2015年 04月 23日
伸び代 |
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最近、高齢になればなるほど運動療法や運動処方が大切と感じます。
高齢だから無茶をさせてはいけないなどと言う固定観念が邪魔をしていました。
気力や体力、症状、本人が求めている事にもよりますが、工夫して取り入れて行こうと思います。
特に、筋肉を縮める鍛え方(一般的な筋トレ)を続けている方には特に必要です。
・人一倍頑張る性格の方が多い
・結果が早く欲しい
・理論立てて分析して頭が先行しがち
・『それはしてる』『それは出来る』と良く口にする
この様な特徴があります。
私が用いる、センタリング呼吸法・バランス☆運動療法では、
・頑張らずに続ける
・結果は後から付いてくる
・身体の感覚が脳に伝わる、理論は後付け
・出来ていない事に気付き改善していく
と、全く真逆の性質なので、筋肉を伸ばして使う身体になるには相当時間が掛かります。
このギャップが身体の不調や違和感・痛みを生んでしまう事があるので、工夫して進めて行きます。
◎捻じれ
・捻じれが捻じれを生んでいる
・見た目が真っ直ぐでも中で捻じれている
・中の捻じれが無くなるような姿勢をとる(見た目は捻じれている)
・捻じれが無くなった部位を止めて呼吸
・呼吸で伸展し真ん中に戻る
◎苦手な姿勢
・横隔膜が上がり易い位置で呼吸
・横隔膜を止めて苦手な姿勢を取る
・苦手な姿勢で呼吸
◎呼吸と動作
・動作だけでは固まる
・呼吸と共に身体が動いているか?
・骨盤時計が頸まで伝わっているか?
・一つ一つ呼吸で繋げていく
・中の動きを感じる
#楽隠居です
前回、修験道の先生とお話していた時に、先生は「伸び代がある。」という言い方をされました。
▼伸び代(のびしろ)【注:”のびよ”ではありません】
①金属などが折り曲げられる際に発生する伸び。また,その長さ。
②転じて,組織や人間が発展・成長してゆく可能性の大きさをいう。
そして、先生がポーズをされる時に、それぞれのポーズにおける伸び代を大切にされていることが分かりました。
私も「無形以前」をする時に、『息を吐きながら弛めて伸ばす』ということを大切にしていますが、私にはまだ、発展・成長してゆく可能性はあるのでしょうか?
身体が、のび太かどうかは、
心をしずかちゃんにしておかないと
気づけないよねぇ〜
参照1:薬と同じく運動も「処方」するもの
参照2:運動処方で身体感覚UP!
参照3:「土台づくり」のお手伝い
参照4:もう一歩前進
参照5:ばっちあたり?
by centeringkokyu
| 2015-04-23 22:49
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