2016年 05月 24日
呼吸の中で動きを診る |
☆リンク先で更新された記事
◆吸いながら動く運動療法
2016/5/22
◎健康維持互助会(進行役:K元)
☆テーマ:息を吸いながら動く運動療法 ~なるべく相手に触れない~
◇現状認識(仰臥位)
○床と身体の接地面(左右差等)
・相手に発言してもらう
・解りにくい場合はリード役が手を当てるなどして体感してもらう
○足の上げ方(左右差)
・あまり細かい事は言わない
◇吸いながら動く
○上がりにくい方の足
・吸いながら上げて、力を抜いて、吐きながら下す
・呼吸関係なしに上げて下す
・背骨に息を入れるつもりで吸いながら上げる
・反対の足と比較
・反対の足は一番良いイメージだけ行う(テンポ速め)
・イメージ後に足を上げてみる
○膝の曲げ伸ばし
・膝を曲げて呼吸
・膝を伸ばして呼吸
・吸いながら膝を曲げて、曲げたまま力を抜いて、曲げたまま吐いた後の呼吸
・吸いながら伸ばして、伸ばしたまま力を抜いて、伸ばしたまま吐いた後の呼吸
○片足と対側の手を浮かす
・吸いながら何度か浮かす
・左右差の確認
・反対はイメージ
・イメージ後の動きをチェック
※リード役は基本的に相手の身体に触れずにリードする
※相手が不調を訴える時は原因となる癖を見極めて、癖を変える様に誘導する(補助してもしなくても良い)
~~休憩~~
◆活動報告73
健康維持互助会 2016.05.22
・仰臥位でそのまま脚を上げたときと、吸息と共に上げたときの違いを体感する
呼吸を意識することによって、動作の起点や協力する場所が変わることを実感し、常に全体の呼吸の中で動きを診ていくことの大切さを感じた
・下腹部に吸い込んだ空気を頚部まで吸い上げて、脊柱に息を通す
どの経路の意識が高まっているかによって、脚を上げるという動作においても、様々な癖が現れることを感じた
・脚が楽に上がったときの経路を、反対側はイメージによってトレースすることで、実際に動かした側と同様の変化が起こることを確認できた
相手の呼吸を診ながらイメージを誘導する上で、自分自身の体感がいかに大切かを感じた
・吸気と共に脚を曲げたところから、足を置いたまま上方への伸びを頚に繋げる、膝を下ろして下方への伸びを踵まで伝える
同じ姿勢からも、アンカーとする場所を変えることで、異なる動きを誘導できることを体験した
・片側の脚と対側の腕を対応させ、四肢を筋力で持ち上げるのではなく、バランスによって浮かす
先端から動こうとせず、中心から起こった動きを滞りなく伝達できる位置で、呼吸が伝わってくるのを待つ
・頭の重みで頚を回旋し、頭部から下方への繋がりを誘導する
回旋によって臨界まで緩みを取った位置から、力を抜いてさらに弛んでいく働きに任せる
#楽隠居です
「動きと動作」に関して面白い記事を見つけましたので、抜粋してご紹介します。
明確に違いを知っておかなければならないのが
「動き(モーション)」と「動作(ムーブメント)」の違いです。
一見同じように思えてしまうのが日本語の難しい所ですが、それぞれ定義が違います。
「動き(モーション)」は単一、または複数の身体分節内における可動範囲
「動作(ムーブメント)」は自力で位置を変更する際に機能している身体行動
をそれぞれ表します。
簡単に考えると、「動き」は肩関節屈曲180度などの方向の自由度を特定する量を表し、「動作」はランニングやゴルフスイングのような全身活動を表す言葉です。
この2つの言葉は相関関係にあり、どちららか一つだけでの練習をしていてもパフォーマンスアップは難しいと考えてます。
例えば「動き」作りのエクササイズを一生懸命行って、各関節が正常に機能するようになったとしても、いざスポーツの動きをしてみたら繋がりの練習をしていないので思ったように動けません。
逆に「動作」の練習をたくさんし、総合的に動けるようになったとしても、基本的な関節の機能が正常でないと傷害発生の原因になります。
なので運動処方を作成するときは「動き」と「動作」の意味を明確に分けて考え、それぞれに必要なエクササイズ種目を選択する必要性があるのです。
そして「動き」と「動作」がうまく融合した時に真の「パフォーマンスアップ」になると考えております。
参照1:認知療法
参照2:認知運動療法
参照3:健康と不適応への動作対応
参照4:動作法
参照5:なぜ筋肉を弛緩させるか
参照6:リラックスの着眼点1
参照7:リラックスの着眼点2
参照8:リラックスの着眼点3
参照9:リハビリテーション治療の現状
◆吸いながら動く運動療法
2016/5/22
