2008年 02月 20日
漢方・薬膳・養生 |
漢方・薬膳・養生日記〜東方美人生活in香港〜というブログを見つけたと思ったら、日本に帰国することになられたようです。詳しくは、ブログの方をお読みいただくとして、少しだけ転載させていただきます。
◎5つの食性 寒い季節によい食材は?
「蟹は身体を冷やすので妊婦さんはだめ」とか「生姜は身体を温めるので風の引き始めによい」などと聞いたことはありませんか?
中医学にもとづく食養生では、すべての食材を温性・熱性・平性・涼性・寒性にわけていて、これを「五性」といいます。
熱性と温性は身体を温める性質があり、涼性と寒性は逆に身体を冷やす性質があります。平性の食品の種類が最も多く、食材の70%を占めるといわれています。
厳密な薬膳になってくると、食べる人のもともとの体質に加え、そのときの体調なども関わってきますが、一般的な薬膳の考えはその季節に逆らわず冬は身体を温めるような食材をとるのが鉄則です。
身体を温める温・熱性の食物は、体内の気・血・水を充実させたり、寒気を取ったり、内臓を温めてその働きを助けるなどの力を持っています。寒い日の献立の参考に、是非下記の食材を取り入れてみてください。
(温・熱性の食材)
米類 もち米
豆類 インゲン豆・なた豆
肉類 羊肉・鶏肉
魚類 アジ・イトヨリ・いわし・アンチョビ・鮭・マス・さば・スズキ・太刀魚・マグロ
野菜類 小松菜・シソ・菜の花・にんにくの芽・ねぎ・かぼちゃ・唐辛子
ラッキョウ・カブ・生姜・たまねぎ・にんにく・豆もやし
きのこ類 ヒラタケ・マイタケ・マッシュルーム
魚介類 えび・ムール貝
果物 さくらんぼ・桃・山楂子・なつめ
ナッツ類 くるみ・松の実・栗
調味料 黒砂糖・酒・甘酒・米酢・からし・胡椒・カルダモン・シナモン・八角・山椒
◎目の疲れとイライラニ:クコの実
パソコンで目の使いすぎのせいか充血がある。
なんとなくすぐイライラしてしまう。
時々ぴりぴりっと頭痛もある。
そんなときがありませんか?
これはすべて「肝」機能の低下が原因です。
肝脈は足の親指からはじまり、上行し小腹をとおり肝に属し胆につながり、横隔膜を貫いて胸脇に分布、さらに上行して目系につながり頭頂に至ります。したがって、頭痛、目の不調、胸わき腹痛などは肝の機能と密接な関係をもっています。
また、肝は気持ちの「情緒」と深い関係にあり、肝の「気」がうっ血すると怒りっぽくなったりいらいらしたりします。怒りっぽい人は肝を悪くする、肝が悪いと怒りっぽくなると言われています。
そこでクコの実入りレモンティー。
クコの実は最近日本でもよくつかわれるようになってきましたが、これは「肝」と「腎」を補う力や、視力減退など目によい作用をもつ生薬です。これと、気の滞りを解消する香りの強い柑橘系(レモンやオレンジなど)を加えたお茶で、目のしょぼしょぼ、いらいら、頭のピリピリを解消しませんか?
クコの実は形もかわいく色もきれいで、味もうっすらほの甘く、中国茶に浮かべたり、おこわに混ぜたり、スープや杏仁豆腐にぱらぱらと散らしたりと手軽に使ってみてください。あっという間に、見た目にもかわいい「肝」によい薬膳のできあがり!
#楽隠居です
30年ぐらい前には、数年間ですが2ヶ月毎に香港に仕入れに行っていたことがあります。その頃の香港は、治安が悪く雲助的士(タクシー)も多く、料金で揉めたこともよくありました。
20年ぐらい前に、久しぶりに香港に行ってびっくりしました。深夜でも日本人観光客(女性)が、本を片手にうろついていましたので・・・
ブランドの店ばかりが目立つようになり、中華料理店のメニューも、日本語のものが現れたのは、確かその頃だったと思います。いいカモだったのでしょうねぇ〜
参照:薬用酒
◎5つの食性 寒い季節によい食材は?
