2006年 11月 12日
釣る |
K村さんから構造医学について教えて頂きましたので、少し調べてみました。
引用開始。
第一章 構造医学への導入
構造医学では、生物は1Gという地球の重力場で生まれ、この重力場で反応し、 機能・構造を変化させてきた、という考え方を基本とする。
金属またはガラスでできた2個の物体が潤滑剤(ジェルや油)を介して接触し ているとき、その滑り具合を調べると、接触面に圧力がかかっている状態がよ く滑り、物体同士を引き離すような力がかかった状態だと滑りにくくなる。
これを関節で言えば、負荷(重力)がかかった状態が滑りやすく、牽引された 状態では滑りにくいということになる。著者の研究によれば、神経は生体内で 発生する圧迫には強く、牽引に対しては弱い。牽引による治療は問題が多い。 引用終わり
人間の骨と筋肉の状態は、ここで言われているような、金属またはガラスで出来た物体とは違うと思います。微妙に刻々と変化する身体の状態を無視して牽引するのは論外ですが、重力を利用して伸展する方法は有効だと考えています。勿論、適度な圧力を加えながら滑らすという方法も大切だと思います。
私の場合は、「入れる・付ける・抜く」合気という考え方をしていますので、相手が変化する「機・度・間」を肚で感じるということが大切ではないかと考えています。
土曜日の観照塾の稽古では、K村さんやN山さんと一緒に「圧をかける・待つ・釣り上げる」ということを意識しながら、調整する方法を検証してみました。その場合に「丹田・命門・膻中(だんちゅう)・瘂門(あもん)」の感覚が重要であるということも確認して頂きました。
「兼ね合いで 釣り合い取れて いい加減 過不足もなく 保つ中心」ということの意味にも気づいていただけたのではないかと思います。以下に、辞書から引用しておきますので、身体で気づいたことを、再確認しておいてください。
かね‐あい〔‐あひ〕【兼(ね)合い】
1 二つのものがうまくつりあいを保つこと。均衡。平均。「予算との―で決める」
2 よい程合。
つり‐あい〔‐あひ〕【釣(り)合い】
1 つりあうこと。かねあい。調和。均衡。バランス。「色の―が悪い」「―のとれたカップル」「―を保つ」
2 物体に二つ以上の力が働いても、その物体の運動状態に変化がない状態。力学的平衡。力の釣り合い。
つ・る【×吊る・釣る】
1 (「攣る」とも書く)引っ張られた状態になって一方へ寄る。つれる。
(1)筋肉が急に収縮し、痛くて動かせなくなる。ひきつる。「筋が―・る」
(2)物の一方の端が引っ張られたように上へ上がる。つりあがる。「目の―・った人」
(3)引かれて縮む。「縫い目が―・る」
2
(1)(釣る)魚を釣り針にひっかけてとる。また、それに似たやり方で虫などをとらえる。「カツオを―・る」「トンボを―・る」
(2)(釣る)気を引くようなことをちらつかせて、こちらの思うとおりに相手を動かす。巧みに相手を誘う。「甘い言葉で―・る」「広告で客を―・る」
(3)物の上部を固定して垂れ下げる。上からぶらさげる。また、物の両端を固定して空中にかけ渡す。「棚を―・る」「蚊帳(かや)を―・る」「橋を―・る」
(4)(吊る)首をくくる。縊死(いし)する。「首を―・る」
(5)(吊る)相撲で、両手を相手のまわしにかけて高く持ち上げる。
稽古台になると称して、K村さんとN山さんには、すっきり治るまで調整していただきました。本当に有難うございました。またよろしくお願いします。感謝・・
参照1:釣り合い
参照2:野口三千三語録
参照3:現代医学のウイークポイント
こちらもどうぞ!
引用開始。
第一章 構造医学への導入
構造医学では、生物は1Gという地球の重力場で生まれ、この重力場で反応し、 機能・構造を変化させてきた、という考え方を基本とする。
金属またはガラスでできた2個の物体が潤滑剤(ジェルや油)を介して接触し ているとき、その滑り具合を調べると、接触面に圧力がかかっている状態がよ く滑り、物体同士を引き離すような力がかかった状態だと滑りにくくなる。
これを関節で言えば、負荷(重力)がかかった状態が滑りやすく、牽引された 状態では滑りにくいということになる。著者の研究によれば、神経は生体内で 発生する圧迫には強く、牽引に対しては弱い。牽引による治療は問題が多い。 引用終わり
人間の骨と筋肉の状態は、ここで言われているような、金属またはガラスで出来た物体とは違うと思います。微妙に刻々と変化する身体の状態を無視して牽引するのは論外ですが、重力を利用して伸展する方法は有効だと考えています。勿論、適度な圧力を加えながら滑らすという方法も大切だと思います。
私の場合は、「入れる・付ける・抜く」合気という考え方をしていますので、相手が変化する「機・度・間」を肚で感じるということが大切ではないかと考えています。
土曜日の観照塾の稽古では、K村さんやN山さんと一緒に「圧をかける・待つ・釣り上げる」ということを意識しながら、調整する方法を検証してみました。その場合に「丹田・命門・膻中(だんちゅう)・瘂門(あもん)」の感覚が重要であるということも確認して頂きました。
「兼ね合いで 釣り合い取れて いい加減 過不足もなく 保つ中心」ということの意味にも気づいていただけたのではないかと思います。以下に、辞書から引用しておきますので、身体で気づいたことを、再確認しておいてください。
かね‐あい〔‐あひ〕【兼(ね)合い】
1 二つのものがうまくつりあいを保つこと。均衡。平均。「予算との―で決める」
2 よい程合。
つり‐あい〔‐あひ〕【釣(り)合い】
1 つりあうこと。かねあい。調和。均衡。バランス。「色の―が悪い」「―のとれたカップル」「―を保つ」
2 物体に二つ以上の力が働いても、その物体の運動状態に変化がない状態。力学的平衡。力の釣り合い。
つ・る【×吊る・釣る】
1 (「攣る」とも書く)引っ張られた状態になって一方へ寄る。つれる。
(1)筋肉が急に収縮し、痛くて動かせなくなる。ひきつる。「筋が―・る」
(2)物の一方の端が引っ張られたように上へ上がる。つりあがる。「目の―・った人」
(3)引かれて縮む。「縫い目が―・る」
2
(1)(釣る)魚を釣り針にひっかけてとる。また、それに似たやり方で虫などをとらえる。「カツオを―・る」「トンボを―・る」
(2)(釣る)気を引くようなことをちらつかせて、こちらの思うとおりに相手を動かす。巧みに相手を誘う。「甘い言葉で―・る」「広告で客を―・る」
(3)物の上部を固定して垂れ下げる。上からぶらさげる。また、物の両端を固定して空中にかけ渡す。「棚を―・る」「蚊帳(かや)を―・る」「橋を―・る」
(4)(吊る)首をくくる。縊死(いし)する。「首を―・る」
(5)(吊る)相撲で、両手を相手のまわしにかけて高く持ち上げる。
稽古台になると称して、K村さんとN山さんには、すっきり治るまで調整していただきました。本当に有難うございました。またよろしくお願いします。感謝・・
参照1:釣り合い
参照2:野口三千三語録
参照3:現代医学のウイークポイント
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by centeringkokyu
| 2006-11-12 17:57
| 合気観照塾