2012年 02月 19日
技ができてから理論が作られた |
▼たびたびの引用で恐縮ですが合気道の奥義から抜粋してご紹介します。
いつになっても研究は続けなければならない。わしは今でも常に研究しているので、こういう場合どうすれば良いと直ぐに分かる。研究を止めれば同じ技しか使えない。研究を続けて筋道が分かってくれば、ますます直感的に技が分かるようになる。いつになっても新しい技の世界がある。
後で師を離れて自分で研究をしていくようになって、あそこでこういわれたと必ず思い起こすことがある。
どんな技でも技ができてから理論が作られた。したがって理論を考えてから技を覚えようとするのは間違いである。まず体をつくり、動けるようになるのが先決である。タイミングが大切。技の利くポイントを狙う。いたずらに速くてもまた遅くても技は掛からぬ。
結局のところ(諸々の技は)合気之体を作ることが目的であって、合気之体ができればどのように動いても技になり合気になる。
合気を使う体は糸を張ったように使う。どこまでも糸をピンと張ったように連続して行く。それをそうでないように見せて使う。
▼剣と呼吸
「もの打ち」の意識と「L5」、「胸骨」、「後頭骨」。
「雷刀」考⇒「合し打ち」・「疾雷刀」・「八方切り」
「雷が落ちて来る位置」⇔「身体が重力に兼ね合う位置」
⇔「呼吸の臨界点」⇔「俯瞰的意識(第8のチャクラ)」
意識の広がりや立体感、内外の繋がり、客観・俯瞰性の変化。
「刃筋・切れ味(剣)」・「筆跡・筆圧・筆致(筆)」・「響きと音色、遠音(笛)」
⇔「呼吸とセンタリング」
▼感想文89から、後半のみを抜粋させていただきましたが、前半も是非お読み下さい。
観照塾では、前後あるいは四方を囲まれた状態で、袋竹刀を用いての打ち込みを行ないました。
吸気によって上方へ伸び上がり、そこから保息した状態で力を抜いた後、呼気と共に倒れ込むように剣を振り下ろしていきました。
身体の向きを転換する前から次の相手へ意識を付け、また、常に物打ちにも意識を置いておくことで、動作を途切れさせずに続けられることが分かりました。
それから、雷刀で構えた相手の手首に袋竹刀の物打ちを当て、相手を押す練習もしました。
稽古の中で、I川さんに、丹田と物打ちの意識が合っているか否かを繰り返し伝えて頂き、両者の違いは感じることが出来ました。
そして、良い位置で、自分自身の身体の幅と意識の高まりを一致して細くしていくことが出来ると、進める方向に焦点が合ってくることを感じられました。
どうすれば、自分自身で動作を行なう上でそうした感覚を再現できるか、これから練習する中で検証していきたいと思います。
参照1:表現が自由で変化も無限
参照2:肚と丹田と西江
☆リンク先で更新された記事
・呼吸の改善
・「春風音楽堂 Sweet & Cool編」
・「道具」で身体を整える
・久しぶりの更新
・観察
・へぇ~、ほぉ~
・リンクを追加しました05
・「L5」の観察
・「骨盤と身体」の相関関係
・自分で
いつになっても研究は続けなければならない。わしは今でも常に研究しているので、こういう場合どうすれば良いと直ぐに分かる。研究を止めれば同じ技しか使えない。研究を続けて筋道が分かってくれば、ますます直感的に技が分かるようになる。いつになっても新しい技の世界がある。
後で師を離れて自分で研究をしていくようになって、あそこでこういわれたと必ず思い起こすことがある。
どんな技でも技ができてから理論が作られた。したがって理論を考えてから技を覚えようとするのは間違いである。まず体をつくり、動けるようになるのが先決である。タイミングが大切。技の利くポイントを狙う。いたずらに速くてもまた遅くても技は掛からぬ。
結局のところ(諸々の技は)合気之体を作ることが目的であって、合気之体ができればどのように動いても技になり合気になる。
合気を使う体は糸を張ったように使う。どこまでも糸をピンと張ったように連続して行く。それをそうでないように見せて使う。
▼剣と呼吸
「もの打ち」の意識と「L5」、「胸骨」、「後頭骨」。
「雷刀」考⇒「合し打ち」・「疾雷刀」・「八方切り」
「雷が落ちて来る位置」⇔「身体が重力に兼ね合う位置」
⇔「呼吸の臨界点」⇔「俯瞰的意識(第8のチャクラ)」
意識の広がりや立体感、内外の繋がり、客観・俯瞰性の変化。
「刃筋・切れ味(剣)」・「筆跡・筆圧・筆致(筆)」・「響きと音色、遠音(笛)」
⇔「呼吸とセンタリング」
▼感想文89から、後半のみを抜粋させていただきましたが、前半も是非お読み下さい。
観照塾では、前後あるいは四方を囲まれた状態で、袋竹刀を用いての打ち込みを行ないました。
吸気によって上方へ伸び上がり、そこから保息した状態で力を抜いた後、呼気と共に倒れ込むように剣を振り下ろしていきました。
身体の向きを転換する前から次の相手へ意識を付け、また、常に物打ちにも意識を置いておくことで、動作を途切れさせずに続けられることが分かりました。
それから、雷刀で構えた相手の手首に袋竹刀の物打ちを当て、相手を押す練習もしました。
稽古の中で、I川さんに、丹田と物打ちの意識が合っているか否かを繰り返し伝えて頂き、両者の違いは感じることが出来ました。
そして、良い位置で、自分自身の身体の幅と意識の高まりを一致して細くしていくことが出来ると、進める方向に焦点が合ってくることを感じられました。
どうすれば、自分自身で動作を行なう上でそうした感覚を再現できるか、これから練習する中で検証していきたいと思います。
参照1:表現が自由で変化も無限
参照2:肚と丹田と西江
☆リンク先で更新された記事
・呼吸の改善
・「春風音楽堂 Sweet & Cool編」
・「道具」で身体を整える
・久しぶりの更新
・観察
・へぇ~、ほぉ~
・リンクを追加しました05
・「L5」の観察
・「骨盤と身体」の相関関係
・自分で
by centeringkokyu
| 2012-02-19 10:11
| 合気観照塾