2018年 04月 24日
重力から解放された状態 |
合気観照塾 2018.04.21
相手に触れる前から吸い込んで力や意識の流れを作り、お互いの間で交流させることで相手に返す
自分の中を自由に行き来できる状態で相手に手掌を当て、落とした重みが返ってくるタイミングを逃さずに、もう一方の手で通す
相手の持ち方によって入れるか抜くかは変わり、自分から働き掛けるのではなく、相手の働き掛けを受け入れ、その反作用で動く
会陰を締めて、頭部を浮かし、重力から解放された状態で仙腸関節から手まで鞭の動きを伝える
正座位で大腿の上に手を置いて片側に吸い上げ、足の経絡に沿って滑らせながら、手の経絡を伸ばす
手の指の股の張りも意識しながら、呼吸の満ち引きに合わせて、手部が寄ったり開いたりする動きを観察する
手首を決め、肘頭上部で肘を操作しながら「たまたま」をすると、前から後ろから腕を持たれても同時に合気が掛かることを体験した
肩甲骨に当てられた手の緩みを内側から取り、相手の頚に焦点を絞って点になった瞬間に通す
両目を寄せることで軸を細くして、後頭部で像を結ぶように目からも相手を吸い込む
緩みが取れる向きを丹田で受け取りながら、相手の手首をオロチの結び目として手部を決め、腕の中の繊維を均一に近付ける
#管理人です。
この記事を読んでこう浮かんできました。
この記事を読んでこう浮かんできました。
合気の体感 同調、交流、臨機応変、「機・度・間」
センタリングされた身体 常にバランシング
肱は秘事なり
軸を細く繊細に
接続部分をより繊細に
どれだけ繊細に情報を取り込んでいるのかといつも驚かされます。
内容の濃い稽古だったことが伝わってきます。
注意 リンク先に答えはありません
参照1 利休道歌に学ぶ
湯を汲みて 茶碗に入るる 其時の 柄杓のねぢは 肱(ひじ)よりぞする
茶を振るは 手先をふると 思ふなよ 臂(ひじ)よりふれよ それが秘事なり
参照2 呼吸・体内操作・意念
参照3 機は去ってゆく
参照4 精神修養や武術にも
精神統一は、骨格に不正個所がある人には、なかなか出来ません。統一するつもりでも、身体のどこかが、心の言うことを聞かないので、とかく雑念がおこったり、痛い所、かゆい所などが、次々に出来てきて、思うようになりません。
ところが正體になりさえすれば、ちょうど、身体の方で、必要な時には全身に、残る所なく力を入れることが出来、力を抜く時には、全身を一度にグニャグニャにすることが、自由自在に出来ると等しく、心の方でも、統一しようとすれば、ただ一念に思いをこらすことも出来、またすべての頭の力、考える力を抜いてしまって、本当の無念無想になることも出来ます。
ところが正體になりさえすれば、ちょうど、身体の方で、必要な時には全身に、残る所なく力を入れることが出来、力を抜く時には、全身を一度にグニャグニャにすることが、自由自在に出来ると等しく、心の方でも、統一しようとすれば、ただ一念に思いをこらすことも出来、またすべての頭の力、考える力を抜いてしまって、本当の無念無想になることも出来ます。
上を見てからお辞儀するというところから始まりました。これは、簡単に言うと「反る・丸める」という基本的な動きなのですが、視線と呼吸と動作を一致させたり意識的にずらしたりすることが「術」になるのだと思います。
by centeringkokyu
| 2018-04-24 00:42
| 合気観照塾