2008年 06月 13日
ヒートパックを使った呼吸法 |
十数年前にN野さんからモイストヒートパックのスタンダードとハーフサイズを頂戴しました。当初は時々使っていたのですが、電子温ねつ灸や三井式温熱治療器を使うことが多くなりすっかり忘れていました。
ところが最近ふと、センタリング呼吸法をする時に使えば面白いのではないかと考えて、いろいろと試してみました。結構面白い効果がありました。
仰臥姿勢でお腹の上に置いて呼吸をすると、温熱効果と適度な重さが感じられ、呼吸と共にお腹が上下する感じが分かりやすいのです。そして、腹部の動きが部分的にタイムラグがあるということにも気づきやすいようです。
温熱器で合気を入れながら、調整する方法も効果があるのですが、どちらかと言えば他動的になりますので、呼吸に合わせた動きと、呼吸の隙間でのリラックス効果は、ヒートパックを使った方が大きいような気がします。
ヒートパックの適度な重さがかかる事によって、呼吸をする時に骨盤を締める重要性にも気づいていただきやすいようです。
足の裏や、首から肩胛骨にかけてを温めながら呼吸法をすると、リラックスするのが非常に早くなります。ヒートパックで温めながらじっとしているよりも、温感と負荷を利用して呼吸法をする方が、緊張と弛緩を実感しやすのだと思います。
これからもっと、いろいろな使い方を工夫してみます。
参照1:モイストヒートパック
参照2:加温すると体にたくさん良いことが起きる
参照3:温熱治療
参照4:温灸器の使い方Q&A
by centeringkokyu
| 2008-06-13 00:01
| 呼吸法中心塾