◎健康維持互助会(進行役:K元)
☆テーマ:息を吸いながら動く運動療法 ~なるべく相手に触れない~
◇現状認識(仰臥位)
○床と身体の接地面(左右差等)
・相手に発言してもらう
・解りにくい場合はリード役が手を当てるなどして体感してもらう
○足の上げ方(左右差)
・あまり細かい事は言わない
◇吸いながら動く
○上がりにくい方の足
・吸いながら上げて、力を抜いて、吐きながら下す
・呼吸関係なしに上げて下す
・背骨に息を入れるつもりで吸いながら上げる
・反対の足と比較
・反対の足は一番良いイメージだけ行う(テンポ速め)
・イメージ後に足を上げてみる
○膝の曲げ伸ばし
・膝を曲げて呼吸
・膝を伸ばして呼吸
・吸いながら膝を曲げて、曲げたまま力を抜いて、曲げたまま吐いた後の呼吸
・吸いながら伸ばして、伸ばしたまま力を抜いて、伸ばしたまま吐いた後の呼吸
○片足と対側の手を浮かす
・吸いながら何度か浮かす
・左右差の確認
・反対はイメージ
・イメージ後の動きをチェック
※リード役は基本的に相手の身体に触れずにリードする
※相手が不調を訴える時は原因となる癖を見極めて、癖を変える様に誘導する(補助してもしなくても良い)
~~休憩~~
◆活動報告73
健康維持互助会 2016.05.22
・仰臥位でそのまま脚を上げたときと、吸息と共に上げたときの違いを体感する
呼吸を意識することによって、動作の起点や協力する場所が変わることを実感し、常に全体の呼吸の中で動きを診ていくことの大切さを感じた
・下腹部に吸い込んだ空気を頚部まで吸い上げて、脊柱に息を通す
どの経路の意識が高まっているかによって、脚を上げるという動作においても、様々な癖が現れることを感じた
・脚が楽に上がったときの経路を、反対側はイメージによってトレースすることで、実際に動かした側と同様の変化が起こることを確認できた
相手の呼吸を診ながらイメージを誘導する上で、自分自身の体感がいかに大切かを感じた
・吸気と共に脚を曲げたところから、足を置いたまま上方への伸びを頚に繋げる、膝を下ろして下方への伸びを踵まで伝える
同じ姿勢からも、アンカーとする場所を変えることで、異なる動きを誘導できることを体験した
・片側の脚と対側の腕を対応させ、四肢を筋力で持ち上げるのではなく、バランスによって浮かす
先端から動こうとせず、中心から起こった動きを滞りなく伝達できる位置で、呼吸が伝わってくるのを待つ
・頭の重みで頚を回旋し、頭部から下方への繋がりを誘導する
回旋によって臨界まで緩みを取った位置から、力を抜いてさらに弛んでいく働きに任せる
#楽隠居です
「動きと動作」に関して面白い記事を見つけましたので、抜粋してご紹介します。
明確に違いを知っておかなければならないのが
「動き(モーション)」と「動作(ムーブメント)」の違いです。
一見同じように思えてしまうのが日本語の難しい所ですが、それぞれ定義が違います。
「動き(モーション)」は単一、または複数の身体分節内における可動範囲
「動作(ムーブメント)」は自力で位置を変更する際に機能している身体行動
をそれぞれ表します。
簡単に考えると、「動き」は肩関節屈曲180度などの方向の自由度を特定する量を表し、「動作」はランニングやゴルフスイングのような全身活動を表す言葉です。
この2つの言葉は相関関係にあり、どちららか一つだけでの練習をしていてもパフォーマンスアップは難しいと考えてます。
例えば「動き」作りのエクササイズを一生懸命行って、各関節が正常に機能するようになったとしても、いざスポーツの動きをしてみたら繋がりの練習をしていないので思ったように動けません。
逆に「動作」の練習をたくさんし、総合的に動けるようになったとしても、基本的な関節の機能が正常でないと傷害発生の原因になります。
なので運動処方を作成するときは「動き」と「動作」の意味を明確に分けて考え、それぞれに必要なエクササイズ種目を選択する必要性があるのです。
そして「動き」と「動作」がうまく融合した時に真の「パフォーマンスアップ」になると考えております。
参照1:認知療法
参照2:認知運動療法
参照3:健康と不適応への動作対応
参照4:動作法
参照5:なぜ筋肉を弛緩させるか
参照6:リラックスの着眼点1
参照7:リラックスの着眼点2
参照8:リラックスの着眼点3
参照9:リハビリテーション治療の現状
by centeringkokyu
| 2016-05-24 00:03
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