2007年 10月 05日
骨盤と骨盤底筋 |
IEさんからのメールをご紹介します。
先日の教室でお話ししました、産後3ヶ月目の友達の件ですが、予定がなかなか合わず、10月13日の土曜日の観照塾にお邪魔させていただいてよろしいでしょうか?
本当は今もかなり痛いらしいのですが、先生にお会いできることを希望にそれまでなんとか頑張りますとのことでした。
もともと自分の体の動きに興味がある友達で、今流行の骨盤体操の本を買っていたのをきっかけに、私と二人で細々と中心塾で習った体の動かし方を練習していたりしたのですが、ちょっと会わない間に立てないほどになってしまっていてびっくりしました。
K野先生のことは以前から少し話していていたのですが、普段は人見知りで積極的に行動することがない友達が、「先生にお会いして、一度体を見て欲しいです。」とのお願いでしたので、K野先生にお話しした次第です。
旦那さんが土曜も働いていて、赤ちゃんを預けられる段取りがつけられないようですので、一緒に連れて行って私が抱いているつもりで、本当に申し訳ないのですが、観照塾にお邪魔を・・・と思いました。(メール終わり)
私には一応3人の子供?がいますが、私が生んだわけではありませんので、ちょっとネット検索してみました。
腰痛相談室から引用します。
<<約2割の妊婦さんに腰痛が……>>
腰痛?
「全くなかったよ」とか、「少しあったけど、大したことなかったよ」と言われる人がほとんどだと思いますが、4〜5人に1人くらいは、「痛くて歩くのが辛かった」とか、「立つのも歩くのも辛かった」、中には「入院してしまった」というような人もおられます。ある母子保健センターの保健婦さんが、両親学級の参加者の平均2割が腰痛対策の方法を質問してくると話しておられましたので、割合的にはほぼ合っているでしょう。
約2割の妊婦さんが、腰痛のケアや対策の指導を求めているのに、産婦人科などでは、あまり問題にされません。
腰が痛いので・・と言ったら、「赤ちゃんがお腹にいるのだから、少しくらい痛いのは当たり前、お産の時はもっと痛いのよ、それくらい我慢できなかったらお母さんになれないよ」「生まれたら治るから心配しないで」と言われたので、それ以上何も言えなかったという声を聞きました。
<<妊娠性の腰痛はケアしなくていい?>>
妊娠性の腰痛に、ケアは必要ないのでしょうか? ひどい妊娠性の腰痛の人でケアをしていなくても、生まれたら治る人もいます。しかし、ほとんどの人は、ケアをしなければ治りません。そればかりか、妊娠中に腰痛がなかった人や軽い腰痛の人にも、産後にひどい腰痛が起きる人もいます。私どもでは、緩んだ骨盤をベルトで外固定するという方法を提案しています。歪みの強い人は、骨盤の調整をやればより効果がありますが、妊娠中に骨盤調整が出来る専門家は数少ないのが現状です。
<<分娩と骨盤の関係>>
骨盤の緩みは,分娩の時に最大になり、恥骨に離開が起きる人もいます。そうでなければ,自然分娩は出来ないのですから。
分娩が終わると,ホルモンの影響はなくなって,弛んでいた靭帯が6〜8週間かけてゆっくりと回復して行き,それに伴って骨盤も回復して行きます。
この期間に,骨盤に無理な力が加わると,回復が遅れたり,歪みが起きて、腰やお尻,恥骨などの痛みの原因になります。(引用終わり)
やはり母体には大変なストレスがかかるようです。私には痛みを取る治療はできませんが、身体の使い方のアドバイスはさせていただきますので、IEさんも一緒に考えていただきたいと思います。ご協力の程、よろしくお願いいたします。
骨盤底筋を検索していましたら、以下のような記事も出てきましたので、ついでにご紹介しておきます。
