2009年 10月 29日
抗ガン剤治療は気休め治療か? |
「間違いだらけの抗ガン剤治療」梅沢充著
〝気休め治療″などというと、それを真剣に行なっている医療従事者や患者さんは、気を悪くするかもしれませんが、実際にその結果を見てしまうと、そういわざるを得ないのではないでしょうか。
実際の治療では、抗ガン剤という高価な薬剤を使い、時間も人手も費やし、患者さんは辛い思いをして、場合によっては自宅から隔絶される入院も必要になり、その上わずかな期間しか長生きできないのです。一カ月や二カ月程度の入院などは、健康な人間から見れば、適度の休養期間と考えることもできますが、残された寿命が限られてしまっている患者さんにとっては、きわめて貴重な時間です。その大切な一時一時を、入院という家族から隔絶された無味乾燥な時間に費やしてよいものでしょうか。それも辛く苦しい思いをしながら……。
何のための、誰のための治療なのでしょうか。
医者の立場からすれば、抗ガン剤治療とは「何も治療しないのはしのびないから、何かしよう」というだけの治療であった側面が多分にあります。
また、患者さんの立場から見れば、それだけの治療効果・延命効果しかないなどとは、夢にも思わなかったから、治療を受けてしまったのではないでしょうか。
まさか将来の医学の進歩のための布石と考えて、自らの命を捧げたのではないでしょうし、医者も、そのために人柱を立てていたのではないと思います。
私は、そのような標準的な抗ガン剤治療に疑問・限界を感じ、それとは対極にある健康食品を主体にした免役治療だけを行なう、あるクリニックに勤務していたことがあります。そこで働いている時は、それまで見てきた抗ガン剤治療のような辛い副作用はなく、素晴らしい治療だと誤解していた時期もありました。
しかし、しばらく勤務していて、ほとんど治療効果がないことに気づき、冷静にその免疫治療のすべての患者データを分析してみると、それは、ほとんど〝無治療″という〝治療″であったことがわかりました。
〝免疫治療″だけしか行なわなかった数百人の患者さんの治療結果を見ると、ほとんど何も治療をしないでガンが自然に悪化して最終的に死亡するまでの経過を見ていただけ、としか考えられません。その免疫治療の本当の治療効果は、まったくの無治療でいるよりは、ごくわずかな延命効果が得られただけであろうと考えられます。
一方、〝標準的″な抗ガン剤治療をした患者さんは、一時的にガンの縮小は見られても、抗ガン剤が効かなくなるか、抗ガン剤の副作用で全身状態が悪化するか、いずれにせよその薬が使えなくなると、急速にガンは悪化し、結局最終的には、免疫治療以外何もしなかった患者さんと同じ程度にしか、生きることができずに亡くなられています。
▼出版社/著者からの内容紹介
【内容紹介】
抗ガン剤は毒薬です! 使いすぎると命を縮めます!
量が多すぎるから髪がぬけたり、ひどい嘔吐に苦しむのです!
現在日本で、日本癌治療学会やガン治療の中心的な病院が推奨し、実行している標準的抗癌剤治療では、患者さんは辛い思いをするばかりで長生きできていない。
なぜなのか? 本書は20年来、ガン治療に当たる外科医が、日本のガン治療の問題点や限界を告発し、大量の抗ガン剤で一時的にガンは縮小するけれど、正常な細胞まで殺してしまい、結果、寿命を縮めている事実を明らかにします。さらに著者が試行錯誤の末、考案した「極少量の抗ガン剤で免疫力を高める」治療法を受けている患者さんたちが、つらい副作用に苦しむことなく長生きしている数々の治療実績を紹介しています。患者さんのみならず、ご家族やガン年齢の方たちにもぜひ読んでいただきたい問題作です。
【目次】
1章 ガン治療の基礎知識
2章 抗ガン剤治療の嘘と真実
3章 抗ガン剤治療の実情と問題点
4章 抗ガン剤以外のガン治療(代替療法)
5章 デタラメな民間療法はなぜ流行る?
6章 極少量の抗ガン剤と免疫力で長生きできる!
7章 患者さんと治療効果の紹介
【カバー袖より】
副作用に苦しまずに長生きしませんか?
