2015年 11月 27日
最適な軌道を探す |
金星探査 女性研究者の熱意
今月24日、H2Aロケットの29号機が打ち上げに成功するなど、最近、成果を挙げ続けている日本の宇宙分野。じつは、来月、極めて難易度の高い挑戦が待ち受けています。日本で初めての金星探査機「あかつき」は、5年前に打ち上げられましたが、半年後、金星を回る軌道に入ることに失敗し、その後は、太陽の周りを漂うように回り続けています。その「あかつき」が、12月7日、本来の目標である金星を回る軌道を目指して再び挑戦することになりました。不可能とも言われたこの再挑戦の道を切り開いたのは、1人の女性研究者でした。科学文化部の岡田玄記者が解説します。
▼5年前の悪夢
金星探査機「あかつき」は、5年前の平成22年5月、鹿児島県の種子島宇宙センターからH2Aロケット17号機で打ち上げられました。目的は、謎が多い金星の気象状況を調べることです。
金星は硫酸の雲で覆われるなど謎が多く、金星の気象を明らかにすることで、地球など、ほかの惑星の気象の仕組みの解明にもつながると期待されています。ところが打ち上げから半年後、金星を回る軌道に投入する際、メインエンジンが壊れるトラブルが発生し、軌道に入ることができませんでした。探査機にとって最も重要なメインエンジンを失った「あかつき」に再起の道はあるのか。チームでは、代わりに姿勢制御用の小型のエンジンを使うことで残された可能性を探ることになりました。
▼みずから志願し、軌道探し
はたして「あかつき」を再び金星に送り込める条件の良い軌道は存在するのか。この難題に向き合ったのが、JAXAの女性研究者、廣瀬史子さん(35)です。
廣瀬さんは広い宇宙空間を探査機が飛行する際の軌道の計算を担当しています。
5年前の失敗で落ち込む仲間たちを見て、この難題に挑戦しようと志願しました。
廣瀬さんは、志願したときの気持ちについて、「みんなのがっかりした表情が頭から離れず、なんとしても金星探査の道を開けないかと軌道の計算に臨むことにした」と話しています。
▼立ちはだかる“3つの条件”
廣瀬さんが挑んだ新たな軌道探し。それには「3つの条件」がありました。
▽ひとつめは、「十分な観測を行うため800日程度、金星の周りを回れること」。
▽ふたつめは、「金星を回る間、連続して日陰に入る時間を、90分以内にすること」。太陽光で充電するバッテリーが日陰では90分までしかもたないためです。
▽3つめは、「熱を逃がす放熱材の部分に太陽の光が当たらないよう姿勢を保つこと」です。
廣瀬さんは、パソコンだけでなく、手帳に計算を書き出し軌道を探し続けました。手帳を見せてもらうと、あるページには、「89」の数字がずらりと並んでいます。これは、ある軌道の1周目では、日陰に入る時間が90分以内に収まることを示しています。しかし、その隣には、200前後の数字が並び、2周目では、日陰の時間が200分前後となって条件を満たさないことを示していました。廣瀬さんは、こうして1つずつ数値や条件を変えながら2年半もの間、毎日、計算を繰り返してきました。まさに、寝ても覚めても、計算のことばかりを考えていたということです。そして、数万とおりの計算を経てついに、3つの条件を満たした最適な軌道にたどり着いたのです。チームの責任者は、廣瀬さんによる軌道の発見がなかったら、「あかつき」の再挑戦はなかったかもしれないとしています。(以下省略)
参照:逆転のアイデアで「あれよあれよと」
【ノーベル医学・生理学賞 山中伸弥教授 独占インタビュー】
#楽隠居です
すごい発見の話の後ではなんですが、このところシンギングボウルと仲良く遊んでいます。その遊び方を簡単にまとめておきます。
置き方
叩く棒の種類
叩き方
叩く位置
これらのことが、鳴り方に関係しているようです。
手打ちのシンギングボウルだから、個別だし面白いのだと思います。
音色・共鳴・倍音・振動など、興味は尽きませんね!
