2007年 04月 19日
股関節が入る |
IYさんから 長堀教室での感想を書いていただきましたのでご紹介します。
椅子を使った股関節引き締め法は、長年の私の疑問を紐解く物になりました。
未熟な私の私見ですので、見当違いがあるかも知れませんが、ご了承下さい。
たくさん長年の疑問があるのですが、今回はまずその内の1つをお話しします。
長年の疑問その1
観照塾でM岡さんやK野先生に、股関節が開いていると長年(○○会の時から)ご指摘を受けてきましたが、○○拳法をかじってきたてきた私は、「股関節は可動域が広くてなんぼのもんだ」なのに、なぜ股関節をしめることだけに固執するのかと思い悩んでてきたのです。
先週の観照塾でM岡さんに椅子での股関節調整法を教えて貰い、その翌日の長堀での股関節引き締め法の集中講義をして頂き、私の疑問の間違いに気づきました。
まず股関節をしめるの「しめる」という言葉の意味が違っていることに気づいたのです。私の中では「しめる」が「とじる」に近い意味を持った言葉だったのですが、椅子を使った股関節引き締め法を経験して「しめる」は「はいる」に近い意味を持つようになりました。ですので、K先生がおっしゃられる、足は開いていても股関節は「しまる」が可能だということも分かってきました。
そして私の股関節は「ひらいている」のではなく、「はずれている」にちかい状態なのではないかと思えてきたのです。
そして、なぜ剣を振り下ろした状態が「おりしく」と言われる状態なのかというのも、なんとなく分かってきたような気がします。
言葉で例えるなら、たたまれていた扇子が呼吸とともに広がり、広がりきったところで剣が振り上げられ、雷刀の状態になる。呼吸を止めたままで緊張を緩めていき、剣を振り上げた経過を巻き戻すことで、剣が振り下ろされていき、丹田の少し上まで緊張が弛緩されれば、その状態は扇子が閉じられる1つ手前で、最後の扇子の2本の太い骨が互いにパチンと閉じるように、息を吐き、横隔膜はあげたまま、横隔膜と逆のベクトルで、丹田を押し下げ、丹田が押し下げられるのと逆のベクトルで股関節が深く入り、下腹部できた道が開いて、呼気とともに剣がその道へ落ちていく。
とかなんとか勝手に生意気を言いましたが、今の所はこんな感覚です。
もっと稽古して感覚を伸ばしていきたいと思います。
追伸、とりあえず良い椅子がほしくなりました。【買いません!(怒)○○】
#楽隠居です
昨日も芦屋教室で、椅子を使ったセンタリング呼吸法のレッスンをしました。芦屋教室は比較的年齢層が高いので、座った状態のレッスンだけでどの程度変化してくださるか心配でした。今回は、1〜5番までしか出来なかったのですが、結果は上々だったと思います。それに、皆さん身体の衰えを切実に感じておられるようですから・・・
今年から参加された方もおられるのですが、他の皆さんのテンポと同調されるのか、本当に集中してレッスンを受けてくださっています。レッスン前後に写真を写しましたので、いつものように編集してご本人にお渡しする予定です。
レッスンをしながら、やはり「立腰」を丁寧に繰り返すことが骨盤や太ももに影響を与え、小股が切れ上がるに違いないと感じました。
IYさんが書いてくださっているように、丹田・命門・西江水は、股関節の使い方が全てだと言っても過言ではありません。制剛流抜刀術で繰り返される動作の重要性もここにあるはずだと考えています。
参照1:型ができる以前を考える
参照2:五分五分の状態からの体内操作
参照3:立禅と骨盤時計
参照4:肚と丹田と西江
椅子を使った股関節引き締め法は、長年の私の疑問を紐解く物になりました。
未熟な私の私見ですので、見当違いがあるかも知れませんが、ご了承下さい。
たくさん長年の疑問があるのですが、今回はまずその内の1つをお話しします。
長年の疑問その1
観照塾でM岡さんやK野先生に、股関節が開いていると長年(○○会の時から)ご指摘を受けてきましたが、○○拳法をかじってきたてきた私は、「股関節は可動域が広くてなんぼのもんだ」なのに、なぜ股関節をしめることだけに固執するのかと思い悩んでてきたのです。
先週の観照塾でM岡さんに椅子での股関節調整法を教えて貰い、その翌日の長堀での股関節引き締め法の集中講義をして頂き、私の疑問の間違いに気づきました。
まず股関節をしめるの「しめる」という言葉の意味が違っていることに気づいたのです。私の中では「しめる」が「とじる」に近い意味を持った言葉だったのですが、椅子を使った股関節引き締め法を経験して「しめる」は「はいる」に近い意味を持つようになりました。ですので、K先生がおっしゃられる、足は開いていても股関節は「しまる」が可能だということも分かってきました。
そして私の股関節は「ひらいている」のではなく、「はずれている」にちかい状態なのではないかと思えてきたのです。
そして、なぜ剣を振り下ろした状態が「おりしく」と言われる状態なのかというのも、なんとなく分かってきたような気がします。
言葉で例えるなら、たたまれていた扇子が呼吸とともに広がり、広がりきったところで剣が振り上げられ、雷刀の状態になる。呼吸を止めたままで緊張を緩めていき、剣を振り上げた経過を巻き戻すことで、剣が振り下ろされていき、丹田の少し上まで緊張が弛緩されれば、その状態は扇子が閉じられる1つ手前で、最後の扇子の2本の太い骨が互いにパチンと閉じるように、息を吐き、横隔膜はあげたまま、横隔膜と逆のベクトルで、丹田を押し下げ、丹田が押し下げられるのと逆のベクトルで股関節が深く入り、下腹部できた道が開いて、呼気とともに剣がその道へ落ちていく。
とかなんとか勝手に生意気を言いましたが、今の所はこんな感覚です。
もっと稽古して感覚を伸ばしていきたいと思います。
追伸、とりあえず良い椅子がほしくなりました。【買いません!(怒)○○】
#楽隠居です
昨日も芦屋教室で、椅子を使ったセンタリング呼吸法のレッスンをしました。芦屋教室は比較的年齢層が高いので、座った状態のレッスンだけでどの程度変化してくださるか心配でした。今回は、1〜5番までしか出来なかったのですが、結果は上々だったと思います。それに、皆さん身体の衰えを切実に感じておられるようですから・・・
今年から参加された方もおられるのですが、他の皆さんのテンポと同調されるのか、本当に集中してレッスンを受けてくださっています。レッスン前後に写真を写しましたので、いつものように編集してご本人にお渡しする予定です。
レッスンをしながら、やはり「立腰」を丁寧に繰り返すことが骨盤や太ももに影響を与え、小股が切れ上がるに違いないと感じました。
IYさんが書いてくださっているように、丹田・命門・西江水は、股関節の使い方が全てだと言っても過言ではありません。制剛流抜刀術で繰り返される動作の重要性もここにあるはずだと考えています。
参照1:型ができる以前を考える
参照2:五分五分の状態からの体内操作
参照3:立禅と骨盤時計
参照4:肚と丹田と西江
by centeringkokyu
| 2007-04-19 00:03
| 呼吸法中心塾