2008年 09月 26日
馬鹿な日本人をつくるプロジェクト |
「洗脳支配ーー日本人に富を貢がせるマインドコントロールのすべて」
能機能学者 カーネギーメロン大学博士 苫米地英人著からご紹介します。
▼テレビの世界で起きている恐ろしい現実
さらに悪いことに、この世代から次の世代に、負の遺産が受け継がれようとしています。子羊としての団塊ジュニアが、さらに子羊を産む。このことももちろん問題ですが、それだけではありません。
問題の本質は、奴隷化のための教育が推進されることです。
たとえば、いまテレビでは、明らかに馬鹿な日本人をつくるプロジェクトが始まっています。テレビ局トップが相談して決めたのか、アメリカ大使館からそのような指令が飛んだのか、確認するすべはありません。ですが、トップクラスの意思決定が働いているとしかいいようがないほど、その兆候がはっきりと現れているのです。
その典型が、テレビ画面に、テロップや字幕ふうの活字(スーパーインポーズ)を映すやり方です。最近のバラエティ番組では、タレントのしゃべりにかぶせて、大きな活字でその内容を採録したり、第三者的にツッコミのナレーションを入れたりするようになりました。その活字が躍ったり、さらにそこに効果音がかぶせられたりすることも、よく見受けられるようになりました。
これこそが、人間のIQを下げるもっとも効果的な方法だとされているのです。
はたしてもっとも効果的かどうかについて、私はまだ科学的に検証を終えていません。しかし、はっきりしているのは、この方法をテレビで多用すれば、確実に人間のIQは下がります。なぜなら、テレビ画面を見ている人間は、抽象的な思考を抑制され、何かを見ることで抽象的な思考を進めていくという思考力をどんどん喪失していくからです。
実際、過去に行われた実験で、次のような結果が生まれることが証明されています。
その実験では、被験者に映像を見せながら、画面に映った内容を表す擬態語など、抽象的な単語を次々と見せていくということが行われました。それを続けていくと、わずかな時間で段階的に思考能力が失われました。そして、さらに続けていくと、被験者の脳波が何も考えていない状態と同じ波形になり、そのままそれが継続していきました。つまり、そうした映像がついには見る側の思考そのものを止めてしまったということです。
人間は、そうした刺激を受け続けると、能動的に思考を行うことができなくなります。これができなくなれば、物事を見て、感じとり、そこから抽象的な思考をすすめていくこともできなくなるわけです。抽象的な思考を行うことは、人間の脳の前頭前野、もっとも高度な部分における脳の働きなのですが、この働きをそっくり失ってしまうのです。
テレビ局の人間は、一般の人々が想像する以上に、映像における大衆操作についてよく学んでいます。もちろん、制作会社のADさんがそうだといっているのではなく、テレビ局のなかには、大衆操作の禁じ手など、テレビの闇テクニックに通じた専門家がいるのです。
いま番組制作にあたっている主力世代の年齢は、団塊ジュニアのなかでも35歳から40歳くらいです。彼らは、上からの命令に何も疑問を持ちません。すでに、抽象的な思考を抑制する番組制作にも慣らされ、それはおかしいと問題にするようなこともありません。当然、闇テクニックを知る上層部からの命令に疑問を持つことなく、番組制作に邁進することでしょう。
団塊ジュニアは、自分たちと同じ子羊をつくるために、日本人の抽象的思考を無差別に大量破壊し始めるのかもしれません。あたかも朝起きて神の声を聞き、歯を磨いてお茶を飲み、一人で用意した爆弾を車に積み込み、そのまま人々の集まる繁華街に突っ込んでいくテロリストのように……。
▼脱洗脳のスペシャリストとしての使命
日本人の心に、「戦争を起こした私たちは愚かな罪人だ」という情報の書き込みが行われたことは確かなことです。だからこそ、GHQは新聞の徹底的な検閲を行い、都合の悪い記事は削除して、日本人をまず、洗脳に必要な「情報遮断」の状態に置いたのです。
