2006年 12月 03日
そこしかない |
土曜日の観照塾では、杖を使って「そこしかない」というポイントを見つける稽古をしました。
杖を両手で垂直に持ってもらい、その両手の間の一点を掌で触り、五分五分の状態から、ほんの少しだけ相手の中心に影響を与えるような負荷を掛けます。そして、相手がその負荷に対して少し反応するのを利用して、相手の動きを導き出すところから始めました。
弛みを取り続けると合気下げになる、それ以前の体内操作の稽古なのですが、まず、手の内と股関節のつながりが重要になってくるということを確認していただきました。
「PNFの基本的原理」との関連として考えてみると、抵抗・皮膚刺激・関節刺激・伸張反射を利用した合気という考え方ができるかもしれません。
杖を押し合う動きの中で一人ずつチェックさせていただきましたが、緊張するポイントを観るということが、治療家の方達にとっては望診になり、皮膚刺激は触診であり、即治療になるかもしれません。勿論、関節の可動域チェックと関節刺激を伴って、弛みを取り続けることが、相手を崩すことになり、相手を固めたところで、圧迫や伸展を加えることで、身体の調整ができると考えてもよいのではないでしょうか。
伸張反射を利用したり、伸張反射を起こさせないような伸展をするという方法も試してみました。
専門学校の期末試験も終わり、鍼灸や柔道整骨の勉強をしている方達も久しぶりに参加してくださいましたので、ひょっとすると「治療に使える合気」につながるのではないかと思い、杖を使って捻鍼法的なやりかたも検証していただきました。
身体のバランスや固まっている部分を指摘して、接触部分を通じて意識的にその固まっている部分を押したり引いたりして、他の部分を意識した動きとの違いも確認していただきました。
「患者さんの虚実が見える眼鏡を作れば、きっとよく売れますよ!」とのアイデアをいただきました。
参照1:固め技風 調整(長生)法
杖を両手で垂直に持ってもらい、その両手の間の一点を掌で触り、五分五分の状態から、ほんの少しだけ相手の中心に影響を与えるような負荷を掛けます。そして、相手がその負荷に対して少し反応するのを利用して、相手の動きを導き出すところから始めました。
弛みを取り続けると合気下げになる、それ以前の体内操作の稽古なのですが、まず、手の内と股関節のつながりが重要になってくるということを確認していただきました。
「PNFの基本的原理」との関連として考えてみると、抵抗・皮膚刺激・関節刺激・伸張反射を利用した合気という考え方ができるかもしれません。
杖を押し合う動きの中で一人ずつチェックさせていただきましたが、緊張するポイントを観るということが、治療家の方達にとっては望診になり、皮膚刺激は触診であり、即治療になるかもしれません。勿論、関節の可動域チェックと関節刺激を伴って、弛みを取り続けることが、相手を崩すことになり、相手を固めたところで、圧迫や伸展を加えることで、身体の調整ができると考えてもよいのではないでしょうか。
伸張反射を利用したり、伸張反射を起こさせないような伸展をするという方法も試してみました。
専門学校の期末試験も終わり、鍼灸や柔道整骨の勉強をしている方達も久しぶりに参加してくださいましたので、ひょっとすると「治療に使える合気」につながるのではないかと思い、杖を使って捻鍼法的なやりかたも検証していただきました。
身体のバランスや固まっている部分を指摘して、接触部分を通じて意識的にその固まっている部分を押したり引いたりして、他の部分を意識した動きとの違いも確認していただきました。
「患者さんの虚実が見える眼鏡を作れば、きっとよく売れますよ!」とのアイデアをいただきました。
参照1:固め技風 調整(長生)法
by centeringkokyu
| 2006-12-03 09:37
| 合気観照塾