2011年 06月 01日
技の上に科学しながら 神変万化の技を生み出す |
「武産合気(たけむすあいき)――植芝盛平先生口述」高橋英雄編著からご紹介します。
P123
武産とは絶倫の日本の武である。しかれば神変自在、千変万化のわざを生みだすのである。
真空の気と、空の気を性(さが)と技とに結び合いて錬磨し、技の上に科学しながら、神変万化の技を生み出すのであります。そして錬磨するのが武産の合気であります。と同時に、皆さんのこの世の自己に与えられた使命は悉くこの方法によってとげられることになっているのです。
つまりアウンの気、天地、ものの気が全部自分の腹中に胎蔵され、自分がその気によって、ものをなしてゆくのである。
呼吸し、息吹きして真空の気を吸い、大地の気、森羅万象の気を性と技とにむすびつけて錬磨し、技を生み出して錬磨して出て来る技が、天地の理に沿うみそぎとなって、祓戸(はらいど)ノ四柱の大神の如く、妙なる荒きみそぎとなって、丁度四季の変遷のみそぎの如くなっているのです。
四大四季の呼吸をすべて腹中に胎蔵して、順序に従ってみそぎをするのです。これは神書にはみな書いてある。
P140
みそぎの技として、合気は最後の愛行のために生れたものなのである。
真の道をねり上げそして開く、これを武と申すのです。武とは愛であり、人を斬る殺すの道ではない。
争いもない、戦争もない、美しいよろこびの世界を作るのが合気道である。
合気は宇宙の生ける活動の姿であり、万有の使命の上に、息吹きするのである。空気となり、光となり塩となり、皆の前にご奉仕するのが合気道の合気たる由縁で、決して争いの道ではない。万有愛護の使命の達成をのぞいて、合気の使命は他にありません。
#楽隠居です
2011年5月18日に天之武産塾合氣道々場主阿部醒石先生がお亡くなりになったようです。お葬式に行かれたK村さんから教えていただきました。
合気道の開祖植芝盛平翁から直々に合気道を習われた先生が亡くなられたんですねぇ~
・阿部醒石師範
・以前テレビで見たんですが合気道の阿部醒石って人が相手に触れずに倒していました...
参照1:本当の合気とは
参照2:合気道の神髄
参照3:聖霊合気流道
参照4:教えないから伸びる
参照5:合気道の理合
参照6:仮想対談2
参照7:脊髄反射と共縮
参照8:合気の定義
☆リンク先で更新された記事
・「気付くまで難しかったこと」
・位置
P123
武産とは絶倫の日本の武である。しかれば神変自在、千変万化のわざを生みだすのである。
真空の気と、空の気を性(さが)と技とに結び合いて錬磨し、技の上に科学しながら、神変万化の技を生み出すのであります。そして錬磨するのが武産の合気であります。と同時に、皆さんのこの世の自己に与えられた使命は悉くこの方法によってとげられることになっているのです。
つまりアウンの気、天地、ものの気が全部自分の腹中に胎蔵され、自分がその気によって、ものをなしてゆくのである。
呼吸し、息吹きして真空の気を吸い、大地の気、森羅万象の気を性と技とにむすびつけて錬磨し、技を生み出して錬磨して出て来る技が、天地の理に沿うみそぎとなって、祓戸(はらいど)ノ四柱の大神の如く、妙なる荒きみそぎとなって、丁度四季の変遷のみそぎの如くなっているのです。
四大四季の呼吸をすべて腹中に胎蔵して、順序に従ってみそぎをするのです。これは神書にはみな書いてある。
P140
みそぎの技として、合気は最後の愛行のために生れたものなのである。
真の道をねり上げそして開く、これを武と申すのです。武とは愛であり、人を斬る殺すの道ではない。
争いもない、戦争もない、美しいよろこびの世界を作るのが合気道である。
合気は宇宙の生ける活動の姿であり、万有の使命の上に、息吹きするのである。空気となり、光となり塩となり、皆の前にご奉仕するのが合気道の合気たる由縁で、決して争いの道ではない。万有愛護の使命の達成をのぞいて、合気の使命は他にありません。
#楽隠居です
2011年5月18日に天之武産塾合氣道々場主阿部醒石先生がお亡くなりになったようです。お葬式に行かれたK村さんから教えていただきました。
合気道の開祖植芝盛平翁から直々に合気道を習われた先生が亡くなられたんですねぇ~
・阿部醒石師範
・以前テレビで見たんですが合気道の阿部醒石って人が相手に触れずに倒していました...
参照1:本当の合気とは
参照2:合気道の神髄
参照3:聖霊合気流道
参照4:教えないから伸びる
参照5:合気道の理合
参照6:仮想対談2
参照7:脊髄反射と共縮
参照8:合気の定義
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by centeringkokyu
| 2011-06-01 00:01
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