こうした点に、現代も続く日本人奴隷化の出発点があり、いまだに解けないさまざまな洗脳テクニックが仕込まれているはずだと考えていた私は、以前からGHQの洗脳を解くことが自分のライフワークのひとつだと強く意識していたのです。
GHQが占領下の日本にWGIPを遂行する背後には、もちろん本国のアメリカ政府のコントロールがあったでしょう。しかし、ヒルガード教授ほどの人物がかかわっていたとは思いもよりませんでした。ヒルガード教授がそこに噛んでいたことを知って、もちろん彼がどこまで深く関わっていたかは知るすべがありませんが、私は、私たちが受けた洗脳教育がいまでも強く日本人を縛っている理由をはじめて理解した気がしました。もしもヒルガード教授の指導でGHQが洗脳教育を行ったとすれば、それが新聞検閲や情報操作、要人の洗脳程度の生やさしいものですむわけなどないのです。
ところで、このような認識に立つと、いま日本で起こっている経済の問題も、相当に根が深いことがわかります。アメリカという世界最大の赤字国をあらんかぎりの力で支え、これでもかこれでもかと資金を貢ぎ続けている日本は、いまでもヒルガード教授の洗脳にがんじがらめにされているということができます。
私が経済をテーマにして本を著すのは、ライフワークと位置づけたGHQの洗脳から日本人を解放するための端緒になると考えたからです。
その論考を進めるにあたり、この日本という国は、誰がどのように支配しているのか、というところから始めたいと思います。
参照1:洗脳支配
参照2:信じやすい心
参照3:納得解・合意解・実行解
参照4:平和を愛する諸国民
参照5:スポンサー責任
参照6:たたかい
参照7:中国高官との人脈持参で天下り
参照8:前世霊視の落とし穴
参照9:情報を疑ってみる
参照10:洗脳の世界
参照11:江藤淳「閉された言語空間」を読む
参照12:アメリカの鏡・日本
参照13:哲学と陰謀とは一体
能機能学者 カーネギーメロン大学博士 苫米地英人著からご紹介します。
▼テレビの世界で起きている恐ろしい現実
さらに悪いことに、この世代から次の世代に、負の遺産が受け継がれようとしています。子羊としての団塊ジュニアが、さらに子羊を産む。このことももちろん問題ですが、それだけではありません。
問題の本質は、奴隷化のための教育が推進されることです。
たとえば、いまテレビでは、明らかに馬鹿な日本人をつくるプロジェクトが始まっています。テレビ局トップが相談して決めたのか、アメリカ大使館からそのような指令が飛んだのか、確認するすべはありません。ですが、トップクラスの意思決定が働いているとしかいいようがないほど、その兆候がはっきりと現れているのです。
その典型が、テレビ画面に、テロップや字幕ふうの活字(スーパーインポーズ)を映すやり方です。最近のバラエティ番組では、タレントのしゃべりにかぶせて、大きな活字でその内容を採録したり、第三者的にツッコミのナレーションを入れたりするようになりました。その活字が躍ったり、さらにそこに効果音がかぶせられたりすることも、よく見受けられるようになりました。
これこそが、人間のIQを下げるもっとも効果的な方法だとされているのです。
はたしてもっとも効果的かどうかについて、私はまだ科学的に検証を終えていません。しかし、はっきりしているのは、この方法をテレビで多用すれば、確実に人間のIQは下がります。なぜなら、テレビ画面を見ている人間は、抽象的な思考を抑制され、何かを見ることで抽象的な思考を進めていくという思考力をどんどん喪失していくからです。
実際、過去に行われた実験で、次のような結果が生まれることが証明されています。
その実験では、被験者に映像を見せながら、画面に映った内容を表す擬態語など、抽象的な単語を次々と見せていくということが行われました。それを続けていくと、わずかな時間で段階的に思考能力が失われました。そして、さらに続けていくと、被験者の脳波が何も考えていない状態と同じ波形になり、そのままそれが継続していきました。つまり、そうした映像がついには見る側の思考そのものを止めてしまったということです。
