2011年 04月 18日
剣の稽古・今までの振り返り |
▼S川さんからのメールをご紹介します。
今までにも観照塾の稽古の時に剣をやらねばと感じてはいたものの、何となく敷居が高く苦手意識もあったため避けてきていたのが正直なところでした。いざとなれば誰かに教えてもらいながらぼちぼちやろうとも思っていたのですが、ふとみると年間を通して剣をしている人がそれほどいないため他力本願的な考えはすぐに破綻してしまい、結局自分でやらないといけないしそのほうが楽という当たり前のことに気付きました。ならばせっかくなので今年は何とか相雷刀八勢と燕飛はできるようになろうと思い、少しづつK野さんやM岡さん等に色々と教えてもらいながらやってきました。
体操や歩法、柔術等については出来ないなりに何となくこんな意図でこんな感覚だろうという目算や自分なりの理想像が思い浮かぶのですが、しかしまあ何と言うか、袋撓や剣をもっている時の手の内の違和感や動きのしっくりこない感、イメージの欠如等には我ながら呆れ果ててしまっていました。
でもある時からあまりにもしっくりこなさすぎるのが逆に新鮮で面白く感じ始めてきたり、人の打太刀をつとめたりする中で何となく使太刀の意図などが感じられ、幾つかの疑問や質問、確認したい事が浮かび上がってきたのでそれをK野さんに質問したら
『基本的に体操も歩法も体術も剣術も同じ。特に使い分けることもないし、そもそも僕自身がそんなことができるほど器用じゃないよ』と言われました。
確かにそれぞれで身体の遣い方を変えるなんて自分でも本当にできるかどうかも分からない。それよりは自分なりのセンタリング呼吸法を体術や剣術というフィルターを通じて検証し、意識や集中、厳密さ、整合性等を見ていこうと思い、半ば無理矢理に感覚や動きをこじつけて行きました。
するとそんなに自分が思っているほど出来てない訳でもない、かといって思っているほど出来ている訳でもない事が判ったような気がしたので改めて問うと
『(僕も)苦労してるやろ、体操と歩法と一人稽古と相対稽古をやればできるようになるはずだし、そういうことが分かるように練習内容を組みたてているつもりなんだけどね…。ずっと同じことを言ってきているし、昔からブログにも載せているよ』とのことでした。
K野さんには返す言葉もありませんが、これからも気長にお付き合い頂き、質問やお相手をちょこちょことして頂くつもりでもいます。結構人使いが激しいですがそこは大目にみていただくことにして、宜しくお願いします。
※投げない柔術 振らない剣術も改めて読んでおきます。
参照1:みんな同じ
参照2:自分自身への観照
参照3:柳生新陰流の亜流?
参照4:K野さんとの違いって?
参照5:S川さんからS多さんへの感想
参照6:待つこととリズム
参照7:肚が利く
参照8:教え方
参照9:「ひとり遊び」の楽しみ方
参照10:型や道具に拘ると本質を見失う
参照11:呼吸法中心塾と合気観照塾は全く別物ですか?
☆最近読んだ本
・「気と経絡」癒しの指圧法 決まった位置にあるツボなどない
著者は、気の流れがみえるのは著者の特殊技能ではなく、だれにでも本当は見えている、そして見えるようになると、その方法もこの本の中に書いています。
・日本はどう進むべきか―1989年の大恐慌!?竹井出版 (1988/03)
【馬野周二さんの相関図】
★おまけ
・中華思想の危険性を、あなたはどれくらいご存じですか?
今までにも観照塾の稽古の時に剣をやらねばと感じてはいたものの、何となく敷居が高く苦手意識もあったため避けてきていたのが正直なところでした。いざとなれば誰かに教えてもらいながらぼちぼちやろうとも思っていたのですが、ふとみると年間を通して剣をしている人がそれほどいないため他力本願的な考えはすぐに破綻してしまい、結局自分でやらないといけないしそのほうが楽という当たり前のことに気付きました。ならばせっかくなので今年は何とか相雷刀八勢と燕飛はできるようになろうと思い、少しづつK野さんやM岡さん等に色々と教えてもらいながらやってきました。
体操や歩法、柔術等については出来ないなりに何となくこんな意図でこんな感覚だろうという目算や自分なりの理想像が思い浮かぶのですが、しかしまあ何と言うか、袋撓や剣をもっている時の手の内の違和感や動きのしっくりこない感、イメージの欠如等には我ながら呆れ果ててしまっていました。
でもある時からあまりにもしっくりこなさすぎるのが逆に新鮮で面白く感じ始めてきたり、人の打太刀をつとめたりする中で何となく使太刀の意図などが感じられ、幾つかの疑問や質問、確認したい事が浮かび上がってきたのでそれをK野さんに質問したら
『基本的に体操も歩法も体術も剣術も同じ。特に使い分けることもないし、そもそも僕自身がそんなことができるほど器用じゃないよ』と言われました。
確かにそれぞれで身体の遣い方を変えるなんて自分でも本当にできるかどうかも分からない。それよりは自分なりのセンタリング呼吸法を体術や剣術というフィルターを通じて検証し、意識や集中、厳密さ、整合性等を見ていこうと思い、半ば無理矢理に感覚や動きをこじつけて行きました。
するとそんなに自分が思っているほど出来てない訳でもない、かといって思っているほど出来ている訳でもない事が判ったような気がしたので改めて問うと
『(僕も)苦労してるやろ、体操と歩法と一人稽古と相対稽古をやればできるようになるはずだし、そういうことが分かるように練習内容を組みたてているつもりなんだけどね…。ずっと同じことを言ってきているし、昔からブログにも載せているよ』とのことでした。
K野さんには返す言葉もありませんが、これからも気長にお付き合い頂き、質問やお相手をちょこちょことして頂くつもりでもいます。結構人使いが激しいですがそこは大目にみていただくことにして、宜しくお願いします。
※投げない柔術 振らない剣術も改めて読んでおきます。
参照1:みんな同じ
参照2:自分自身への観照
参照3:柳生新陰流の亜流?
参照4:K野さんとの違いって?
参照5:S川さんからS多さんへの感想
参照6:待つこととリズム
参照7:肚が利く
参照8:教え方
参照9:「ひとり遊び」の楽しみ方
参照10:型や道具に拘ると本質を見失う
参照11:呼吸法中心塾と合気観照塾は全く別物ですか?
☆最近読んだ本
・「気と経絡」癒しの指圧法 決まった位置にあるツボなどない
著者は、気の流れがみえるのは著者の特殊技能ではなく、だれにでも本当は見えている、そして見えるようになると、その方法もこの本の中に書いています。
・日本はどう進むべきか―1989年の大恐慌!?竹井出版 (1988/03)
【馬野周二さんの相関図】
★おまけ
・中華思想の危険性を、あなたはどれくらいご存じですか?
by centeringkokyu
| 2011-04-18 20:41
| 合気観照塾