2018年 04月 28日
弛みを取ってから打つ |
合気観照塾・東雲道場
世話役 様
世話役 様
内容:K先生から「相架ける位置」の指導を受けた。
(第五十三回研究会)
期日: 2018年4月8日(日)13時~
(第五十三回研究会)
期日: 2018年4月8日(日)13時~
S代表の第五十三回研究会稽古メモに基づいて、初心者が理解できた範囲で稽古
内容を綴ります。
内容を綴ります。
<指導1:書籍から読み聞かせ>
@今日は 下段を中心にやります。下段八勢をやります。
@長岡トウシュウ先生の「心の伝え方」から
“昔のアケミの型にちなみ、無刀取りの意を考えて作っている”
(K先生のコメント)
どういうふうに考えて この型を作ったかというのが分かるようになって
いる。
@今日は 下段を中心にやります。下段八勢をやります。
@長岡トウシュウ先生の「心の伝え方」から
“昔のアケミの型にちなみ、無刀取りの意を考えて作っている”
(K先生のコメント)
どういうふうに考えて この型を作ったかというのが分かるようになって
いる。
@月刊誌秘伝に掲載されたW先生の記事から、
“如何なる においても、間合い、間つもり、拍子、調子が一致して
一つの勝ち口を使えるようになったとき、その人にとって その勝ち口を
技に消化したことになる。“
“この場合、身勢、体捌き、足捌き、手の内が出来上がっていることは 当然
なこととして その基準に入れない。“
“だから、手の内をちゃんとする方法として、相架け返し、相架け流しがある。
“初心者が身に付けなくてはならないのは 身勢であるが、これには相架けが
最も有効であり、 逆相架け返しを “
“この相架けで身勢を作りつつ、無刀の間合いを自然に身に付けるようにする
わけである。
(K先生のコメント)
意味は分からなくても、どういうことかを想像しながら やってみたいと
思います。
“如何なる においても、間合い、間つもり、拍子、調子が一致して
一つの勝ち口を使えるようになったとき、その人にとって その勝ち口を
技に消化したことになる。“
“この場合、身勢、体捌き、足捌き、手の内が出来上がっていることは 当然
なこととして その基準に入れない。“
“だから、手の内をちゃんとする方法として、相架け返し、相架け流しがある。
“初心者が身に付けなくてはならないのは 身勢であるが、これには相架けが
最も有効であり、 逆相架け返しを “
“この相架けで身勢を作りつつ、無刀の間合いを自然に身に付けるようにする
わけである。
(K先生のコメント)
意味は分からなくても、どういうことかを想像しながら やってみたいと
思います。
<指導2:相架ける位置>
@打太刀は籠手をはめて 木刀を持ってください。
@使太刀は、二天一流の細い木刀を持ってください。
@打太刀は籠手をはめて 木刀を持ってください。
@使太刀は、二天一流の細い木刀を持ってください。
@下段というのは、丹田の近くに。
@別に 手をべったり付けなくてもよいが、ヘソの下にあって 上にあれば下段。
真ん中へ入れれば中段。ここから上にあるのを上段と昔は言っていた。甲が
あるから。今は雷刀と言っている。
@下段のやり方は、余り前に出し過ぎないし、引っ付けない。
@ちょうど 力を抜いて、頭の上くらいに。
@これを「順」というのは、こういうふうにやるのです。右が「順」です。
それで、左が「逆」です。
@それで、手を使わないで、このまま籠手に付けて ここまでいって押しても 何も
起こらない。
@どの間合いで、身体を伸ばして、手を伸ばして、付けて、この角度で押しても
こうです。
@この中の どの角度で、この角度で、どの角度で中心を押せば動くかなのです。
@だから 下段からここに入るときに、その角度になっていないとダメなわけです。
@それが「身勢」と「峯」「谷」なわけです。
@別に 手をべったり付けなくてもよいが、ヘソの下にあって 上にあれば下段。
真ん中へ入れれば中段。ここから上にあるのを上段と昔は言っていた。甲が
あるから。今は雷刀と言っている。
@下段のやり方は、余り前に出し過ぎないし、引っ付けない。
@ちょうど 力を抜いて、頭の上くらいに。