「蟹は身体を冷やすので妊婦さんはだめ」とか「生姜は身体を温めるので風の引き始めによい」などと聞いたことはありませんか?
中医学にもとづく食養生では、すべての食材を温性・熱性・平性・涼性・寒性にわけていて、これを「五性」といいます。
熱性と温性は身体を温める性質があり、涼性と寒性は逆に身体を冷やす性質があります。平性の食品の種類が最も多く、食材の70%を占めるといわれています。
厳密な薬膳になってくると、食べる人のもともとの体質に加え、そのときの体調なども関わってきますが、一般的な薬膳の考えはその季節に逆らわず冬は身体を温めるような食材をとるのが鉄則です。
身体を温める温・熱性の食物は、体内の気・血・水を充実させたり、寒気を取ったり、内臓を温めてその働きを助けるなどの力を持っています。寒い日の献立の参考に、是非下記の食材を取り入れてみてください。
(温・熱性の食材)
米類 もち米
豆類 インゲン豆・なた豆
肉類 羊肉・鶏肉
魚類 アジ・イトヨリ・いわし・アンチョビ・鮭・マス・さば・スズキ・太刀魚・マグロ
野菜類 小松菜・シソ・菜の花・にんにくの芽・ねぎ・かぼちゃ・唐辛子
ラッキョウ・カブ・生姜・たまねぎ・にんにく・豆もやし
きのこ類 ヒラタケ・マイタケ・マッシュルーム
魚介類 えび・ムール貝
果物 さくらんぼ・桃・山楂子・なつめ
ナッツ類 くるみ・松の実・栗
調味料 黒砂糖・酒・甘酒・米酢・からし・胡椒・カルダモン・シナモン・八角・山椒
◎目の疲れとイライラニ:クコの実
パソコンで目の使いすぎのせいか充血がある。
なんとなくすぐイライラしてしまう。
時々ぴりぴりっと頭痛もある。
そんなときがありませんか?
これはすべて「肝」機能の低下が原因です。
肝脈は足の親指からはじまり、上行し小腹をとおり肝に属し胆につながり、横隔膜を貫いて胸脇に分布、さらに上行して目系につながり頭頂に至ります。したがって、頭痛、目の不調、胸わき腹痛などは肝の機能と密接な関係をもっています。
また、肝は気持ちの「情緒」と深い関係にあり、肝の「気」がうっ血すると怒りっぽくなったりいらいらしたりします。怒りっぽい人は肝を悪くする、肝が悪いと怒りっぽくなると言われています。
そこでクコの実入りレモンティー。
クコの実は最近日本でもよくつかわれるようになってきましたが、これは「肝」と「腎」を補う力や、視力減退など目によい作用をもつ生薬です。これと、気の滞りを解消する香りの強い柑橘系(レモンやオレンジなど)を加えたお茶で、目のしょぼしょぼ、いらいら、頭のピリピリを解消しませんか?
クコの実は形もかわいく色もきれいで、味もうっすらほの甘く、中国茶に浮かべたり、おこわに混ぜたり、スープや杏仁豆腐にぱらぱらと散らしたりと手軽に使ってみてください。あっという間に、見た目にもかわいい「肝」によい薬膳のできあがり!
#楽隠居です
30年ぐらい前には、数年間ですが2ヶ月毎に香港に仕入れに行っていたことがあります。その頃の香港は、治安が悪く雲助的士(タクシー)も多く、料金で揉めたこともよくありました。
20年ぐらい前に、久しぶりに香港に行ってびっくりしました。深夜でも日本人観光客(女性)が、本を片手にうろついていましたので・・・
ブランドの店ばかりが目立つようになり、中華料理店のメニューも、日本語のものが現れたのは、確かその頃だったと思います。いいカモだったのでしょうねぇ〜
参照:薬用酒
by centeringkokyu
| 2008-02-20 00:02
| 日常