2006年 11月 26日
狂言の「構え」 |
土曜日は中心塾と観照塾のダブルヘッダーでした。
中心塾では、「What is 狂言」野村萬斎著を使って狂言の立ち方を実習してみました。『舞台で隙(すき)なく立つ、というのは、力を抜いて止まってるのではなく、前後左右のベクトルのバランスをとりながら、緊張してエネルギーを集中させているのです。その場にSTOPしているのではなく、STAYしている状態です。』ということを頭に入れて、狂言の「構え」を検証するところから始めました。イメージとしては、こちらの写真をごらんください。
身体が温まったところで、仰臥位で手足を上げるレッスンで、外の筋肉ではなく体内の筋肉を使うということを検証して、側臥位に移りました。側臥位では、股関節と腕の連動運動のレッスンをしてみました。皆さん「これは難しそう!」と、始める前からちょっと腰を引き気味?でしたが、M岡さんと手分けして一人ずつ誘導して、左右の側臥位から仰臥位に戻っていただくと、直ぐに軽く寝息を立てている人や、軽い活元運動的な動きをしている人もおられました。
次に、腹臥位で、床と身体の接点の状態を確認していただいてから、両足を交差して身体を捻る動きを、私が呼吸と動きを誘導しながら体験していただき、腰を捻りながら上半身を釣り上げ、息を吐きながら「微差」を使って、肋骨や身体の中が弛んで行く状況を確認していただきました。
すっかり身体が弛んだ状態で、もう一度最初の狂言での「構え」をやってみました。最後には、M岡さんが茸(くさびら)になって、歩き出され、何人かの人も一緒に茸になって歩いておられました。(茸の写真は最後に貼り付けておきますので、茸になったつもりで歩いてみてください。)
1時から90分間の中心塾。お茶とお菓子を頂きながらのクールダウン。その間にオーリングテストを実演。方向や色にも影響されるということを実験して、答えは自分の中にすでにあるのですから、自分を信じることが大切ですと付け加えさせて頂きました。
3時半に店に戻ると、すでにお客様が来られていて、納品と次のデザイン依頼をお受けして、暫くすると次のお客様がお越しになり、6時半頃までお話をして、観照塾へ・・
観照塾は、M岡さんが中心になって太極棒のメニューを一通りやっておいていただくつもりだったのですが、M岡さんは観照塾でも、狂言での「構え」の実習から入って、太極棒との関連の検証をしてくださっていました。
私は7時半過ぎから稽古に入り、「手解き技から合気への変換」を体験していただきました。少林寺拳法や合気道の有段者にゆっくり技を掛けていただき、ある程度技が決まった状況から、返し技に移ることができる為には、どういう身体の備えをしておき、どこから動けば良いかということが納得していただけたのではないかと思います。
今週は、慣れないパソコンと格闘していましたので、土曜日は本当に疲れました。M岡さんも風邪気味のところをお手伝いいただき感謝しています。帰りの地下鉄の中では、M岡さんとしゃべる気力もなく、うたた寝していました。
M岡さんからメールがきていましたのでご紹介します。
K野様
昨日はご苦労様でした。あれ程、こっくり眠られると言うのもここ10年で初めて観ました(笑)。
まあ、最古参としては・・・安心して寝て頂ける位の存在じゃなきゃねと思いました(笑)。
私にとっても、要領が分かり、会員の方と馴染んだとは言え、集中力のピークを2回作らないといけない「ダブルヘッダー」はやはり結構大変な様です(笑)。
そこに仕事のピークですから・・・どうしようもありません。
さて・・・パイプオルガンですが・・・良かったです。どうこう評する感じではないです。シュールな私にも合いました(笑)。
しかし・・・趣味も変わるものです。
M岡
参照1:狂言サイボーグ
参照2:O-リングテスト
参照3:O-リングテストとは
参照4:S川さんからS多さんへの感想
参照5:自分の中心軸を感じる
