2006年 11月 01日
「崩し」と「重みを移し替える」 |
前回ご紹介しました三船十段の写真は如何でしたでしょうか?「崩し」ということで、相手が崩れて踵が上がってしまっているのが、なかなか興味深かったので、ご紹介しました。また、三船先生と組んでいる人とが、まとまった一つの物体と考えてみると、「崩し」と「重みを移し替える」ということの共通部分も見えてくるのではないかと考えています。
「崩し」というとなんとなく、こちらが相手を崩すという感じですが、相手の重みを、こちらが引き受けると、相手が目標を失って「崩れる」かもしれません。しかも、大きく「崩す」または「崩れる」必要はなく、五分五分の句着状態が、51対49になれば少しはバランスが崩れ、動き出すはずです。
そして、少しでも相手とのバランスが変われば、脊髄反射的に攻めてきたり身体を固めたりするかもしれません。その動きに便乗して、こちらの重みを移し替えて、相手に乗りかかったり、相手の重みが、こちらの中心に乗ってこないように、ずらしたりすることになるはずです。
相手の「攻め」や「ずらし」を吸収するのが、「丹田」と「命門」での「ヘ・た・レ」であり、「膻中」と「瘂門」が、前後上下左右への動きをリードするのではないかと考えています。また、「寸田」と「丹田」が一如になる為には、「命門」と「瘂門」を開いておく必要があるかもしれません。
これらの感覚を磨きながら、自分の身体の中で重みの移し替えができないと、相手の中に重みを移し替えていくことなど出来るはずもありません。(重さを視覚的に見る)
私はなんとなく身体の中の様子が、潜水艦とダブルのですが、残念ながら潜水艦についての知識はありませんので、説明はしかねます。興味のある方は潜水艦の構造をご一読ください。ついでに、寸田が潜望鏡の先端で、丹田で覗いていると考えてみても面白いかもしれません???
参照1:センタリング呼吸法と合気
参照2:上丹田と下丹田
参照3:命門を開く
参照4:液状化現象?
参照5:腹圧と水のイメージ
参照6:命門と吊り腰
参照7:呼吸の間合いで重さを表現してみる
「崩し」というとなんとなく、こちらが相手を崩すという感じですが、相手の重みを、こちらが引き受けると、相手が目標を失って「崩れる」かもしれません。しかも、大きく「崩す」または「崩れる」必要はなく、五分五分の句着状態が、51対49になれば少しはバランスが崩れ、動き出すはずです。
そして、少しでも相手とのバランスが変われば、脊髄反射的に攻めてきたり身体を固めたりするかもしれません。その動きに便乗して、こちらの重みを移し替えて、相手に乗りかかったり、相手の重みが、こちらの中心に乗ってこないように、ずらしたりすることになるはずです。
相手の「攻め」や「ずらし」を吸収するのが、「丹田」と「命門」での「ヘ・た・レ」であり、「膻中」と「瘂門」が、前後上下左右への動きをリードするのではないかと考えています。また、「寸田」と「丹田」が一如になる為には、「命門」と「瘂門」を開いておく必要があるかもしれません。
これらの感覚を磨きながら、自分の身体の中で重みの移し替えができないと、相手の中に重みを移し替えていくことなど出来るはずもありません。(重さを視覚的に見る)
私はなんとなく身体の中の様子が、潜水艦とダブルのですが、残念ながら潜水艦についての知識はありませんので、説明はしかねます。興味のある方は潜水艦の構造をご一読ください。ついでに、寸田が潜望鏡の先端で、丹田で覗いていると考えてみても面白いかもしれません???
参照1:センタリング呼吸法と合気
参照2:上丹田と下丹田
参照3:命門を開く
参照4:液状化現象?
参照5:腹圧と水のイメージ
参照6:命門と吊り腰
参照7:呼吸の間合いで重さを表現してみる
by centeringkokyu
| 2006-11-01 00:01
| 合気観照塾