2012年 01月 20日
手の内は見せられない |
六十の手習いということで、硯・墨・筆・半紙・筆掛け・水滴などを揃えて、日々楽しんでいる楽隠居でございます。
小学3年生ぐらいから高校2年生ぐらいまで、近所の書道教室に通っていたのですが、その頃に習った筆の持ち方の癖を取るのに悪戦苦闘してまいりました。しかし、一年半ぐらいかかってやっと筆を持つ手の内が、少しだけ決まってきたように思います。そして、これからまだまだ字を書きながら、細かく検証していかなければならないと感じております。
剣の手の内に関しても、氣の研究会・神道夢想流杖道・新陰流と習いながら、それなりに工夫してきたのですが、本当に手の内というのは、難しいものだとつくづく思います。
氣の研究会に入会したのは、1983年頃だったと思いますから、生来不器用者の私ですが、不器用にも程がありますよねぇ~
書道や武術のビデオなどを見ても、刻々と変化する手の内は、見えませんから、身体の動きや指の動きを見て想像するしかありません。
剣の場合には、本を読んでその通りにやってみても、現代剣道の影響が大きいので、あまり役には立ちませんでした。或る意味では、遠回りしただけかもしれません。
古武術を有名にされた甲野先生でさえ、去年出版された本の中で、刀の握り方を訂正されていました。両手の拳をくっつけて刀の柄を握る方がいいことに気付かれたようです。【衝撃的な大変化?】
私が習った新陰流では、確か両拳の間は指2~3本分空けると教えていただいたと記憶しています。しかし、実際に袋竹刀を使った稽古の時には、少し間を多めに空けて、柄を打たせる稽古をしたこともあります。まぁ~臨機応変な対応が必要だということだと思っております。
さて、IYさんが手配してくださった袋竹刀が、1月28日午後6時頃、武道館に届きます。代金は 、21日と28日にK元さんが徴収してくださいます。28日には、可能な限りお持ち帰りいただきたいのでよろしくお願いいたします。
遅くとも2月下旬からは、今年も袋竹刀を使った稽古を始めたいと思います。それまでは、歩法と剣の素振りをしっかり稽古してください。
頑丈な袋竹刀で、寒さをふっとばす勢いで稽古しましょう!
この寒い時期には、フットバスも気持ちいいですからねぇ~・・・?
参照1:虚円正緊
参照2:体幹と上肢との繋がり
参照3:良い位置やここしかないというところに通る
参照4:刀鍛冶の世界
参照5:弓師
参照6:丁寧に動くこと
参照7:偽物注意!
参照8:表現が自由で変化も無限
☆リンク先で更新された記事
・エンディング
・「能楽にみるヒント」
・締めて呼吸すると伝わる。
・ダン中
・宮さん
中心健康センター (なかやま鍼灸整骨院)
・手の平から指を柔らかく使う。
・本の紹介21
by centeringkokyu
| 2012-01-20 21:10
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