中心塾では、「What is 狂言」野村萬斎著を使って狂言の立ち方を実習してみました。『舞台で隙(すき)なく立つ、というのは、力を抜いて止まってるのではなく、前後左右のベクトルのバランスをとりながら、緊張してエネルギーを集中させているのです。その場にSTOPしているのではなく、STAYしている状態です。』ということを頭に入れて、狂言の「構え」を検証するところから始めました。イメージとしては、こちらの写真をごらんください。
身体が温まったところで、仰臥位で手足を上げるレッスンで、外の筋肉ではなく体内の筋肉を使うということを検証して、側臥位に移りました。側臥位では、股関節と腕の連動運動のレッスンをしてみました。皆さん「これは難しそう!」と、始める前からちょっと腰を引き気味?でしたが、M岡さんと手分けして一人ずつ誘導して、左右の側臥位から仰臥位に戻っていただくと、直ぐに軽く寝息を立てている人や、軽い活元運動的な動きをしている人もおられました。
次に、腹臥位で、床と身体の接点の状態を確認していただいてから、両足を交差して身体を捻る動きを、私が呼吸と動きを誘導しながら体験していただき、腰を捻りながら上半身を釣り上げ、息を吐きながら「微差」を使って、肋骨や身体の中が弛んで行く状況を確認していただきました。
すっかり身体が弛んだ状態で、もう一度最初の狂言での「構え」をやってみました。最後には、M岡さんが茸(くさびら)になって、歩き出され、何人かの人も一緒に茸になって歩いておられました。(茸の写真は最後に貼り付けておきますので、茸になったつもりで歩いてみてください。)
1時から90分間の中心塾。お茶とお菓子を頂きながらのクールダウン。その間にオーリングテストを実演。方向や色にも影響されるということを実験して、答えは自分の中にすでにあるのですから、自分を信じることが大切ですと付け加えさせて頂きました。
3時半に店に戻ると、すでにお客様が来られていて、納品と次のデザイン依頼をお受けして、暫くすると次のお客様がお越しになり、6時半頃までお話をして、観照塾へ・・
観照塾は、M岡さんが中心になって太極棒のメニューを一通りやっておいていただくつもりだったのですが、M岡さんは観照塾でも、狂言での「構え」の実習から入って、太極棒との関連の検証をしてくださっていました。
私は7時半過ぎから稽古に入り、「手解き技から合気への変換」を体験していただきました。少林寺拳法や合気道の有段者にゆっくり技を掛けていただき、ある程度技が決まった状況から、返し技に移ることができる為には、どういう身体の備えをしておき、どこから動けば良いかということが納得していただけたのではないかと思います。
今週は、慣れないパソコンと格闘していましたので、土曜日は本当に疲れました。M岡さんも風邪気味のところをお手伝いいただき感謝しています。帰りの地下鉄の中では、M岡さんとしゃべる気力もなく、うたた寝していました。
M岡さんからメールがきていましたのでご紹介します。
K野様
昨日はご苦労様でした。あれ程、こっくり眠られると言うのもここ10年で初めて観ました(笑)。
まあ、最古参としては・・・安心して寝て頂ける位の存在じゃなきゃねと思いました(笑)。
私にとっても、要領が分かり、会員の方と馴染んだとは言え、集中力のピークを2回作らないといけない「ダブルヘッダー」はやはり結構大変な様です(笑)。
そこに仕事のピークですから・・・どうしようもありません。
さて・・・パイプオルガンですが・・・良かったです。どうこう評する感じではないです。シュールな私にも合いました(笑)。
しかし・・・趣味も変わるものです。
M岡
参照1:狂言サイボーグ
参照2:O-リングテスト
参照3:O-リングテストとは
参照4:S川さんからS多さんへの感想
参照5:自分の中心軸を感じる
by centeringkokyu
| 2006-11-26 11:55
| 呼吸法中心塾