☆リンク先で更新された記事
◆腰(骨盤)の含み
◎施術では
・呼吸は地面に任せる
・ポジショニングと着目点に気を付ける
・呼吸に合わせて弛みを取るだけで調整されていく
・地面にも呼吸の波や出入り口がある様にも感じる
#くぼけんです。
自然の力は本当に凄いな~と感じます。
呼吸(地面)の出入り口に噴気?する勢い(感覚)があったので、意識を付けて同調しておくと勝手に調整が始まる感じは新感覚でした。
求めると感覚は逃げるので、少しずつ身体創りをしていき、その時の感覚を信じて進んで行きます。
今月24日、H2Aロケットの29号機が打ち上げに成功するなど、最近、成果を挙げ続けている日本の宇宙分野。じつは、来月、極めて難易度の高い挑戦が待ち受けています。日本で初めての金星探査機「あかつき」は、5年前に打ち上げられましたが、半年後、金星を回る軌道に入ることに失敗し、その後は、太陽の周りを漂うように回り続けています。その「あかつき」が、12月7日、本来の目標である金星を回る軌道を目指して再び挑戦することになりました。不可能とも言われたこの再挑戦の道を切り開いたのは、1人の女性研究者でした。科学文化部の岡田玄記者が解説します。
▼5年前の悪夢
金星探査機「あかつき」は、5年前の平成22年5月、鹿児島県の種子島宇宙センターからH2Aロケット17号機で打ち上げられました。目的は、謎が多い金星の気象状況を調べることです。
金星は硫酸の雲で覆われるなど謎が多く、金星の気象を明らかにすることで、地球など、ほかの惑星の気象の仕組みの解明にもつながると期待されています。ところが打ち上げから半年後、金星を回る軌道に投入する際、メインエンジンが壊れるトラブルが発生し、軌道に入ることができませんでした。探査機にとって最も重要なメインエンジンを失った「あかつき」に再起の道はあるのか。チームでは、代わりに姿勢制御用の小型のエンジンを使うことで残された可能性を探ることになりました。
▼みずから志願し、軌道探し
はたして「あかつき」を再び金星に送り込める条件の良い軌道は存在するのか。この難題に向き合ったのが、JAXAの女性研究者、廣瀬史子さん(35)です。
廣瀬さんは広い宇宙空間を探査機が飛行する際の軌道の計算を担当しています。
5年前の失敗で落ち込む仲間たちを見て、この難題に挑戦しようと志願しました。
廣瀬さんは、志願したときの気持ちについて、「みんなのがっかりした表情が頭から離れず、なんとしても金星探査の道を開けないかと軌道の計算に臨むことにした」と話しています。
▼立ちはだかる“3つの条件”
廣瀬さんが挑んだ新たな軌道探し。それには「3つの条件」がありました。
▽ひとつめは、「十分な観測を行うため800日程度、金星の周りを回れること」。
▽ふたつめは、「金星を回る間、連続して日陰に入る時間を、90分以内にすること」。太陽光で充電するバッテリーが日陰では90分までしかもたないためです。
▽3つめは、「熱を逃がす放熱材の部分に太陽の光が当たらないよう姿勢を保つこと」です。
廣瀬さんは、パソコンだけでなく、手帳に計算を書き出し軌道を探し続けました。手帳を見せてもらうと、あるページには、「89」の数字がずらりと並んでいます。これは、ある軌道の1周目では、日陰に入る時間が90分以内に収まることを示しています。しかし、その隣には、200前後の数字が並び、2周目では、日陰の時間が200分前後となって条件を満たさないことを示していました。廣瀬さんは、こうして1つずつ数値や条件を変えながら2年半もの間、毎日、計算を繰り返してきました。まさに、寝ても覚めても、計算のことばかりを考えていたということです。そして、数万とおりの計算を経てついに、3つの条件を満たした最適な軌道にたどり着いたのです。チームの責任者は、廣瀬さんによる軌道の発見がなかったら、「あかつき」の再挑戦はなかったかもしれないとしています。(以下省略)
参照:逆転のアイデアで「あれよあれよと」
【ノーベル医学・生理学賞 山中伸弥教授 独占インタビュー】
#楽隠居です
すごい発見の話の後ではなんですが、このところシンギングボウルと仲良く遊んでいます。その遊び方を簡単にまとめておきます。
置き方
叩く棒の種類
叩き方
叩く位置
これらのことが、鳴り方に関係しているようです。
手打ちのシンギングボウルだから、個別だし面白いのだと思います。
音色・共鳴・倍音・振動など、興味は尽きませんね!
☆リンク先で更新された記事
◆腰(骨盤)の含み
◎施術では
・呼吸は地面に任せる
・ポジショニングと着目点に気を付ける
・呼吸に合わせて弛みを取るだけで調整されていく
・地面にも呼吸の波や出入り口がある様にも感じる
#くぼけんです。
自然の力は本当に凄いな~と感じます。
呼吸(地面)の出入り口に噴気?する勢い(感覚)があったので、意識を付けて同調しておくと勝手に調整が始まる感じは新感覚でした。
求めると感覚は逃げるので、少しずつ身体創りをしていき、その時の感覚を信じて進んで行きます。
by centeringkokyu
| 2015-11-27 00:19
| 日常