2007年 01月 15日
合気道の件で、お尋ねします |
このブログを偶然お読みになった方から、メールを頂戴しましたのでご紹介します。
突然のメール失礼いたします。私の名前はOOと申します。
ネット検索で、「命門と合気」というキーワードで検索したらあなた様のブログに巡り会いました。非常に参考になる貴重な情報がかかれていると思いました。そこで、折り入って、あなたにぜひ教えていただきたいことがありメールいたしました。
私は、ごく最近、合気道を習い始めました。その他の武道歴としては少林寺拳法を8年と太極拳を3年ほど学んでいます。太極拳の練習時は、腰を入れずに、命門を開くように厳しく注意されています。気功においても、同様の考えのようです。しかし合気道で合気上げをするさいには、腰から力を伝えるようにと指導されます。
腰から伝えようとするとどうしても腰を入れなくてはならず、命門が閉じているように感じます。結果的には、腰を入れた方が合気上げはうまくいくのですが。藤平先生も気の大切さを強く説いておりますし、太極拳や気功で重要である命門を閉じていることには、なんだか府に落ちない気がいたします。
太極拳の経験があり、合気道・大東流をされている管理人様は、合気道における命門の開閉や、腰を入れることについて、どのように解釈されていますでしょうか? 誠に恐縮ではございますが、よろしければご教示いただければ幸いに存じます。
#楽隠居からの返信
メールをありがとうございました。楽隠居の古錐こと K野と申します。
結論を言いますと、現在習っている先生の言われる通りにしてください。
そうしておかないと、その会にいられなくなりますから。
お尋ねの件は、ブログにすべて書いてありますので、興味がおありでしたら、いろいろと読んで、ご自分で検証してみてください。
私の意見などは、屁の突っ張りにもなりませんので、あまり信用されないようになさってください。
命門を開くという表現や、腰を入れるという表現は同じでも、どのように力を伝えようとしているのか、「合気上げ」だけではなく「合気下げ」はどうするのか、「合気とは何か?」それをどのように身体で表現できるのかを検証してください。
また、剣と合気はどういう関係があるのか、それとも無いのか。
ブログをお読みいただくとお分かりだとおもいますが、私は基本的には「気」という概念では説明していません。東洋医学でいうところの「気」の概念は、それなりに理解しているつもりですが、武術を「気」から説明しはじめると検証しにくくなりますので・・
まともなお答えにはなっていませんが、このあたりでご勘弁ください。
習い・稽古・工夫を続けてご自分の技をお作り下さい。一人一流という考え方もありますから・・
突然のメール失礼いたします。私の名前はOOと申します。
ネット検索で、「命門と合気」というキーワードで検索したらあなた様のブログに巡り会いました。非常に参考になる貴重な情報がかかれていると思いました。そこで、折り入って、あなたにぜひ教えていただきたいことがありメールいたしました。
私は、ごく最近、合気道を習い始めました。その他の武道歴としては少林寺拳法を8年と太極拳を3年ほど学んでいます。太極拳の練習時は、腰を入れずに、命門を開くように厳しく注意されています。気功においても、同様の考えのようです。しかし合気道で合気上げをするさいには、腰から力を伝えるようにと指導されます。
腰から伝えようとするとどうしても腰を入れなくてはならず、命門が閉じているように感じます。結果的には、腰を入れた方が合気上げはうまくいくのですが。藤平先生も気の大切さを強く説いておりますし、太極拳や気功で重要である命門を閉じていることには、なんだか府に落ちない気がいたします。
太極拳の経験があり、合気道・大東流をされている管理人様は、合気道における命門の開閉や、腰を入れることについて、どのように解釈されていますでしょうか? 誠に恐縮ではございますが、よろしければご教示いただければ幸いに存じます。
#楽隠居からの返信
メールをありがとうございました。楽隠居の古錐こと K野と申します。
結論を言いますと、現在習っている先生の言われる通りにしてください。
そうしておかないと、その会にいられなくなりますから。
お尋ねの件は、ブログにすべて書いてありますので、興味がおありでしたら、いろいろと読んで、ご自分で検証してみてください。
私の意見などは、屁の突っ張りにもなりませんので、あまり信用されないようになさってください。
命門を開くという表現や、腰を入れるという表現は同じでも、どのように力を伝えようとしているのか、「合気上げ」だけではなく「合気下げ」はどうするのか、「合気とは何か?」それをどのように身体で表現できるのかを検証してください。
また、剣と合気はどういう関係があるのか、それとも無いのか。
ブログをお読みいただくとお分かりだとおもいますが、私は基本的には「気」という概念では説明していません。東洋医学でいうところの「気」の概念は、それなりに理解しているつもりですが、武術を「気」から説明しはじめると検証しにくくなりますので・・
まともなお答えにはなっていませんが、このあたりでご勘弁ください。
習い・稽古・工夫を続けてご自分の技をお作り下さい。一人一流という考え方もありますから・・
by centeringkokyu
| 2007-01-15 01:04
| 合気観照塾