柔軟な行動選択 |
▼『目標行動の達成にはやる気ニューロンと移り気ニューロンの活動変化が必要』より引用させて頂きます。
不明だった「目標と無関係な行動」の抑制メカニズム
慶應義塾大学は9月29日、目標に向かって行動を開始するためには腹側線条体の外側部位に存在する「やる気ニューロン」の活動増加に加え、内側部位に存在する「移り気ニューロン」の活動低下が必要であると発表した。
研究グループではこれまでに、マウスを用いた実験で、意欲障害となる脳内の部位を特定し「やる気スイッチ」の存在を発見している。
また、目標に向かって行動する時には、腹側線条体と呼ばれる脳領域のうち外側部位に存在する神経細胞(「やる気ニューロン」)を活動させることが必要であり、この「やる気ニューロン」の機能異常によって、行動の開始が障害され、やる気がなくなることがわかっていた。
一方、意欲行動の達成に重要な「目標と無関係な行動」の抑制(がまん)については、その脳内メカニズムの詳細は全くわかっていなかったという。
移り気ニューロンが活性化すると柔軟な行動選択が可能に
今回の実験では、線条体に存在するドパミン受容体2型陽性中型有棘ニューロン(D2-MSN)にカルシウム蛍光プローブを発現する遺伝子改変マウスを用い、自由行動下でその神経細胞の活動を計測した。
その結果、「脳領域のうち内側部位に存在する神経細胞(移り気ニューロン)が活性化すると、無駄な行動が増えること」、「この神経細胞の活動を抑えることで、目標とは無関係な行動を抑制し、目標に合致する行動を行うこと」、「この神経細胞は、意欲そのもの(やる気ニューロン)をコントロールしているのではなく、目標が変更された時には活動抑制が外れ、柔軟な行動選択が可能となること」を明らかにしたという。
研究グループは、「やる気ニューロン」と「移り気ニューロン」とのバランスが、何によって決められているのかを明らかにすることを今後の課題としており、柔軟性に欠ける適応障害や強迫性障害などの病態や、注意の持続が困難な注意欠陥多動性障害の病態を理解するのに今回の成果が役立つ可能性がある、と述べている。
〆管理人です
やる気を出し過ぎても周りが見えなくなりますし、意識が分散して集中できないのも困りものです。
やっぱり、偏らないようにセンタリングするのが大切なのでしょうね。
今日はどこに行こうかな
参照1:「立体視」〜「空間認識」〜「うすらぼんやり」
瞑想とは、結果として見れば、ふだん意識から独立している無意識の脳機能を意識によってコントロールする方法であり、基本的には意識が拡散した状態を保持することから始まる。
参照2:観察とは生きる「姿勢」
ここで大切なことは、帆かけがうまくいっているということは、世の中の風向きをよく観察しているということで、やみくもに帆を上げているのではないということである。
参照3:蚤を潰し雲を掴む?
雲には全体の形があっても個々の形がなく、またその形も風に従って移り気に乗って流れ山に当たって変わる。刻々流転変貌万化集散現滅して一瞬も滞らない。
参照4:成功への自動誘導システム
サーヴォ機構は、目標を達成する方向へ自動的に舵を取ったり、外からの刺激に対して適切に反応したりする。同時に自動的に問題を解決し、必要な答えを提示し、新しいアイデアやインスピレーションを湧かせる。
☆リンク先で更新された記事
◆新生児の胸にしこり
#くぼけんです。
赤ちゃんなのに、どうして乳首から汁が出るのでしょうか? 様子を見ていても、大丈夫でしょうか?
大手電機メーカー、
新入社員だった
いじめや
男性の両親が、
東京地方裁判所に起こしました。
=「過労死白書」は
3年前に施行された
過労死防止法に基づき
厚生労働省が去年から始めたもので、
6日ことしの白書が公表されました。
それによりますと、
労災として認定された
過労死や過労自殺は
昨年度191件に上りました。
◆心理療法としての仏教(安藤 治)から Ⅰ
しかし、
「内面に気づく」のは、
これとは
まったく異なる意識的注意
によってなされるものである。
私たちは生活している限り、
外部の物事や
たくさんの刺激にさらされているが、
外部の物事を
見たり聞いたりしている時にも、
そこには「内部」に生じている
感覚がある。
◆苦手分野も続けている内に時期が来る
◆YSさんの姿勢
東雲道場の初まり以来、4年前から研究会、稽古に参加頂いている
YSさんの立ち姿
です。
本当にすばらしいと思います。
踵、膝、鼠径部、丹田、命門、腹直筋、横隔膜、壇中、唖門、百会
と整っています。
この整いを崩さずに、歩くためには、宗匠がつくられた
鉄球運びからなる歩法
を使わなければ歩けません。
これが術理です。
◆YSさんの姿勢 その2
◆YSさんの姿勢 その3