アメリカのTV CMや雑誌広告で、最近結構見かけるようになったのが女性用の「尿漏れ」ナプキンの宣伝。50代半ば位の女性が、ご主人とソーシャルダンスか何かを踊りながら「もうこれで心配なく踊れるわ。」というようなものです。
「尿漏れ」(Urinary Incontinence)で悩んでいるアメリカ人の数は、なんと1300万人にものぼり、そのうちの80%は女性だそうで、特に女性の場合出産経験があれば20代で40%、30代では50%もの人が、さらに更年期以降はその数が激増すると言います。 日本では、尿漏れについてアメリカほどオープンには語ることがないので、ひそかに悩んでいる女性も大変多いようです。当掲示板にも、「実は・・・」という相談書き込みが過去に結構ありました。それで調べてみると、日本女性の場合は3〜4人に1人が、尿漏れに悩んでいるとのことです。
◆腹圧性尿失禁
骨盤底筋は下腹部をハンモックのように支えている筋肉で、この筋肉の上に子宮口、膀胱があり、さらにその上に子宮が乗っています。つまり妊娠中、膀胱は赤ちゃんと羊水と胎盤など含めて約5キロもの重さで圧迫されています。妊娠後期の尿漏れが多くなる理由がここにあります。
このハンモックのような骨盤底筋が、お産などにより、その支持力が弱ってたるみ、膀胱が下がってしまい骨盤底から膣の方に圧力がかかります。そのため正常であれば、固く締まっているはずの尿道が閉じず腹圧がかかったさいに尿漏れが起こるのです。
また赤ちゃんが産道を通る時に、骨盤底筋が引き伸ばされたり切れたりすることで怒ります。特に子宮口が開いてから出産まで5時間以上かかった、もしくは3500グラム以上の赤ちゃんだったという場合は、骨盤底筋が受けたダメージは大きいそうです。
腹圧性尿失禁は、生理中に特にひどくなります。それはエストロゲンという女性ホルモンが下がることにより尿道の周りの筋肉が弱くなるためです。同様の理由で閉経後に悪化します。
◆切迫性尿失禁
膀胱収縮を司る排尿筋が敏感に反応し過剰に収縮してしまうために起こります。手術やお産、病気などで膀胱の神経や筋肉が傷つけられたことによって起こります。
出産の際に、赤ちゃんは骨盤底筋の中心を貫く産道を抜けるため、筋肉は最大限に伸び、尿意を感じさせる神経や骨盤底筋を傷つけられることもあります。
参照1:腰痛相談室
参照2:骨盤底筋訓練
参照3:Beauty & Health
参照4:ハッピーマタニティ通販
先日の教室でお話ししました、産後3ヶ月目の友達の件ですが、予定がなかなか合わず、10月13日の土曜日の観照塾にお邪魔させていただいてよろしいでしょうか?
本当は今もかなり痛いらしいのですが、先生にお会いできることを希望にそれまでなんとか頑張りますとのことでした。
もともと自分の体の動きに興味がある友達で、今流行の骨盤体操の本を買っていたのをきっかけに、私と二人で細々と中心塾で習った体の動かし方を練習していたりしたのですが、ちょっと会わない間に立てないほどになってしまっていてびっくりしました。
K野先生のことは以前から少し話していていたのですが、普段は人見知りで積極的に行動することがない友達が、「先生にお会いして、一度体を見て欲しいです。」とのお願いでしたので、K野先生にお話しした次第です。
旦那さんが土曜も働いていて、赤ちゃんを預けられる段取りがつけられないようですので、一緒に連れて行って私が抱いているつもりで、本当に申し訳ないのですが、観照塾にお邪魔を・・・と思いました。(メール終わり)
私には一応3人の子供?がいますが、私が生んだわけではありませんので、ちょっとネット検索してみました。
腰痛相談室から引用します。
<<約2割の妊婦さんに腰痛が……>>
腰痛?
