2018年 06月 02日
自分の呼吸を見つめ直す |
☆5月の呼吸動作研究会
テーマ:「呼吸の張りと背中の意識」
担当:OA
仰臥位で寝て、自分で骨盤や肋骨の前・横・後ろを触ることで、呼吸による動きをチェックしてもらいました。
それから、骨盤や大腿部に帯を巻いて、中の締まりや外への張りを観察しました。
その後、帯を肋骨に巻き、端を持って両手を引き、体幹の動きが手にも伝わっていることを確認しました。
また、足の裏に帯を通して手との間の弛みを取り、上下の張りを感じながら呼吸してもらいました。
相対稽古として、長座位で足の裏を合わせて呼吸で紐を引き合ったり、背中合わせで凭れ合ったりしました。
それから、椅座位であや取り呼吸法を行いました。
「呼吸によって動く」と「筋力によって動く」の違いを感じて頂くことを目標に進行しました。
後半は、k元さん、Oさんと、前半に行なった内容がどのように治療に反映されるかを検証しました。
◆あくまでも観察すること。
今回は呼吸を観察するということに徹底されていた印象でした。
○○しようとすると固まるだけなので、このようにじっくり観察し
良い、悪いをあまり決めすぎずにすることが重要だと再認識しました。
観察→前提条件を変えてみる→変化を愉しむ→結果を観察する
最後の結果を観察するところの答えを決めつけてしまうと途中経過を
改ざんしてしまっているかもしれません。
◆構えの大切さを感じる
前半はSKさんと相対練習をしました。
「足の裏が柔らかい」「背中じゃないみたい」と感想を頂きました。
練習しながら、「足の裏柔らかくなったね」と声を掛けると、「はい。人の良い所はどんどん真似しようと意識しているんです」返答がくるなど、楽しく観察が出来ました。
来月は「三焦経」というテーマがあがりましたので工夫して進行役に臨みます。
来月も宜しくお願い致します。
〆管理人です
私は、数年前にあやとり呼吸法をしているときに「張ったまま弛んでいく状態」を初めて体感しました。
それは吸息の働きと呼息の働きを同時に満たすもので、それ以来、呼吸の自由度が大きく変わりました。
何をしているときに何に気付くかは人それぞれですが、研究会のレッスンが何らかの発見に繋がれば嬉しく思います。
紐より干物が食べたいニャア
参照1:『あやとり呼吸法』とは
『あやとり呼吸法』を行なう上で最も大切なのは、正しい動きを目指すことではなく、動作をしながら自分の呼吸を見つめ直すところにあります。
呼吸や姿勢や動作には、一人一人これまでの人生の間に出来た癖があり、その積み 重ねが、からだの働きを妨げ、様々な心身の不調を引き起こします。
一般的にからだに良いとされる健康法をいくつ行なうよりも、あなた自身が健康を保つ上でマイナスになっている要因に気付き、それを改善するほうが、より大きな変化をもたらします。
参照2:後方の意識を広げる
◎あやとり呼吸法
○紐の捻じれ方や張り方で自分の癖を知る
○張る事で寄る、寄る事で張る(表裏)
○アイソメトリックでサイクリックヨガ的呼吸動作
○引く事で攻める、攻める事で引く
参照3:自分の緩む位置を探す
あやとりの紐を、太ももの所にもってくると、不思議です!体の中心が決まり自分が緩みました。相手が緩んでいたら、自分が緩むと、あっこっちに落とせばいいのか!が見えてきて、楽しかったです。
紐の位置は、先生がよく言われている、絶妙な位置じゃないと、自分が緩まない!を体感しました。
参照4:動きが自然に生まれる
・息を吸った分だけ腕を浮かせて、その高さで力を抜きながら弛めて伸ばす
上肢が伸びていく働きと連動して、首が後方に引かれ、頭の位置が定まっていく感覚を得られた
内部の繋がりが保たれていれば、不安定に思われる姿勢でも、常に全体としてのバランスが取れることを感じられた