現在の標準的な抗ガン剤治療の悲惨な真実に気付かれる患者さんも次第に多くなり、現在私の行なっている治療を口コミで知り、あるいは雑誌などで見つけられ、「標準的ではない抗ガン剤治療をして欲しい」と言ってこられる患者さんが増えてきました。
私の現在の治療が最善であるなどと、思い上がった考えは毛頭ありません。また、標準的な抗ガン剤治療が最悪だとも思ってはおりません。私自身は選択しないというだけです。
様々な考え方の治療法について、その真実を知った上で、ご自身に合った最善の治療法を選択するべきであると考えています。患者さんにはご自身の治療法を選ぶ権利があるのです。(著者)
【著者プロフィール】
梅澤 充(うめざわ みつる)
1983年、慈恵医大卒業、同大大学院入学、同大学病院第二外科入局。87年、大学院修了、医学博士号取得。同年、米国留学、89年、帰国後、町田市民病院外科勤務開始。2002年、免疫治療クリニック勤務、近畿大学腫瘍免疫研究所非常勤講師。03年、両職退職。現在、町田胃腸病院、さいたま市三愛病院勤務。外科認定医。消化器外科認定医。消化器病認定医。乳癌学会認定医、日本癌治療学会会員、日本癌学会会員。
#楽隠居です
このところ、親戚や知人でガンの手術をした人や抗ガン剤治療をしている人が増えてきました。抗ガン剤の副作用については、薬を飲まなくなってからも、副作用に悩まされているという話を聞いたことがあります。
この本は、肺ガンを治療中の知人から教えてもらいました。私には、理解できない部分もありましたが、興味深い内容であったことは確かです。
参照1:現在のガン治療の功罪~抗ガン剤治療と免疫治療
参照2:「NHKのことをイロイロと書く理由」
参照3:プチドワクチン療法
参照4:藤野邦夫 - ガン難民コーディネーター
参照5:医者はもっと患者の生活を読み取るべきだ
参照6:検査漬け医療の原因は経済的な理由だった
参照7:人間ドックやがん検診は受けないことに決めました
参照8:患者が知らない医の本音
参照9:加温すると体にたくさん良いことが起きる
参照10:O-リングテストとは
〝気休め治療″などというと、それを真剣に行なっている医療従事者や患者さんは、気を悪くするかもしれませんが、実際にその結果を見てしまうと、そういわざるを得ないのではないでしょうか。
実際の治療では、抗ガン剤という高価な薬剤を使い、時間も人手も費やし、患者さんは辛い思いをして、場合によっては自宅から隔絶される入院も必要になり、その上わずかな期間しか長生きできないのです。一カ月や二カ月程度の入院などは、健康な人間から見れば、適度の休養期間と考えることもできますが、残された寿命が限られてしまっている患者さんにとっては、きわめて貴重な時間です。その大切な一時一時を、入院という家族から隔絶された無味乾燥な時間に費やしてよいものでしょうか。それも辛く苦しい思いをしながら……。
何のための、誰のための治療なのでしょうか。
医者の立場からすれば、抗ガン剤治療とは「何も治療しないのはしのびないから、何かしよう」というだけの治療であった側面が多分にあります。
また、患者さんの立場から見れば、それだけの治療効果・延命効果しかないなどとは、夢にも思わなかったから、治療を受けてしまったのではないでしょうか。
まさか将来の医学の進歩のための布石と考えて、自らの命を捧げたのではないでしょうし、医者も、そのために人柱を立てていたのではないと思います。
私は、そのような標準的な抗ガン剤治療に疑問・限界を感じ、それとは対極にある健康食品を主体にした免役治療だけを行なう、あるクリニックに勤務していたことがあります。そこで働いている時は、それまで見てきた抗ガン剤治療のような辛い副作用はなく、素晴らしい治療だと誤解していた時期もありました。
しかし、しばらく勤務していて、ほとんど治療効果がないことに気づき、冷静にその免疫治療のすべての患者データを分析してみると、それは、ほとんど〝無治療″という〝治療″であったことがわかりました。
〝免疫治療″だけしか行なわなかった数百人の患者さんの治療結果を見ると、ほとんど何も治療をしないでガンが自然に悪化して最終的に死亡するまでの経過を見ていただけ、としか考えられません。その免疫治療の本当の治療効果は、まったくの無治療でいるよりは、ごくわずかな延命効果が得られただけであろうと考えられます。
一方、〝標準的″な抗ガン剤治療をした患者さんは、一時的にガンの縮小は見られても、抗ガン剤が効かなくなるか、抗ガン剤の副作用で全身状態が悪化するか、いずれにせよその薬が使えなくなると、急速にガンは悪化し、結局最終的には、免疫治療以外何もしなかった患者さんと同じ程度にしか、生きることができずに亡くなられています。
▼出版社/著者からの内容紹介
【内容紹介】
抗ガン剤は毒薬です! 使いすぎると命を縮めます!
