2006年 10月 17日
以前の癖に戻る |
アレクサンダー・テクニックの使い方 芳野 香著からご紹介します。
○レッスンのなかではよい動きができるのですが、自分でやろうとすると以前のくせに戻ってしまう気がします…
「以前のくせに戻っている」ことが自覚できるようになったこと自体、進歩であり、レッスンの成果の一つといえるでしょう。これまでなら、同じことをしていても、していることにすら気がつかなかったと思いますし、もしもレッスンで習ったことを本当に忘れているのなら、以前のくせに戻ってもこれまでと変わらないことをしているに過ぎないので意識にすらのぼらないでしょうから。
何かが「身につく」とは、することを「覚えていること」ではなく、どのように行うかを適宜「思い出せること」をいうような気がします。「以前のくせのままやっているな」と感じたら、レッスンのなかで学習した「自分がどのようにしてしまいやすい傾向をもっているか」を思い出してみてください。そしてレッスンで受けたアドバイスを思い出しながら、自分なりに試してみてください。最初から「間違わないように」「正解を狙う」 ことよりも「自分なりに試す」ことはとても重要です。「こうかな」「もうちょっと、こうなのかな」と試しているうちに、自分なりの改善方向がみえてきて、それと同時に自分自身の感受性が信頼できるものになってきます。
#楽隠居です
習う方の立場からみると、全くその通りだと思いますが、教えている方も、実は試行錯誤している訳でして、これなら大丈夫と確信してレッスンを進めていることは、まずありません。そして、皆さんが一度で、完全な動きが出来るようになるとも思っていません。それよりも、次のレッスンの時にどれくらい、何を変えてこられたかが大切だと思っています。
観照塾の方では、暫く稽古の間隔が開くと、皆さんはどうやら、私がどう変わったかを見ておられるような気がします。他人の変化は、ある程度わかりますが、私自身がどう変わったか気づくことは、ほとんどありません。何とか中心をキープしておこうというぐらいが精一杯というところです。あとは、股関節と身体全体の動きをなめらかにするということでしょうか・・・
○レッスンのなかではよい動きができるのですが、自分でやろうとすると以前のくせに戻ってしまう気がします…
「以前のくせに戻っている」ことが自覚できるようになったこと自体、進歩であり、レッスンの成果の一つといえるでしょう。これまでなら、同じことをしていても、していることにすら気がつかなかったと思いますし、もしもレッスンで習ったことを本当に忘れているのなら、以前のくせに戻ってもこれまでと変わらないことをしているに過ぎないので意識にすらのぼらないでしょうから。
何かが「身につく」とは、することを「覚えていること」ではなく、どのように行うかを適宜「思い出せること」をいうような気がします。「以前のくせのままやっているな」と感じたら、レッスンのなかで学習した「自分がどのようにしてしまいやすい傾向をもっているか」を思い出してみてください。そしてレッスンで受けたアドバイスを思い出しながら、自分なりに試してみてください。最初から「間違わないように」「正解を狙う」 ことよりも「自分なりに試す」ことはとても重要です。「こうかな」「もうちょっと、こうなのかな」と試しているうちに、自分なりの改善方向がみえてきて、それと同時に自分自身の感受性が信頼できるものになってきます。
#楽隠居です
習う方の立場からみると、全くその通りだと思いますが、教えている方も、実は試行錯誤している訳でして、これなら大丈夫と確信してレッスンを進めていることは、まずありません。そして、皆さんが一度で、完全な動きが出来るようになるとも思っていません。それよりも、次のレッスンの時にどれくらい、何を変えてこられたかが大切だと思っています。
観照塾の方では、暫く稽古の間隔が開くと、皆さんはどうやら、私がどう変わったかを見ておられるような気がします。他人の変化は、ある程度わかりますが、私自身がどう変わったか気づくことは、ほとんどありません。何とか中心をキープしておこうというぐらいが精一杯というところです。あとは、股関節と身体全体の動きをなめらかにするということでしょうか・・・
by centeringkokyu
| 2006-10-17 00:50
| アレクサンダー・テクニーク