@これを「順」というのは、こういうふうにやるのです。右が「順」です。
それで、左が「逆」です。
@それで、手を使わないで、このまま籠手に付けて ここまでいって押しても 何も
起こらない。
@どの間合いで、身体を伸ばして、手を伸ばして、付けて、この角度で押しても
こうです。
@この中の どの角度で、この角度で、どの角度で中心を押せば動くかなのです。
@だから 下段からここに入るときに、その角度になっていないとダメなわけです。
@それが「身勢」と「峯」「谷」なわけです。
@ところが、皆 バンバンやりに行くので 最適角度になっていないところで
頑張ってしまうのです。
@でも これはココ、これはココ、身体は真っ直ぐ。これで押せばよいわけです。
@だから 手で押しているわけではないのです。
頑張ってしまうのです。
@でも これはココ、これはココ、身体は真っ直ぐ。これで押せばよいわけです。
@だから 手で押しているわけではないのです。
@最初に、身勢をどっちでも ここなんですけれども それが一点に入れる位置、
この角度、この角度、
@相手のこっちに向かない。真っ直ぐ向いて。会陰から 逆 伸ばして 引きと攻め
をして歩く。それを ちょっと体験してください。
この角度、この角度、
@相手のこっちに向かない。真っ直ぐ向いて。会陰から 逆 伸ばして 引きと攻め
をして歩く。それを ちょっと体験してください。
@何故 下段かというと、下段のほうが押しやすいからです。中段だと 伸びしろ
が余りない。上段だと、上から下へしか いかない。
@只、本当は「型」としては 普通に相架ける位置というのがあるのです。あとで
袋竹刀でやりますけれども このときも この角度、この角度なのか、この角度
なのか、相架けの一番よい位置なら 返せるのです。
@ところが、こうなってしまうと もう返せない。それが 一番大事なのです。
@どちらを向いても これで返せる位置でないとダメなわけです。
@というのは、身勢をちゃんとしておかないとダメなのです。
が余りない。上段だと、上から下へしか いかない。
@只、本当は「型」としては 普通に相架ける位置というのがあるのです。あとで
袋竹刀でやりますけれども このときも この角度、この角度なのか、この角度
なのか、相架けの一番よい位置なら 返せるのです。
@ところが、こうなってしまうと もう返せない。それが 一番大事なのです。
@どちらを向いても これで返せる位置でないとダメなわけです。
@というのは、身勢をちゃんとしておかないとダメなのです。
▼師匠からのメールを貼り付けます。
前回の稽古で、柳生心眼流の打ち方を説明しました。技の名前は忘れました。
大切なのは、弛みを取ってから打つということで、打つタイミングの大切さに
関しては、ご説明した通りです。
大切なのは、弛みを取ってから打つということで、打つタイミングの大切さに
関しては、ご説明した通りです。
そして、片手の手のひらで弛みを取って、その手の上を打つというのを、
片手だけでしてしまうのが、合気につながると考えています。
片手だけでしてしまうのが、合気につながると考えています。
K元さんが、ご自分のブログに揚げてくださった写真のイメージになると、
刀の反りを使った、弛みを取り続ける技法になると考えています。
刀の反りを使った、弛みを取り続ける技法になると考えています。
関係がありそうな記事を貼り付けておきますので、ご一読ください。
参照1 ゆるみを取ることで気を導く
「気の技法」は、従来の指圧のように、身体を垂直に圧したりするのではなく、スジを深く動かし、すき間のない状態をつくることで、身体のゆるみを取る。これは、合気道の技法を応用したものだ。武道との一致は、指圧の理想の姿である。気の技法は、武道という自らの気を鍛錬する方法が、そのまま指圧の技法となったものだ。だから、術者が指圧を施すことが、自らの気の鍛錬となり、その結果、これが自らの気を豊かにするのである。
なぜ、ゆるみを取ることで、気を導くことができるのだろう?それは、皮膚が全身を覆っているからだ。皮膚を動かすと、全身が感応するのである。
