2014年 02月 07日
呼吸と共に骨盤時計 |
▼KTさんからの投稿
本日の個人レッスン、ご指導ありがとうございました。
本日の個人レッスンのテーマは前々回、前回に引き続き、
歩法のための体づくりということでお願いいたしました。
私は、歩法の中で、特に、鉄球運びのときに体幹から四肢への連動がうまくいきません。
その要因として、
体重移動に伴う足運び
動きのなかでの骨盤時計
膝の使い方
などに課題があることを自覚しています。
そこで、まずスケーティングの動きの現状把握を行いました。
歩法の稽古をする際、鉄球運びのような動きに粘りを要するものから始めると、
私の場合、動きが固まりやすいということで、
スケーティング・羽ばたき系・アホの坂田のような、リズムよい動きのものから始めると、
その後の稽古がスムーズにいきやすくなるとアドバイス頂きました。
スケーティングでは以下のことを要訣としてご指導して頂きました。
【スケーティングの要訣】
○最初は、0ポジション・方向転換・脚を出すなどの各相で、「吸う・緩める・吐く」の呼吸と共に骨盤時計を丁寧に行う
○支持脚側の股関節のギアを緩め、方向転換する際の前へ踏み出す歩幅を、腹腰が決まったままギアチェンジしやすい位置に置く
○支持脚(後脚)から前脚への移動の際に、支持脚側の股関節のギアをかみ合わせながら前脚の股関節へ抜けないように移動する
○後ろ脚のギアが抜けきらない程度に、前の股関節へギアが移ると、自然と後脚が前脚へ引き寄られて0ポジションに戻る
○後脚の移動の際に、踵は浮かさない。浮くと腹腰が抜けやすくなる
○体重移動の際に目線がぶれやすくなるので、骨盤時計で腹腰の位置をキープ
○顎が出ると腹腰が決まらなくなる。瘂(あ)門へ吸い上げる意識で、後頭骨と腹のバランスが保たれると、背骨が効いた体重移動がしやすくなる
など・・・
そして、上記の要訣を満たせるように、身体調整を行って頂きました。
私は、右の胆経寄りの膀胱経の筋肉が効いてない箇所があるために、
薄筋が効きずらく、仙腸関節と股関節の連動が悪いというご指摘を頂きました。
外側の膀胱経の筋肉が効くように調整して頂いたことにより、骨盤を中心に体が内に寄った感覚が得られました。
また、その他に、5本の指のバランスが取れるように調整して頂いたことによって労宮が効きやすくなり、
また呼吸と共に腹と繋がりやすくなるのを実感できたことが印象的でした。
調整後に、スケーティングを行うと、調整前より体重移動がスムーズになりました。
しかし、動きがスムーズになると、かえって動きが雑になりやすくなるので、
呼吸と共に骨盤時計を丁寧に行うことが大切であることをご指導頂きました。
スケーティングで得られた感覚を鉄球運びを行うと、体重移動がしやすくなりました。
そのお蔭で、鉄球運びでは、
【腹腰が決まり、背骨が効いたまま、股関節のギアチェンジがスムーズな体重移動をする】
ことが新たな課題として浮上しました。
その他に、ヨガのパダーディラーサナをアレンジした椅子での上半身をセンタリングさせた呼吸法を、
補助としてご指導頂きました。
親指を除いた4本の指を脇に挟まま呼吸をするので
横隔膜を浮かすという意識をキープしやすく、上半身の力が抜けやすくなりました。
以上のことをご指導頂いた後に、正座からの立ち座りをしました。
軸に沿って動作ができたとき、膝に力が入らず自然と一挙動となるのを実感しました。
歩法を行うことによって立ち座りが非常にスムーズになったので、
まさに歩法は動作の最大公約数であることを身をもって知ることができました。
本日は、非常に大きな気付きを与えて下さり、ありがとうございました。
ご指導頂いたことを活かすも殺すも自分次第ということを肝に命じて自主稽古に励みます。
今後ともご指導のほど、宜しくお願い致します。
#楽隠居です
上手に感想として纏めてくださいましたので、私の方が勉強になります。
さて、今月の芦屋教室からヨガ学校での標準テキストを参考にしながら、センタリング呼吸法バージョンでのレッスンを始めました。
参加者の様子を見ながら、適当にアレンジして、個人レッスンにも取り入れていくつもりです。
これからも徐々に取り入れて行くつもりですが、皆さんには、私がどのような視点で『アサナ プラナヤマ ムドラ パンダ(APMB)』を読んでいるかを想像していただきたいと思います。
参照1:骨盤のコントロールレバー
参照2:なぜ筋肉を弛緩させるか
参照3:本来の筋肉の長さにもどす
参照4:部分を全体との関連の中で捉える
参照5:身体全体を通して局所の問題を見る
参照6:歩法と骨盤時計
☆リンク先で更新された記事
◆「脱力と呼吸」
◆肉体改造レポート
*2.7 踵に重心が乗ってると上に伸びるベクトルがスムーズじゃないな。あと過去の怪我の経歴から右の股関節の締めが甘いのは分かっていたが、今日はそれを特にターゲットとして練習していた訳では無かったがその過程で目からうろこ的に思い知らされた。それを補正する事が出来るかもしれん一つの可能性も見つけたが。今日は経絡ちっくやったな。噛合わせまでにも影響する事を確認出来たで。経絡ってオモシロイですよみなさん
◆肚・安心・保障