人間は、そうした刺激を受け続けると、能動的に思考を行うことができなくなります。これができなくなれば、物事を見て、感じとり、そこから抽象的な思考をすすめていくこともできなくなるわけです。抽象的な思考を行うことは、人間の脳の前頭前野、もっとも高度な部分における脳の働きなのですが、この働きをそっくり失ってしまうのです。
テレビ局の人間は、一般の人々が想像する以上に、映像における大衆操作についてよく学んでいます。もちろん、制作会社のADさんがそうだといっているのではなく、テレビ局のなかには、大衆操作の禁じ手など、テレビの闇テクニックに通じた専門家がいるのです。
いま番組制作にあたっている主力世代の年齢は、団塊ジュニアのなかでも35歳から40歳くらいです。彼らは、上からの命令に何も疑問を持ちません。すでに、抽象的な思考を抑制する番組制作にも慣らされ、それはおかしいと問題にするようなこともありません。当然、闇テクニックを知る上層部からの命令に疑問を持つことなく、番組制作に邁進することでしょう。
団塊ジュニアは、自分たちと同じ子羊をつくるために、日本人の抽象的思考を無差別に大量破壊し始めるのかもしれません。あたかも朝起きて神の声を聞き、歯を磨いてお茶を飲み、一人で用意した爆弾を車に積み込み、そのまま人々の集まる繁華街に突っ込んでいくテロリストのように……。
▼脱洗脳のスペシャリストとしての使命
日本人の心に、「戦争を起こした私たちは愚かな罪人だ」という情報の書き込みが行われたことは確かなことです。だからこそ、GHQは新聞の徹底的な検閲を行い、都合の悪い記事は削除して、日本人をまず、洗脳に必要な「情報遮断」の状態に置いたのです。
こうした点に、現代も続く日本人奴隷化の出発点があり、いまだに解けないさまざまな洗脳テクニックが仕込まれているはずだと考えていた私は、以前からGHQの洗脳を解くことが自分のライフワークのひとつだと強く意識していたのです。
GHQが占領下の日本にWGIPを遂行する背後には、もちろん本国のアメリカ政府のコントロールがあったでしょう。しかし、ヒルガード教授ほどの人物がかかわっていたとは思いもよりませんでした。ヒルガード教授がそこに噛んでいたことを知って、もちろん彼がどこまで深く関わっていたかは知るすべがありませんが、私は、私たちが受けた洗脳教育がいまでも強く日本人を縛っている理由をはじめて理解した気がしました。もしもヒルガード教授の指導でGHQが洗脳教育を行ったとすれば、それが新聞検閲や情報操作、要人の洗脳程度の生やさしいものですむわけなどないのです。
ところで、このような認識に立つと、いま日本で起こっている経済の問題も、相当に根が深いことがわかります。アメリカという世界最大の赤字国をあらんかぎりの力で支え、これでもかこれでもかと資金を貢ぎ続けている日本は、いまでもヒルガード教授の洗脳にがんじがらめにされているということができます。
私が経済をテーマにして本を著すのは、ライフワークと位置づけたGHQの洗脳から日本人を解放するための端緒になると考えたからです。
その論考を進めるにあたり、この日本という国は、誰がどのように支配しているのか、というところから始めたいと思います。
参照1:洗脳支配
参照2:信じやすい心
参照3:納得解・合意解・実行解
参照4:平和を愛する諸国民
参照5:スポンサー責任
参照6:たたかい
参照7:中国高官との人脈持参で天下り
参照8:前世霊視の落とし穴
参照9:情報を疑ってみる
参照10:洗脳の世界
参照11:江藤淳「閉された言語空間」を読む
参照12:アメリカの鏡・日本
参照13:哲学と陰謀とは一体
by centeringkokyu
| 2008-09-26 00:01
| 本などの紹介