2016年 03月 29日
香木が脈に与える影響は? |
▼香りと脳の関係 (8)・・・嗅覚のメカニズム
・香りは大脳辺縁系をダイレクトに刺激する
嗅覚は人間の五感の中で特殊です。見る・聞く・味わう・触るなどの他の感覚は、脳の視床を経て大脳皮質の視覚野・聴覚野などに伝達されますが、嗅覚だけは大脳辺縁系に直結します。〈大脳辺縁系は記憶を通常の引き出し回路を使わず ショートカットで引き出すことが出来ます〉
この事実は、香りやニオイはそれだけダイレクトな刺激を脳に与えることができると予想される根拠の一つになっています。香りで強烈な記憶再生のフラッシュバックが発生する一因もここにあるのかもしれません。
しかし、あまりわからない
どのように香りの信号が、脳のどの部分に伝わり、どうのように信号が処理されているのか、まだ未知の部分が大きくはっきりとしたこはわかっていません。
これは嗅覚だけの問題でなく脳科学全般に言えることです。解剖学によって脳の物理的な構造、神経繊維のつながり方などはある程度判明していますが、生命活動における脳内の情報の生成・伝達・処理方法はあまりわかっていません。
嗅覚の働きの解明は、現在、fMRIという装置が活躍しているそうです。これは最先端の装置で、脳内の血流の動的な変化をビジュアルに表現し記録できます。生体を傷つけずに脳内を観察できる驚くべき装置です。
しかし、脳神経の活動と血流の相関関係は事実としても、血流は脳内の情報処理そのものの活動ではありません。逆に言えば、脳内のこのパーツが活動しているというくらいしか判断できません。最先端の装置をもってしても脳の活動を解明するためには、道のりはまだまだ険しいですね。
参照:香木の効用
#楽隠居です
「六国五味(りっこくごみ)の『六国の概念』は元々産地を表すとされていましたが、後には香りの性質により、化学的な分類ではなく、体感的手法によって伝承されています。」ということのようです。
聞香を始めて二年半になりますが、最近は、身体の弛み方と脈の変化に注目しています。脈に関しては、先月から検証し始めたのですが、興味深いことになっています。
先生の言によりますと、六国五味以外に『無』と分類される香木があるそうです。それほど良い香りとは言えないのですが、身体の弛み方は、なかなか素晴らしいものがあります。他の沈香に比べると価格的にはお安いようですので、身体が弛むかどうか、脈はどう変わるかということを意識して香木を選んでみるのも実用的ではないかと考えています。
脈に関して、私は詳しくありません。昔、女の子にちょっかいを出しても、女の子には脈がなさそうでした。そのことが、未だに脈に対するトラウマになっているようです。
☆リンク先で更新された記事
◆YS さんからの第二十八回研究会メモ
◆捻り込みが基本では
◆嗅覚と身体創り
◆活動報告71
◆しつこさ倍増
・香りは大脳辺縁系をダイレクトに刺激する
嗅覚は人間の五感の中で特殊です。見る・聞く・味わう・触るなどの他の感覚は、脳の視床を経て大脳皮質の視覚野・聴覚野などに伝達されますが、嗅覚だけは大脳辺縁系に直結します。〈大脳辺縁系は記憶を通常の引き出し回路を使わず ショートカットで引き出すことが出来ます〉
この事実は、香りやニオイはそれだけダイレクトな刺激を脳に与えることができると予想される根拠の一つになっています。香りで強烈な記憶再生のフラッシュバックが発生する一因もここにあるのかもしれません。
しかし、あまりわからない
どのように香りの信号が、脳のどの部分に伝わり、どうのように信号が処理されているのか、まだ未知の部分が大きくはっきりとしたこはわかっていません。
これは嗅覚だけの問題でなく脳科学全般に言えることです。解剖学によって脳の物理的な構造、神経繊維のつながり方などはある程度判明していますが、生命活動における脳内の情報の生成・伝達・処理方法はあまりわかっていません。
嗅覚の働きの解明は、現在、fMRIという装置が活躍しているそうです。これは最先端の装置で、脳内の血流の動的な変化をビジュアルに表現し記録できます。生体を傷つけずに脳内を観察できる驚くべき装置です。
しかし、脳神経の活動と血流の相関関係は事実としても、血流は脳内の情報処理そのものの活動ではありません。逆に言えば、脳内のこのパーツが活動しているというくらいしか判断できません。最先端の装置をもってしても脳の活動を解明するためには、道のりはまだまだ険しいですね。
参照:香木の効用
#楽隠居です
「六国五味(りっこくごみ)の『六国の概念』は元々産地を表すとされていましたが、後には香りの性質により、化学的な分類ではなく、体感的手法によって伝承されています。」ということのようです。
聞香を始めて二年半になりますが、最近は、身体の弛み方と脈の変化に注目しています。脈に関しては、先月から検証し始めたのですが、興味深いことになっています。
先生の言によりますと、六国五味以外に『無』と分類される香木があるそうです。それほど良い香りとは言えないのですが、身体の弛み方は、なかなか素晴らしいものがあります。他の沈香に比べると価格的にはお安いようですので、身体が弛むかどうか、脈はどう変わるかということを意識して香木を選んでみるのも実用的ではないかと考えています。
脈に関して、私は詳しくありません。昔、女の子にちょっかいを出しても、女の子には脈がなさそうでした。そのことが、未だに脈に対するトラウマになっているようです。
☆リンク先で更新された記事
◆YS さんからの第二十八回研究会メモ
◆捻り込みが基本では
◆嗅覚と身体創り
◆活動報告71
◆しつこさ倍増
by centeringkokyu
| 2016-03-29 00:03
| 日常