2016年 11月 11日
腕枕で力が抜けて繋がる |
▼Uさんからのメール
先日は有難うございました。
新兵器!腕枕に腕をのせての肩の治療に新発見でした。背骨って本当にまるで木。背中に棒が入っているみたいでした。で、そのところで固めている! 大きな石の塊があるみたいでどこからでももそこで止まる。その塊を実感させていただいて有難うございます。
本当にすべてが繋がっている。気が付いたら塊も泡のように、きれいに消えてなくなっていました。
翌昨日、友人に久しぶりに出会いました。聞けばこの夏暑かったから一日中クーラーかけて編物をしていたそうです。そしたら9月末になって朝突然起きれない。いつの間にか骨折というわけでコルセットをしての毎日だそうです。ご自分で冷やしすぎ、動かないでいたこと等、一緒ですね。自白されてました。
他人事じゃないです。固めたままでいたらと思うとぞっとします。
あらためて感謝申し上げます。
好きな刺繍とかもしたいので、その塊の実感を脳がまだ覚えているので、今のうちに固まりかけてきたら溶かすようにチェックチェックで動かしています。
確実に体全体を動かすことが少なくなってきているから、意識して頭から、背骨から、骨盤からと動くようにしています。日々積み重ねと思って頑張ってます。
新発見させていただき改まりました。
有難うございました
またよろしくお願いいたします。
#楽隠居です
身体は、人によって、場合によって、使い方は変化します。
仕事によっては、左右の手を全く違う使い方をされている場合があります。
寧ろ、同じ使い方をしている事の方が希だと思います。
ですから、学校で習った知識が役に立たないことも多くあるようです。
『身体観を変え続ける』で、OAさんが書いて下さっていますので、引用させていただきます。
身体はどこからでも繋がっており、どこからアプローチしても、それに応じた反応が起こることを感じています。
何度も通っている道は目的地まで迷わずに案内できるのと同様に、自分が体験した身体の繋がりは、相手の身体にも誘導できることを感じています。
そして、どの経穴を選ぶかというより、患者さんのアンバランスに対して、どの繋がりが効果的に働くかを診れるように心掛けています。
繋がって弛んでいく働きの中で、皮膚や筋の緊張が和らいだり、関節が合う位置に骨が動いたり、血管や神経の通りが改善したり、精神的にリラックスできたりします。
それらは個別に整えられるものではなく、心身に起こる反応と共に、同時に生じることを感じています。
そして、固まっている場所があっても、そこに拘らず動かせる場所から隙間を見つけられることを学ばせて頂きました。
引用終了
腕枕を使うと、想像以上に力が抜けていないことに気づきます。そして、力が抜けるに従って、腕と肩と首が繋がっていくのを体感していただくことができます。さらには、反対側の肩や肋骨まで繋がって動き出すのを感じることができると思います。
合気を使うためには、まず『力抜き』が必要だということが実感できるはずです。
☆リンク先で更新された記事
◆「耕す」
40代 女性
「1週間前から風邪をひいていて昨日クシャミをしたら腰がギックとなってしまいました」
という事で来院されました。
詳しくお話を聞かせて頂くと
・腰を少しかがめた姿勢でクシャミをした瞬間に腰に痛みを感じた
・その後に右の太ももの外側が痛くなってきた
・寝返りをする時に痛む
・ズボンを履いてズボンの位置を正そうとした時に痛みを感じた
・歩く時に腰を捻じることが出来ないので脚だけで歩いている感じがする
・職場の階段の昇り降りが怖かった
という事でした。
by centeringkokyu
| 2016-11-11 00:03
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