量が多すぎるから髪がぬけたり、ひどい嘔吐に苦しむのです!
現在日本で、日本癌治療学会やガン治療の中心的な病院が推奨し、実行している標準的抗癌剤治療では、患者さんは辛い思いをするばかりで長生きできていない。
なぜなのか? 本書は20年来、ガン治療に当たる外科医が、日本のガン治療の問題点や限界を告発し、大量の抗ガン剤で一時的にガンは縮小するけれど、正常な細胞まで殺してしまい、結果、寿命を縮めている事実を明らかにします。さらに著者が試行錯誤の末、考案した「極少量の抗ガン剤で免疫力を高める」治療法を受けている患者さんたちが、つらい副作用に苦しむことなく長生きしている数々の治療実績を紹介しています。患者さんのみならず、ご家族やガン年齢の方たちにもぜひ読んでいただきたい問題作です。
【目次】
1章 ガン治療の基礎知識
2章 抗ガン剤治療の嘘と真実
3章 抗ガン剤治療の実情と問題点
4章 抗ガン剤以外のガン治療(代替療法)
5章 デタラメな民間療法はなぜ流行る?
6章 極少量の抗ガン剤と免疫力で長生きできる!
7章 患者さんと治療効果の紹介
【カバー袖より】
副作用に苦しまずに長生きしませんか?
現在の標準的な抗ガン剤治療の悲惨な真実に気付かれる患者さんも次第に多くなり、現在私の行なっている治療を口コミで知り、あるいは雑誌などで見つけられ、「標準的ではない抗ガン剤治療をして欲しい」と言ってこられる患者さんが増えてきました。
私の現在の治療が最善であるなどと、思い上がった考えは毛頭ありません。また、標準的な抗ガン剤治療が最悪だとも思ってはおりません。私自身は選択しないというだけです。
様々な考え方の治療法について、その真実を知った上で、ご自身に合った最善の治療法を選択するべきであると考えています。患者さんにはご自身の治療法を選ぶ権利があるのです。(著者)
【著者プロフィール】
梅澤 充(うめざわ みつる)
1983年、慈恵医大卒業、同大大学院入学、同大学病院第二外科入局。87年、大学院修了、医学博士号取得。同年、米国留学、89年、帰国後、町田市民病院外科勤務開始。2002年、免疫治療クリニック勤務、近畿大学腫瘍免疫研究所非常勤講師。03年、両職退職。現在、町田胃腸病院、さいたま市三愛病院勤務。外科認定医。消化器外科認定医。消化器病認定医。乳癌学会認定医、日本癌治療学会会員、日本癌学会会員。
#楽隠居です
このところ、親戚や知人でガンの手術をした人や抗ガン剤治療をしている人が増えてきました。抗ガン剤の副作用については、薬を飲まなくなってからも、副作用に悩まされているという話を聞いたことがあります。
この本は、肺ガンを治療中の知人から教えてもらいました。私には、理解できない部分もありましたが、興味深い内容であったことは確かです。
参照1:現在のガン治療の功罪~抗ガン剤治療と免疫治療
参照2:「NHKのことをイロイロと書く理由」
参照3:プチドワクチン療法
参照4:藤野邦夫 - ガン難民コーディネーター
参照5:医者はもっと患者の生活を読み取るべきだ
参照6:検査漬け医療の原因は経済的な理由だった
参照7:人間ドックやがん検診は受けないことに決めました
参照8:患者が知らない医の本音
参照9:加温すると体にたくさん良いことが起きる
参照10:O-リングテストとは
by centeringkokyu
| 2009-10-29 00:01
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