テーマ:「呼吸の張りと背中の意識」
担当:OA
仰臥位で寝て、自分で骨盤や肋骨の前・横・後ろを触ることで、呼吸による動きをチェックしてもらいました。
それから、骨盤や大腿部に帯を巻いて、中の締まりや外への張りを観察しました。
その後、帯を肋骨に巻き、端を持って両手を引き、体幹の動きが手にも伝わっていることを確認しました。
また、足の裏に帯を通して手との間の弛みを取り、上下の張りを感じながら呼吸してもらいました。
相対稽古として、長座位で足の裏を合わせて呼吸で紐を引き合ったり、背中合わせで凭れ合ったりしました。
それから、椅座位であや取り呼吸法を行いました。
「呼吸によって動く」と「筋力によって動く」の違いを感じて頂くことを目標に進行しました。
後半は、k元さん、Oさんと、前半に行なった内容がどのように治療に反映されるかを検証しました。
◆あくまでも観察すること。
今回は呼吸を観察するということに徹底されていた印象でした。
○○しようとすると固まるだけなので、このようにじっくり観察し
良い、悪いをあまり決めすぎずにすることが重要だと再認識しました。
観察→前提条件を変えてみる→変化を愉しむ→結果を観察する
最後の結果を観察するところの答えを決めつけてしまうと途中経過を
改ざんしてしまっているかもしれません。
◆構えの大切さを感じる
前半はSKさんと相対練習をしました。
「足の裏が柔らかい」「背中じゃないみたい」と感想を頂きました。
練習しながら、「足の裏柔らかくなったね」と声を掛けると、「はい。人の良い所はどんどん真似しようと意識しているんです」返答がくるなど、楽しく観察が出来ました。
来月は「三焦経」というテーマがあがりましたので工夫して進行役に臨みます。
来月も宜しくお願い致します。
〆管理人です
私は、数年前にあやとり呼吸法をしているときに「張ったまま弛んでいく状態」を初めて体感しました。
それは吸息の働きと呼息の働きを同時に満たすもので、それ以来、呼吸の自由度が大きく変わりました。
何をしているときに何に気付くかは人それぞれですが、研究会のレッスンが何らかの発見に繋がれば嬉しく思います。
参照1:『あやとり呼吸法』とは
『あやとり呼吸法』を行なう上で最も大切なのは、正しい動きを目指すことではなく、動作をしながら自分の呼吸を見つめ直すところにあります。
呼吸や姿勢や動作には、一人一人これまでの人生の間に出来た癖があり、その積み 重ねが、からだの働きを妨げ、様々な心身の不調を引き起こします。
一般的にからだに良いとされる健康法をいくつ行なうよりも、あなた自身が健康を保つ上でマイナスになっている要因に気付き、それを改善するほうが、より大きな変化をもたらします。
参照2:後方の意識を広げる
◎あやとり呼吸法
○紐の捻じれ方や張り方で自分の癖を知る
○張る事で寄る、寄る事で張る(表裏)
○アイソメトリックでサイクリックヨガ的呼吸動作
○引く事で攻める、攻める事で引く
参照3:自分の緩む位置を探す
あやとりの紐を、太ももの所にもってくると、不思議です!体の中心が決まり自分が緩みました。相手が緩んでいたら、自分が緩むと、あっこっちに落とせばいいのか!が見えてきて、楽しかったです。
紐の位置は、先生がよく言われている、絶妙な位置じゃないと、自分が緩まない!を体感しました。
参照4:動きが自然に生まれる
・息を吸った分だけ腕を浮かせて、その高さで力を抜きながら弛めて伸ばす
上肢が伸びていく働きと連動して、首が後方に引かれ、頭の位置が定まっていく感覚を得られた
内部の繋がりが保たれていれば、不安定に思われる姿勢でも、常に全体としてのバランスが取れることを感じられた
by centeringkokyu
| 2018-06-02 00:11
| 呼吸動作研究会