本日の個人レッスン、ご指導ありがとうございました。
本日の個人レッスンのテーマは前々回、前回に引き続き、
歩法のための体づくりということでお願いいたしました。
私は、歩法の中で、特に、鉄球運びのときに体幹から四肢への連動がうまくいきません。
その要因として、
体重移動に伴う足運び
動きのなかでの骨盤時計
膝の使い方
などに課題があることを自覚しています。
そこで、まずスケーティングの動きの現状把握を行いました。
歩法の稽古をする際、鉄球運びのような動きに粘りを要するものから始めると、
私の場合、動きが固まりやすいということで、
スケーティング・羽ばたき系・アホの坂田のような、リズムよい動きのものから始めると、
その後の稽古がスムーズにいきやすくなるとアドバイス頂きました。
スケーティングでは以下のことを要訣としてご指導して頂きました。
【スケーティングの要訣】
○最初は、0ポジション・方向転換・脚を出すなどの各相で、「吸う・緩める・吐く」の呼吸と共に骨盤時計を丁寧に行う
○支持脚側の股関節のギアを緩め、方向転換する際の前へ踏み出す歩幅を、腹腰が決まったままギアチェンジしやすい位置に置く
○支持脚(後脚)から前脚への移動の際に、支持脚側の股関節のギアをかみ合わせながら前脚の股関節へ抜けないように移動する
○後ろ脚のギアが抜けきらない程度に、前の股関節へギアが移ると、自然と後脚が前脚へ引き寄られて0ポジションに戻る
○後脚の移動の際に、踵は浮かさない。浮くと腹腰が抜けやすくなる
○体重移動の際に目線がぶれやすくなるので、骨盤時計で腹腰の位置をキープ
○顎が出ると腹腰が決まらなくなる。瘂(あ)門へ吸い上げる意識で、後頭骨と腹のバランスが保たれると、背骨が効いた体重移動がしやすくなる
など・・・
そして、上記の要訣を満たせるように、身体調整を行って頂きました。
私は、右の胆経寄りの膀胱経の筋肉が効いてない箇所があるために、
薄筋が効きずらく、仙腸関節と股関節の連動が悪いというご指摘を頂きました。
外側の膀胱経の筋肉が効くように調整して頂いたことにより、骨盤を中心に体が内に寄った感覚が得られました。
また、その他に、5本の指のバランスが取れるように調整して頂いたことによって労宮が効きやすくなり、
また呼吸と共に腹と繋がりやすくなるのを実感できたことが印象的でした。
調整後に、スケーティングを行うと、調整前より体重移動がスムーズになりました。
しかし、動きがスムーズになると、かえって動きが雑になりやすくなるので、
呼吸と共に骨盤時計を丁寧に行うことが大切であることをご指導頂きました。
スケーティングで得られた感覚を鉄球運びを行うと、体重移動がしやすくなりました。
そのお蔭で、鉄球運びでは、
【腹腰が決まり、背骨が効いたまま、股関節のギアチェンジがスムーズな体重移動をする】
ことが新たな課題として浮上しました。
その他に、ヨガのパダーディラーサナをアレンジした椅子での上半身をセンタリングさせた呼吸法を、
補助としてご指導頂きました。
親指を除いた4本の指を脇に挟まま呼吸をするので
横隔膜を浮かすという意識をキープしやすく、上半身の力が抜けやすくなりました。
以上のことをご指導頂いた後に、正座からの立ち座りをしました。
軸に沿って動作ができたとき、膝に力が入らず自然と一挙動となるのを実感しました。
歩法を行うことによって立ち座りが非常にスムーズになったので、
まさに歩法は動作の最大公約数であることを身をもって知ることができました。
本日は、非常に大きな気付きを与えて下さり、ありがとうございました。
ご指導頂いたことを活かすも殺すも自分次第ということを肝に命じて自主稽古に励みます。
今後ともご指導のほど、宜しくお願い致します。
#楽隠居です
上手に感想として纏めてくださいましたので、私の方が勉強になります。
さて、今月の芦屋教室からヨガ学校での標準テキストを参考にしながら、センタリング呼吸法バージョンでのレッスンを始めました。
参加者の様子を見ながら、適当にアレンジして、個人レッスンにも取り入れていくつもりです。
これからも徐々に取り入れて行くつもりですが、皆さんには、私がどのような視点で『アサナ プラナヤマ ムドラ パンダ(APMB)』を読んでいるかを想像していただきたいと思います。
参照1:骨盤のコントロールレバー
参照2:なぜ筋肉を弛緩させるか
参照3:本来の筋肉の長さにもどす
参照4:部分を全体との関連の中で捉える
参照5:身体全体を通して局所の問題を見る
参照6:歩法と骨盤時計
☆リンク先で更新された記事
◆「脱力と呼吸」
◆肉体改造レポート
*2.7 踵に重心が乗ってると上に伸びるベクトルがスムーズじゃないな。あと過去の怪我の経歴から右の股関節の締めが甘いのは分かっていたが、今日はそれを特にターゲットとして練習していた訳では無かったがその過程で目からうろこ的に思い知らされた。それを補正する事が出来るかもしれん一つの可能性も見つけたが。今日は経絡ちっくやったな。噛合わせまでにも影響する事を確認出来たで。経絡ってオモシロイですよみなさん
◆肚・安心・保障
by centeringkokyu
| 2014-02-07 22:55