じを日々感じるしかないですね。
習慣化されていない動きを見つけるのには、
やはり積み重ねが大事ですね!
◆ZKさんからのメール
中心塾当日の朝に首を寝違えたようになったのは、首だけの問題ではないようですね・・・
目にしても指先にしても一点が固まると全身が固まりますね。
特に頭の中の思考が固まると体内がコンガラガッテややこしくなるみたいです。
施術していただいたおかげで次の日には痛みは感じなくなっていました。ありがとうございました。
K野先生の施術を拝見していて、今回特に感じたのが目の使い方と結果(痛みのあるところ)を何とかしようとはしていないことの2点。
目は、どこかに焦点を合わせてみていない、だけど観えている(感じている)。
全身が緩々なわけではない、芯は通っている(力みではない)。
多分焦点を合わせると姿勢が崩れ身体の一部に力みが入るのかな?←私の現状
今回の症状は首の痛みでしたが、直接痛みのある所には触れられていませんでした。
全身のバランスを感じて、なぜそこに負担がかかり痛みが出ているのかを整えていただいていると感じました。
最近は、結果だけを何とかしようとせずに、なぜそのような状態になったかを観るように心がけていますが、先日もまだK元さんの右の股関節、F本さんの腰椎の後彎が気になればスグにそこだけを正そうとしてしまう癖があります。
「そこだけを何とかしようとする」のは、保険施術は短時間で多くの患者さんを診なければならなかったので、そのときに染み付いた癖ですね。
この癖が抜けて、少しでも患者さんの役に立てるようになりたいものです。
よろしくお願いいたします。
◆楽隠居からZKさんへの返信
私の基本的なやり方は、症状が出ている箇所を触るか、見るかしながら、
「何処に問題があるの?」と相手の身体に、心の中で尋ねます。
ふと答えてくれたような気がした部位(調和点)を、身体全体のバランスをみながら、他から釣り上げる(触れ合気?)ようにしながら、良い位置に戻すというような感じでしょうか?
モビール状態をイメージして、うまく使われていない部位を、遠隔操作(合気)で動くようにするということかもしれません。
言葉では、表現できませんねぇ〜
お目に掛かった時に、誘導しながらご説明出来るかも知れません。
何時も有り難うございます。
☆リンク先で更新された記事
以上二つの資料から、「立体視」と「空間認識」について考えて頂きたいと思います。「禅的生活」には、「うすらぼんやり」の大切さも書かれています。当然、「観と見」や「交差する線」に関しても考えてみると面白いと思います。
剣術の場合には、『相手の人中路を踏む心持ち』『我が膝の内側で、相手を挟むような心持ち』『我が肩や拳を餌にして、もの打ちで攻める心持ち』などが大切だと言われていますが、これらの要訣は、空間認識以外の何物でもないと考えられます。
治療の場合にも、『虚実を押さえながら、どこか身体の一部を接触させておく』とか『鍼やお灸を、手足や腹部に分散させて治療する』というのも、一点だけに患者さんの意識を集中させないで、経絡の流れを、患者さん自身が観照できるようにする方法になるかもしれません。
そうすれば、身体の症状のちょっとした変化をも、冷静に感じる事ができるようになるはずです。そのようにして、ある種の瞑想状態になれば、現在の症状が出てきた要因に、自分で気付くことができる。そして、その時から、症状は確実に変化し始めるのかもしれません。
参照2:にらみ?
平行法と交差法を連続してやってみると、後頭骨の動きや、全身の緊張度合いの変化が分かりやすくなります。
平行法で遠くを見ている状態から、息を腹部・脇腹から胸・頸という順序で吸い込みつつ、寄り目にしていきながら頭部を少し持ち上げるようにします。息を止めた状態で横隔膜の緊張を弛め、次に、頭部を出来るだけ動かさないようにして他の不必要な緊張をしている筋肉を弛めます。そして、中心を意識しながら息をゆっくり吐いていきながら、さらに刻々と緊張が不要になり、筋肉が弛んでいく様子も感じとってください。
息を吐くときは、唇をかるく閉じたままで喉の奥を広げ「まぁ〜」と言うようなイメージでゆっくりと、遠くまで視線と息を届けるようにしてみてください。
by centeringkokyu
| 2019-03-15 00:03
| SKさん