参照2 センタリング呼吸法と合気
身体の重みを移し替えるためには、膻中ー瘂門ー百会へと身体の重みをまず引き上げてニュートラルの状態を保ち、それから左もしくは右に重みを落としていかなければなりません。息を吸い終わった時と吐き終わった時には、不要な力を抜くことと、身体の状態や重みがどうなっているかをチェックします。これも「気づきの呼吸法」であり、左右へのセンタリングでもあります。
この重みを移し替えるということが、合気につながるのではないかと考えている訳です。身体の重みを相手の中心に移し替えると合気下げになるのですが、その前には身体の重みを引き上げる、合気上げの動作が必要になります。
さらに、合気上げが出来るようになる為には、その準備として、相手と一つになっておく必要があります。ですから、まず自分の心身をニュートラルにしておくことが大切だと考えています。これが、合気以前ということなんでしょうか・・・
剣術でいえば、無形の位が大切だということです。「こんなん道歌?」に「身の内に 弓・槍・刀備わって 息整えば 無形の位」と書いた記憶があります。無とは何かということを考える切っ掛けにしていただければ嬉しいです。
参照3 合気上げと離陸
#楽隠居です
『離陸』が合気上げの基本だと考えています。
『離陸』が合気上げの基本だと考えています。
合気上げというのは、相手の中心をずらし、相手を不安定な状態にして、少し浮かせることで、相手を落とすときでも、必ず上げてから落としますから、総ての元は、合気上げだということができます。
『離陸』を行う為には、薄筋・骨盤・背骨・肋骨・鎖骨・肩甲骨・頸椎・視線・居合腰・肩と手首の抜き・手のひら虚・指先実・肘の使い方など、必要条件が数多くあります。ですから、基本の技ということが出来るのです。
体中のどの部位を触られても、合気上げができるように、『体内操作・呼吸・意念』の稽古を怠らないことが大切です。
更に、相手の動きを吸収して、相手と一つになってから、相手を誘導するので『和而不同』ということになります。
基本は飛行機の『離陸』ですが、レベルが上がってくると、オスプレイの垂直離陸のように見えることもありますが、根本は同じだと考えています。
参照4 触れ合気と剣術の関係
◎合気観照塾東雲道場
テーマ:触れ合気
○解説・実演
・触れ合気
・点の中で引きと攻め
・触れ合気
・点の中で引きと攻め
○短刀を相手の上腕に置き合気を掛ける
・地面に垂直
・相手の腕に垂直
・相手の腕の流れ
・自分の腕の流れ
・押し
・引き
・ベクトルの合力
・皮膚感覚
・自分の上半身が浮いていると置ける
・親指小指の引きと攻めでセンタリング
・瞬間に浮き出る嶺と谷
・間を逃さない(信じる)
・地面に垂直
・相手の腕に垂直
・相手の腕の流れ
・自分の腕の流れ
・押し
・引き
・ベクトルの合力
・皮膚感覚
・自分の上半身が浮いていると置ける
・親指小指の引きと攻めでセンタリング
・瞬間に浮き出る嶺と谷
・間を逃さない(信じる)
○木刀で相手の天突から瘂門を突きさす様に合気を掛ける
・物打ちを相手に両手で掴まれる
・蹲踞から立ち上がってゼロポジション
・骨盤で照準を合わせる
・横隔膜で照準を合わせる
・視線と意識の方向
・物打ちを相手に両手で掴まれる
・蹲踞から立ち上がってゼロポジション
・骨盤で照準を合わせる
・横隔膜で照準を合わせる
・視線と意識の方向
参照5 刻々と変わる支点
#管理人です。
相変わらず臨場感のある記事で、毎回楽しませて頂いています。
型の形を沢山覚えるよりも、身体の使い方や対人した時の臨場感を基に紐解いていくと、型の本質に触れる事が出来るという事を感じる内容でした。
相変わらず臨場感のある記事で、毎回楽しませて頂いています。
型の形を沢山覚えるよりも、身体の使い方や対人した時の臨場感を基に紐解いていくと、型の本質に触れる事が出来るという事を感じる内容でした。
弛みとって~~
☆リンク先で更新された記事
by centeringkokyu
| 2018-04-28 08:15
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