2023年 12月 25日
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#気づきや本舗の楽隠居です【気づきや本舗の概要】
ブログのタイトルを『呼吸で気づくリラックス』から『直観力整体』に変更しました。
合気観照塾は、それぞれのグループが活動してくださっていますし、センタリング呼吸法は、城東教室を残すだけになっています。
最近は、個人レッスンをするだけの毎日になっていますが、日々新しい気づきがありますので楽しいです。
教えるための理論を考える必要がなくなったので、発想が自由になったからだと思います。
人それぞれ、体験してきたことや、感覚のレベルが違いますので、
皆が「分かるように」「すぐに出来るように」なる技術はあり得ません。
自修自得するしかないのです。そのために『練功法』を創りました。
合気もセンタリング呼吸法も直観力を研(みが)くための稽古だと考えるようになりましたので、ブログのタイトルを変更することにしました。
ただ、整体という言葉に対するイメージが一般的に流布している考え方と違うような気がしますので、整体または整体観についての考え方を過去記事などから抜粋してご紹介します。
☆直観力整体とは
◎直観(ちょっかん)
知識の持ち主が熟知している知の領域で持つ推理によらず直覚的(瞬間的)に物事の本質をとらえること。
直接に知り、また、判断すること。
◎整体(中国語では)
全体、総体、または全体観(ホーリズム)という概念を意味しており、日本語の体の筋骨を整える治療技術を指す整体とは意味が異なる。中国語の整体は手技療法を意味しない。中国医学や中医学では、「整体」(整体観、整体観念)は基本概念のひとつである。
人間の身体を一つの統一性ある有機体と見なし、万物を相互に関連付けるといった考え方を意味しており、ユナニ医学(ギリシャ・アラビア医学)やアーユルヴェーダ(インド伝統医学)にも同様の概念が見られる。全体観は、伝統医学においてはよく見られる考え方である。
「整体観」とは、物事を俯瞰(ふかん)しながら全体的に捉えるという中医学の基本的な考え方の一つ。人は自然の一部であり、気候や季節など自然の変化の影響を受けていて、かつ、人も一つの自然であり、内部でさまざまな部位が影響しあっていると考えます。中医学は外部と内部どちらのバランスも重視される医学です。
整体観を知ると、身体の仕組みも紐解くようにわかってきます。
☆野口晴哉氏の整体観〔野口整体〕
✦病人になっている人達は、自分で病気を治そうとはしない。しかし自分の体は自分で丈夫にするより他にない。【薬は恐い! 病院は危ない!】
✦天心は無念無想です。虚心です。空っぽなのです。雲のない空と同じ、空っぽなのです。
✦自分の中味が拓かれて行くと、それに応じて触って分かることが違ってくる。違ってくるとその働きかける場面も違ってくるのです。
✦自然にやすらぎが得られ、その人の体の力で治っていくというような時は、治された時と違うのです。だからやすらぎを得て治ったものは繰り返さないが、やすらぎのある心に到らないで、物理的に治された場合には、同じことをまた繰り返します。
✦人間には、生きているという何も見えない力が動いていて、そういう力の動きが形に現れているのです。つまり普通の人が姿勢だといっていることが、私にとっては生命の形なのです。体の恰好と見る人には体の恰好なのです。
✦人間の今あるそれが生命の現われであり、その人の生活がみな出ているのです。私のやり方は相手の生活を正すことです。その生活をしているのもは何かというと、その人の体なのです、体の持っている感受性なのです。
✦整体になると、何もしないでじっとしているだけで快感がある。そういう快感で相手に愉気していると、相手にもその快感が伝わるのです。それだけで体に力が湧いてくるのです。
それにはまず皆さん自身が整体になっていなくてはなりません。
「気づく」ということは、「潜在意識を書き換える」ことかもしれませんね!
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以上のように『直観力整体』とは、巷に溢れている健康に関する情報に振り回されず、「直観力を研き 呼吸で心と身体を整える」ことです。
答えは自分の中にしか無いのですから…
〔トイレと呼吸は、人には頼めないというのがミソです。〕
おのづから 映らばうつる 映るとは 月も思はず 水も思はず
兵法の 習くもらぬ 月かげも にごる水には うつりかねつつ
色々に 影はうつれど 痕もなし 元より曇り なき澄鏡(ますかがみ)
物うつす 鏡にあらで 見るたびに 心のうつる 鏡なりけり
よしあしの うつる心の 水鏡 よくよく見れば 我が姿なり
目にて狙ひ 目にて見るこそ 外れあり 心眼ならば 見通しもあれ
目に見えず 心にありて 言葉なく 転ずるものぞ 以心伝心
己が目の ちからで見ると 思ふなよ 月の光りて 月を見るなり
見ず言はず 聞かざる三つの 猿よりも 思はざるこそ まさるなりけり
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by centeringkokyu
| 2023-12-25 00:01
| センタリング・タッチ