2007年 09月 25日
ローテーション |
「もっと楽に!速く!長く!泳げるようになる!!
2軸クロール 完全マスターBOOK」日本体育大学水泳部ヘッドコーチ 藤森善弘著から抜粋してご紹介します。
◆ローテーション 水の抵抗を軽減する左右の重心の切り替え
2軸クロールを習得するためには、口-テーションがしっかりとできるようにならなければいけません。右手を入水させるときは右肩を、左手を入水させるときは左肩を、交互に前に伸ばしてしっかり体重を乗せます。口-テーションとは、この左右の重心の切り替えのことを指しているのです。
上の写真を比較してください。1軸クロールの場合、より遠くの水をとらえるために肩を伸ばそうとしても、重心が身体の中心線上にあるため、体幹部をローリングさせなければいけません。すると、肩が水面下に深く沈んで水の抵抗を受けるばかりか、肩甲骨に無理な負荷がかかります。
一方、2軸クロールの場合は腰をねじることなく、肩の延長線上に腕を伸ばして水をとらえます。肩から腰にかけて、左右に2本の軸があることをイメージしてください。右手で水をかいている間は右の軸に重心がかかり、左手に切り替わる際にはすみやかに左の軸へと重心が移ります。右肩と左肩を交互に前へ伸ばす動きが、2軸クロールのローテーションなのです。
#楽隠居です
いつも申し上げていますが、私は泳げません。同居人は、水を見ると飛び込みたくなるという性癖があります。ですから、私は時々同居人の本を盗み読みして、水泳の身体の使い方を研究させていただいています。ローテーションというのは、立て替えと同じではなかと思いご紹介しました。そして、身体の中のつながりが良く分かるような気がするのですが・・・
参照1:最高のコーチはアナタの体の中にいます
参照2:ゆっくり長く泳ぎたい
参照3:詩を生む身体
参照4:歩法と骨盤時計
参照5:握りしめる
by centeringkokyu
| 2007-09-25 00:03
| スポーツ関連