「全くなかったよ」とか、「少しあったけど、大したことなかったよ」と言われる人がほとんどだと思いますが、4〜5人に1人くらいは、「痛くて歩くのが辛かった」とか、「立つのも歩くのも辛かった」、中には「入院してしまった」というような人もおられます。ある母子保健センターの保健婦さんが、両親学級の参加者の平均2割が腰痛対策の方法を質問してくると話しておられましたので、割合的にはほぼ合っているでしょう。
約2割の妊婦さんが、腰痛のケアや対策の指導を求めているのに、産婦人科などでは、あまり問題にされません。
腰が痛いので・・と言ったら、「赤ちゃんがお腹にいるのだから、少しくらい痛いのは当たり前、お産の時はもっと痛いのよ、それくらい我慢できなかったらお母さんになれないよ」「生まれたら治るから心配しないで」と言われたので、それ以上何も言えなかったという声を聞きました。
<<妊娠性の腰痛はケアしなくていい?>>
妊娠性の腰痛に、ケアは必要ないのでしょうか? ひどい妊娠性の腰痛の人でケアをしていなくても、生まれたら治る人もいます。しかし、ほとんどの人は、ケアをしなければ治りません。そればかりか、妊娠中に腰痛がなかった人や軽い腰痛の人にも、産後にひどい腰痛が起きる人もいます。私どもでは、緩んだ骨盤をベルトで外固定するという方法を提案しています。歪みの強い人は、骨盤の調整をやればより効果がありますが、妊娠中に骨盤調整が出来る専門家は数少ないのが現状です。
<<分娩と骨盤の関係>>
骨盤の緩みは,分娩の時に最大になり、恥骨に離開が起きる人もいます。そうでなければ,自然分娩は出来ないのですから。
分娩が終わると,ホルモンの影響はなくなって,弛んでいた靭帯が6〜8週間かけてゆっくりと回復して行き,それに伴って骨盤も回復して行きます。
この期間に,骨盤に無理な力が加わると,回復が遅れたり,歪みが起きて、腰やお尻,恥骨などの痛みの原因になります。(引用終わり)
やはり母体には大変なストレスがかかるようです。私には痛みを取る治療はできませんが、身体の使い方のアドバイスはさせていただきますので、IEさんも一緒に考えていただきたいと思います。ご協力の程、よろしくお願いいたします。
骨盤底筋を検索していましたら、以下のような記事も出てきましたので、ついでにご紹介しておきます。
アメリカのTV CMや雑誌広告で、最近結構見かけるようになったのが女性用の「尿漏れ」ナプキンの宣伝。50代半ば位の女性が、ご主人とソーシャルダンスか何かを踊りながら「もうこれで心配なく踊れるわ。」というようなものです。
「尿漏れ」(Urinary Incontinence)で悩んでいるアメリカ人の数は、なんと1300万人にものぼり、そのうちの80%は女性だそうで、特に女性の場合出産経験があれば20代で40%、30代では50%もの人が、さらに更年期以降はその数が激増すると言います。 日本では、尿漏れについてアメリカほどオープンには語ることがないので、ひそかに悩んでいる女性も大変多いようです。当掲示板にも、「実は・・・」という相談書き込みが過去に結構ありました。それで調べてみると、日本女性の場合は3〜4人に1人が、尿漏れに悩んでいるとのことです。
◆腹圧性尿失禁
骨盤底筋は下腹部をハンモックのように支えている筋肉で、この筋肉の上に子宮口、膀胱があり、さらにその上に子宮が乗っています。つまり妊娠中、膀胱は赤ちゃんと羊水と胎盤など含めて約5キロもの重さで圧迫されています。妊娠後期の尿漏れが多くなる理由がここにあります。
このハンモックのような骨盤底筋が、お産などにより、その支持力が弱ってたるみ、膀胱が下がってしまい骨盤底から膣の方に圧力がかかります。そのため正常であれば、固く締まっているはずの尿道が閉じず腹圧がかかったさいに尿漏れが起こるのです。
また赤ちゃんが産道を通る時に、骨盤底筋が引き伸ばされたり切れたりすることで怒ります。特に子宮口が開いてから出産まで5時間以上かかった、もしくは3500グラム以上の赤ちゃんだったという場合は、骨盤底筋が受けたダメージは大きいそうです。
腹圧性尿失禁は、生理中に特にひどくなります。それはエストロゲンという女性ホルモンが下がることにより尿道の周りの筋肉が弱くなるためです。同様の理由で閉経後に悪化します。
◆切迫性尿失禁
膀胱収縮を司る排尿筋が敏感に反応し過剰に収縮してしまうために起こります。手術やお産、病気などで膀胱の神経や筋肉が傷つけられたことによって起こります。
出産の際に、赤ちゃんは骨盤底筋の中心を貫く産道を抜けるため、筋肉は最大限に伸び、尿意を感じさせる神経や骨盤底筋を傷つけられることもあります。
参照1:腰痛相談室
参照2:骨盤底筋訓練
参照3:Beauty & Health
参照4:ハッピーマタニティ通販
by centeringkokyu
| 2007-10-05 01:07
| 参加者の感想