2018年 07月 12日
何を意識して稽古するか |
◆肘の意識と使い方。
・両手を合わせて、返してかける。
稲妻が走る前に、落下地点までプラズマの道が通っているそうです
参照1:雷発生の仕組み【外部リンク】
正電荷のあるところには,雲からの次の電子がやってきやすくなっていますので,次から次へと雲から電子が送り込まれ,プラズマの道をいくつもの電子が突き進んで行きます。ついに大地に先頭の電子がたどり着く直前に正の電荷が登り始め(「お迎え放電」),負電荷が並んで通りやすくなった同じ道を正の電荷が雲まで登りつめます。電子よりも大きなエネルギーをもった正電荷が通過すると,強烈な閃光を放ちます。正電荷が地表から出発する前の段階で,下へ向かう電子が通った道も光ってはいますが,正電荷が通ると非常に明るく輝きます。これがまぶしいくらいに見える稲妻です。
参照2:「立体視」〜「空間認識」〜「うすらぼんやり」
「常に技(剣筋)は嶺から谷へ通します。谷というのは当てる箇所、そこへ結ぶ最適な『嶺』を自分で想定するのです。小手を打つという動作でも、小手だけを狙うのではなく肩や首筋を通して斬る。また嶺はなにも相手の身体箇所に限らず、長身の相手や高い位置を狙うときは頭上に想定することもあります。
参照3:漏れ入る勢いで徹る
普段、徹ってると感じとっている事がぶつかっているという事に気付ける稽古内容でした。
・両手を合わせて、返してかける。
→労宮中心で親指小指の引きと攻め。
骨盤ではなく、仙腸関節でずらす。
心の綱の掛け方と仙腸関節主導に手がついてくる感覚。
手の中の引きと攻めと両手の引きと攻め。
・拳の指の緩みをとって落とす。
→握ると握った所だけになる。
相手の背中の緩みをとって、その流れで手背・指の緩みをとる。
落とすときに軸が無くなりやすい。
・折れない腕を肘で落とす。
→肩の力を抜ける位置に横隔膜、軸の伸びで浮かす。
腑に落ちる肘の角度。
相手の皮膚の緩みを取るように引き摺り込んでくる。
剣の上げ下げと同じ。
今回は肘の張り、意識の大切さを実感しました。
肘をうまく使うためには肩の力が抜けていなければならない。
太極棒の「発勁」「雑巾絞り」「チンチン」etc
体操の「噴水」「蕾と花」etc
剣術の「捻りこみ」「相架け」「袈裟斬り」etc
すべてに於いて肘を意識するのとしないのとでは大違い。
ということを感じました。
何を意識して稽古するかが大事だと思いました。
◆先に意識が通っている
東雲道場 第五十六回研究会 2018.07.09
相手の腕に上腕を乗せて浮かせ、足底まで重みを落としてから、中の繋がりで肘を引き寄せて崩す
身体を上下に引き分け、片手で刀を天に向けて伸ばし、反対側を相手の分け目に乗せて地に向けて落とす
体幹からの伸びで刀を上げ、先に重みを下ろしてから、中心から物打ちまで繋げて順に落とす
身体背側を呼吸で広げて手背の意識を保ち、上肢前面や腹筋を縮めずに動く
骨盤の動きによってボールを転がし、転がりを相手の腕から頚を通して反対側の谷へ誘導する
ボールの中心が感じられる位置にセンタリングして、丹田の振動をその点と一致させて相手の頚まで反映させる
両手を引き分けて分け目の感覚を保ち、両肘の幅を変えずに立て替えによって刀の流れを導く
〆管理人です
東雲道場の研究会では、刀を振り下ろす前から、相手の身体に刃筋の意識が通っている感覚を得られました。
なぜ身勢が移り変わっていく中で、相手に力が伝わる「ここしかない角度」にぴったり合うのか不思議でしたが、感覚的にしっくり来ました。
身勢と意識を一致させて動けるように、稽古を通して精度を上げていく必要を感じました。
◆先に意識が通っている
東雲道場 第五十六回研究会 2018.07.09
相手の腕に上腕を乗せて浮かせ、足底まで重みを落としてから、中の繋がりで肘を引き寄せて崩す
身体を上下に引き分け、片手で刀を天に向けて伸ばし、反対側を相手の分け目に乗せて地に向けて落とす
体幹からの伸びで刀を上げ、先に重みを下ろしてから、中心から物打ちまで繋げて順に落とす
身体背側を呼吸で広げて手背の意識を保ち、上肢前面や腹筋を縮めずに動く
骨盤の動きによってボールを転がし、転がりを相手の腕から頚を通して反対側の谷へ誘導する
ボールの中心が感じられる位置にセンタリングして、丹田の振動をその点と一致させて相手の頚まで反映させる
両手を引き分けて分け目の感覚を保ち、両肘の幅を変えずに立て替えによって刀の流れを導く
〆管理人です
東雲道場の研究会では、刀を振り下ろす前から、相手の身体に刃筋の意識が通っている感覚を得られました。
なぜ身勢が移り変わっていく中で、相手に力が伝わる「ここしかない角度」にぴったり合うのか不思議でしたが、感覚的にしっくり来ました。
身勢と意識を一致させて動けるように、稽古を通して精度を上げていく必要を感じました。
参照1:雷発生の仕組み【外部リンク】
正電荷のあるところには,雲からの次の電子がやってきやすくなっていますので,次から次へと雲から電子が送り込まれ,プラズマの道をいくつもの電子が突き進んで行きます。ついに大地に先頭の電子がたどり着く直前に正の電荷が登り始め(「お迎え放電」),負電荷が並んで通りやすくなった同じ道を正の電荷が雲まで登りつめます。電子よりも大きなエネルギーをもった正電荷が通過すると,強烈な閃光を放ちます。正電荷が地表から出発する前の段階で,下へ向かう電子が通った道も光ってはいますが,正電荷が通ると非常に明るく輝きます。これがまぶしいくらいに見える稲妻です。
参照2:「立体視」〜「空間認識」〜「うすらぼんやり」
「常に技(剣筋)は嶺から谷へ通します。谷というのは当てる箇所、そこへ結ぶ最適な『嶺』を自分で想定するのです。小手を打つという動作でも、小手だけを狙うのではなく肩や首筋を通して斬る。また嶺はなにも相手の身体箇所に限らず、長身の相手や高い位置を狙うときは頭上に想定することもあります。
参照3:漏れ入る勢いで徹る
普段、徹ってると感じとっている事がぶつかっているという事に気付ける稽古内容でした。
良い位置に来ると身体の中を無抵抗に徹りぬけていく道が出来て、そこに力が伸びて行く感覚は何とも言えませんでした。
水が漏れ入ると言うのはこういう事かと改めて身体創りの認識が変わりました。
参照4:身勢と意志が一致した状態の強さ
相手が進んで来ようとしても勝手に物打ちが逸れて行き、どこを狙われても最短のルートで返せることを体験しました。
参照4:身勢と意志が一致した状態の強さ
相手が進んで来ようとしても勝手に物打ちが逸れて行き、どこを狙われても最短のルートで返せることを体験しました。
相手との間合いにおいても峰と谷を意識することで力の伝わり方が変化し、視線や意識の奥行きが身体の働きに与える影響の大きさを実感しました。
相手の剣を返そうとして力を入れてしまったり、受けられるのか不安に感じたりすることの無い、身勢と意志が一致した状態の強さを体感できました。
by centeringkokyu
| 2018-07-12 23:55
| 合気観照塾