2008年 03月 23日
合気以前から合気の稽古へ |
合気観照塾を立ち上げてから5年弱。これまでは、合気の身体をつくるための基本的な要件のみを稽古し続けてきました。しかし、稽古の目的が分からなかったのか、稽古内容が希望していたことと違っていたのかは分かりませんが、稽古への参加者がどんどん減ってきました。
その為に、ますます体内操作のみの稽古を続けることができました。分からないながらも辛抱強く稽古に参加し続けてくださった数人の皆さんは、確実に身体をつくりかえてこられましたので、センタリング呼吸法と合気や治療との関係も、実感していただけたようです。本当に有り難いことだと喜んでいます。
前回の稽古では、その纏めというべき稽古ができました。やっと「手」の使い方の大切さを体感していただけるところまで、皆さんがレベルアップしてくださったからです。
資料を読んだだけでは、分かった積もりだけで終わってしまいますが、実際に合気らしきものが出来てきてくると、以下の要点の重要性にも気づいていただけることと思います。
◎息を吸った時は、腰に力が入り、息を吐いた時は腹に力が入る。
◎踵は腹に、腰は爪先に相懸ずる。
◎中心を守る正反の対立はまず腹と腰である。次に踵と爪先である。頤(あご)と頸背である。肩と鳩尾である。
◎力は息を吐く時には腹に、吸う時は腰に入れる。
◎胸に息を吸った時は腰を中心に全身の伸線が伸びる。腹に息を吐き出した時には全身の屈線が縮まる。
◎上体の力を抜いて肩を下げ、いかに手先に力を入れるときも肩の力は抜く。
◎体は上下左右に動いても、瞳孔は常に真ん中に定まる。
これは中心網要からの抜粋です。
前回の稽古が終わってから、I川さんが「ヘ・た・レ」の意味も、体操のやりかたもすっかり変わってしまいますね!と言ってくださいました。また、N山さんは、治療の時のタッチがすっかり変わりそうです。とつぶやきながら、ご自分の手を見つめておられたのが印象的でした。本当に少人数での稽古を継続してきて良かったと感じました。
これからは、本格的に合気の稽古を始めたいと思っています。4月から9月頃までは、技の稽古だけをしようと考えています。体内操作に関しては自分で工夫する以外に上達する方法はありませんから・・・
以前稽古に参加してくださっていた数人の方から、また稽古に参加したいというご連絡をいただきました。もしも、本当に一緒に稽古を再開してくださるのでしたら、できるだけ4月から参加していただきたいと思います。少ない人数で稽古を続けていますと、どうしても馴れ合いのような稽古になってしまいがちですので・・・
新しい人と稽古することで、いろいろなことに気づけるはずですから、よろしくお願いいたします。
稽古場所や時間に関して、不明な点がございましたら、お気軽にメールをいただきたいと思います。
その為に、ますます体内操作のみの稽古を続けることができました。分からないながらも辛抱強く稽古に参加し続けてくださった数人の皆さんは、確実に身体をつくりかえてこられましたので、センタリング呼吸法と合気や治療との関係も、実感していただけたようです。本当に有り難いことだと喜んでいます。
前回の稽古では、その纏めというべき稽古ができました。やっと「手」の使い方の大切さを体感していただけるところまで、皆さんがレベルアップしてくださったからです。
資料を読んだだけでは、分かった積もりだけで終わってしまいますが、実際に合気らしきものが出来てきてくると、以下の要点の重要性にも気づいていただけることと思います。
◎息を吸った時は、腰に力が入り、息を吐いた時は腹に力が入る。
◎踵は腹に、腰は爪先に相懸ずる。
◎中心を守る正反の対立はまず腹と腰である。次に踵と爪先である。頤(あご)と頸背である。肩と鳩尾である。
◎力は息を吐く時には腹に、吸う時は腰に入れる。
◎胸に息を吸った時は腰を中心に全身の伸線が伸びる。腹に息を吐き出した時には全身の屈線が縮まる。
◎上体の力を抜いて肩を下げ、いかに手先に力を入れるときも肩の力は抜く。
◎体は上下左右に動いても、瞳孔は常に真ん中に定まる。
これは中心網要からの抜粋です。
前回の稽古が終わってから、I川さんが「ヘ・た・レ」の意味も、体操のやりかたもすっかり変わってしまいますね!と言ってくださいました。また、N山さんは、治療の時のタッチがすっかり変わりそうです。とつぶやきながら、ご自分の手を見つめておられたのが印象的でした。本当に少人数での稽古を継続してきて良かったと感じました。
これからは、本格的に合気の稽古を始めたいと思っています。4月から9月頃までは、技の稽古だけをしようと考えています。体内操作に関しては自分で工夫する以外に上達する方法はありませんから・・・
以前稽古に参加してくださっていた数人の方から、また稽古に参加したいというご連絡をいただきました。もしも、本当に一緒に稽古を再開してくださるのでしたら、できるだけ4月から参加していただきたいと思います。少ない人数で稽古を続けていますと、どうしても馴れ合いのような稽古になってしまいがちですので・・・
新しい人と稽古することで、いろいろなことに気づけるはずですから、よろしくお願いいたします。
稽古場所や時間に関して、不明な点がございましたら、お気軽にメールをいただきたいと思います。
by centeringkokyu
| 2008-03-23 11:39
| 合気観照塾