2011年 12月 10日
どんな姿勢と運動の途中で変化が起きるか |
▼NMさんからのメール
忙しくてご報告遅くなりました。
昨日教えていただいた先生の真似事を母に試しました。
まず横向きになると肩が痛むとのことで、スタートから躓きました。
が、あせらず肩こりをほぐす腕の2種類の伸展の動き(前と後ろ)をしてもう一度試すと痛みが和らいだそうで、調子も出て、上を向いてまっすぐに身体を置きなおしてから、足先やくるぶしアキレスから全体をさすって、伸ばしての準備運動をしました。
そして、足の屈伸から蹴って伸ばすのを試みると、足の力はかなり平均して両方ありましたが、腰が痛むとのことで、どんな姿勢と運動の途中で変化が起きるかをゆっくり探って、痛むときに腰をさすったり、簡単に12時6時や3時9時でも確かめました。
はっきり理由は分かりませんが、そのうちになんだか腰痛が減ったということでした。
最後に、椅子でも座ってから立つときにすぐ動けないというので、小笠原流の真似事で、立つ練習をすると腰を動かさないで立てるから痛みが少ないと喜んでもらえました。
本人が少しハッピーになったのが本人以上に嬉しかったです。
効果は分かりませんがまた明日試みます。
本当に有難うございました。
▼楽隠居からの返信
お母さんに少しでも喜んでいただけたようで、何よりだと思います。
身体の状態は、一人ずつ異なりますし、刻々と変化し続けるものだと思います。
その時に閃いたやり方で、とりあえずやってみることが大切です。そして、臨機応変に対応する。それしか無いと思っています。
ただ、身体が痛むときには、いろいろな筋肉が固まっていて、満員電車ですし詰め状態になっているようなものなのかもしれません。しかし、電車が動き出すと、少しずつ緊張がとれ、足の踏む位置も安定してきます。ほっとすると、息も大きく出来るようになります。
そんなイメージで、お母さんが弛んでほっとした時に、もぞもぞと自分で動いて、少しでも身体が弛み、楽な姿勢になれるようにして貰ってください。
少し間を空けて、お母さんの呼吸が整ってきたら、次の動きを誘導してみてください。
私の母の場合は、こんな感じでした。
老人ホームに入所している母(89才)が、転けて鼻と腰を痛打したとの連絡を受けたので、見舞いに行ってきました。
母は、側臥位で丸まったまま、腰が痛いし息もし難いとのことでした。鼻には保冷剤を当て、腰は湿布が貼ってありましたが、身体全体が固まってしまったようでした。
骨盤から少しずつ弛めて、背骨も動くようになると、仰向けに寝られるようになりました。しかし、転けたときの衝撃で、肩も首も緊張したままになっていました。
転けた時の状況をイメージしながら、肩と腰の緊張を弛め、背骨・肋骨・肩胛骨・鎖骨などがつながって動くようになると、自分で細かく動いて、少しずつ姿勢を変えるようになりました。身体全体が捻れていたのですが、身体が弛んでくるに連れて、自分が不必要な緊張をして固めている体内部位に気付き、何となく心地が良くないんでしょうね!
以上、少しでも参考にしていただければ幸いです。
参照1:小笠原流
参照2:身体全体を通して局所の問題を見る
参照3:薬と同じく運動も「処方」するもの
参照4:自白を促す
参照5:老化した骨、変形した骨が痛みの原因か?
参照6:「痛みのメカニズム」を知らない医師
☆リンク先で更新された記事
・締めながら動く。
・締りと軸
・治療の為の身体創りではない。
忙しくてご報告遅くなりました。
昨日教えていただいた先生の真似事を母に試しました。
まず横向きになると肩が痛むとのことで、スタートから躓きました。
が、あせらず肩こりをほぐす腕の2種類の伸展の動き(前と後ろ)をしてもう一度試すと痛みが和らいだそうで、調子も出て、上を向いてまっすぐに身体を置きなおしてから、足先やくるぶしアキレスから全体をさすって、伸ばしての準備運動をしました。
そして、足の屈伸から蹴って伸ばすのを試みると、足の力はかなり平均して両方ありましたが、腰が痛むとのことで、どんな姿勢と運動の途中で変化が起きるかをゆっくり探って、痛むときに腰をさすったり、簡単に12時6時や3時9時でも確かめました。
はっきり理由は分かりませんが、そのうちになんだか腰痛が減ったということでした。
最後に、椅子でも座ってから立つときにすぐ動けないというので、小笠原流の真似事で、立つ練習をすると腰を動かさないで立てるから痛みが少ないと喜んでもらえました。
本人が少しハッピーになったのが本人以上に嬉しかったです。
効果は分かりませんがまた明日試みます。
本当に有難うございました。
▼楽隠居からの返信
お母さんに少しでも喜んでいただけたようで、何よりだと思います。
身体の状態は、一人ずつ異なりますし、刻々と変化し続けるものだと思います。
その時に閃いたやり方で、とりあえずやってみることが大切です。そして、臨機応変に対応する。それしか無いと思っています。
ただ、身体が痛むときには、いろいろな筋肉が固まっていて、満員電車ですし詰め状態になっているようなものなのかもしれません。しかし、電車が動き出すと、少しずつ緊張がとれ、足の踏む位置も安定してきます。ほっとすると、息も大きく出来るようになります。
そんなイメージで、お母さんが弛んでほっとした時に、もぞもぞと自分で動いて、少しでも身体が弛み、楽な姿勢になれるようにして貰ってください。
少し間を空けて、お母さんの呼吸が整ってきたら、次の動きを誘導してみてください。
私の母の場合は、こんな感じでした。
老人ホームに入所している母(89才)が、転けて鼻と腰を痛打したとの連絡を受けたので、見舞いに行ってきました。
母は、側臥位で丸まったまま、腰が痛いし息もし難いとのことでした。鼻には保冷剤を当て、腰は湿布が貼ってありましたが、身体全体が固まってしまったようでした。
骨盤から少しずつ弛めて、背骨も動くようになると、仰向けに寝られるようになりました。しかし、転けたときの衝撃で、肩も首も緊張したままになっていました。
転けた時の状況をイメージしながら、肩と腰の緊張を弛め、背骨・肋骨・肩胛骨・鎖骨などがつながって動くようになると、自分で細かく動いて、少しずつ姿勢を変えるようになりました。身体全体が捻れていたのですが、身体が弛んでくるに連れて、自分が不必要な緊張をして固めている体内部位に気付き、何となく心地が良くないんでしょうね!
以上、少しでも参考にしていただければ幸いです。
参照1:小笠原流
参照2:身体全体を通して局所の問題を見る
参照3:薬と同じく運動も「処方」するもの
参照4:自白を促す
参照5:老化した骨、変形した骨が痛みの原因か?
参照6:「痛みのメカニズム」を知らない医師
☆リンク先で更新された記事
・締めながら動く。
・締りと軸
・治療の為の身体創りではない。
by centeringkokyu
| 2011-12-10 00:01
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