▼OAさんからのメール
本日も、たいへんお世話になりました。
枕を自分の腕や膝のように補助に使うことで、施術に多様性が生まれることを体験させて頂きました。
指からの施術で上肢が頚と繋がって伸びていったり、上肢が転がりながら肩と肋骨の関係性が整っていったりと、身体が順に深く弛んでいく様子を感じられました。
そして、どんな場所でも形に合わせて手を沿わせ、引きと攻めで両手の間に分け目を作り誘導するという点で、共通していることを感じられました。
当て方によって両手が近付いているように見えても、表裏でみると反対側を伸展していることに気付き、どれも同じであることを実感しました。
手の施術をして頂いた後、反対側との違いを実感し、いかに指先に力を入れて使ってしまっているかを自覚しました。
肩も良い位置にあると、鎖骨や肩甲骨が軽々と動き、浮かすのも落ちるのも思いの外、楽に出来ることに驚きました。
施術によって、言葉ではなく、体感を積み重ねることで変化に自分で気付いて頂くことの大切さを感じました。
ご親戚の施術にも関わらせてくださり、ありがとうございました。
身体を整えて頂いた後に、鍼治療をさせて頂いたり、施術を見せて頂き、学ぶところが多くありました。
脊柱の捻れと肋骨の関係、季肋部と反対側の肩の関係、側頚部と反対側の腋窩の関係、両側の肩甲骨と頚部の関係、仙骨-後頭骨と脊柱の関係など、連鎖的に繋がりが見れ、たいへん貴重な経験になりました。
そして、自分自身が、まだまだ身体のバランスの診かたが局所的だったり、平面的だったりすることを実感しました。
本日、学ばせて頂いたことを明日から生かしていきたいと思います。
☆リンク先で更新された記事
#楽隠居です 修験者の先生とご縁を頂いて、既に3年経ちました。小学校の林間学校?の時以来ですから、初めて蔵王堂に参拝させて頂いたようなものです。
私はこのところ、引きこもり同然の状況でしたので、蔵王堂には、M岡さんに連れて行っていただきました。
平日でしたので、比較的ゆっくり蔵王権現様と対面させていただけたのですが、二回とも中尊の蔵王権現様しか拝見できませんでした。
後ろに下がってから、左尊と右尊の蔵王権現様にお目に掛かることができました。
M岡さんが書いておられますように、脳天大神様と東南院の役行者様には、それぞれ貴重な体験をさせて頂きました。
まぁ〜、私の思い込みということでもありますが、M岡さんのお蔭で、素晴らしい体験をさせていただきました。
これも修験者の先生方のお導きだと感じました。心より感謝致します。 参照:脳天大神龍王院
☆おまけ
▼3.1+5.9=? 小学3年生の算数問題の騒ぎ(いまだ算数脳の教育を嘆く)
実社会では3.082+5.918=9.000と桁を揃えて、たとえゼロであっても必ず記述しなければなりません。
もちろん9としてもなんの影響もないのですが、他人から観れば「ああ、こいつは数字の扱いが雑だなあ」と思われるでしょう。
特に工業系では末尾の桁は有効数字ではないので、不確かな数として扱われます。
だから機械部品の寸法は3.082+5.918=8.99?~9.000(?は0~9のどの数でも良い)であれば現実には良いのです。設計図には公称誤差1/100なんて表記されていることもあります。
小学校の算数で小数の計算で整数にもなることがあると思いこんでしまうと、大人になったときにとまどうと思います。 3.1+5.9=9.0~9.9なんですよね。
私がそうでした。
表計算ソフトの計算と、手計算が合わないのです。(構造物の設計です)
たとえばとても長い部材をいくつかに切り分けた場合、残りの寸法が表計算と手計算ではずいぶん違ってしまう。
う~ん、なぜだ!?コンピュータも間違うことがあるのか!と思ったのですが、コンピュータの計算を追っていくとすぐに原因はわかりました。
コンピュータが扱える小数点の桁は限られていると言うこと。有効数字は8桁なのです。(二進数なので現実の10進数ではもっと大きい桁です)
小数点8桁以降はどうなっちゃうかというと、切り捨てられちゃいます。
だから科学計算では8桁に収まるように計算の順番を工夫したり、有効数字を拡張させる特殊な命令下で計算(倍精度計算)をさせると言った気配りが必要だったのです。