2006年 09月 27日
骨盤を立体的に使う |
I川さんから感想文を頂きましたのでご紹介します。
土曜日の中心塾の呼吸法講座、ありがとうございました。
おかげさまで骨盤を立体的に使うというのがなんとなくわかったような気がします。
K野さんが呼吸している様子を見ると、本当に骨盤が丸いんですね。
私の場合、厚みが30センチちかくあるにもかかわらず、困ったことに平らなんです。
というよりも、自分の中での骨盤の認識が平面的な板だったように思います。
なんとなくわかってから振り返ってみると、本当に平らだったなあって感じます。
骨盤を丸く使えるようになると、すべての動きが劇的に変わるというのを、おかげさまで実感として感じられるようになりました。
ただ、問題なのは、立体としてとらえるとらえ方はわかったし、その結果どうなるかというイメージもつかめたのですが、身体の使い方としては依然として骨盤が平面的なことです。
これに関しては、自分の骨盤の厚みを実感するとっかかりはなんとなくつかめたことですし、少しずつ練習していくしかないかなあと考えています。
考えてみれば、骨盤を立体的にとらえられないのに、骨盤底を感じることなんかできるはずないですよね。我ながら今まで何してたんだろうって感じです。
あと、土曜日の稽古の中でもうひとつ感じたのが、自分の命門感覚の薄さです。
これは私の昔からの課題だったんですが、最近なんとなく感じることができてきたかなって思ってただけに、あららって感じでした。ただ、命門の使い方については、骨盤を丸く使うというのと連動しているような気がするので、骨盤をうまく使えるようになれば少しはましになるかなって気がしています。
ということで、土曜日の稽古ではいろいろなことに気づくことができました。
本当に、ありがとうございました。
#楽隠居です
骨盤を立体的に感じ、それを使うためには、股関節の意識が大切だと考えています。
合気とりあえず理論から抜粋します。
・ヘソとその裏にある命門を直径とする球体が、腹部にあるとイメージして、命門を開き丹田と命門にかかる圧力が同量になるようにする。(これは、相手に手首を捕まれた瞬間に力を抜き、その位 置を動かさずに、あたかも朝顔の花が音もなく開くごとく手を開くのと、同じ原理である。)
・左右の腰骨を結んだ線を、球体の中心軸として球体が回転し、股関節まで導いた力を、命門を始点として、背骨を通して相手との接点にまで導く。
・相手との接点部分だけを実にして『弛みをとり』相手と一体になる。(接点を点にする。)
・足の裏の接点および腹部の球体の円運動が、相手との接点に伝わり、その接点での円運動になる。
・力が相手に返っていく様子を、正確にイメージするだけで、非常に小さい動きでも相手を動かすことができる。(イメージした通り筋肉が順番に動く事を、実感する。「フェルデンクライス身体訓練法」)
・本当に動かしたいのは、相手との接点ではなく、相手の中心軸である事を忘れない。
・相手との接触部分はあまり動かさないようにして、自分の中心軸を真直ぐに保ったままで、相手の中心軸に入っていく。(両肩及び両股関節の4点を結んだ長方形の面を作り、その面を縦に2等分する線が中心軸になる。そして中心軸を保ちながら、肩で攻める。)
・呼吸のリズムと動作のリズム及び視線やイメージが一致するように動く。(すべての一致が力を生む。)
ざっとこんなところではないかと思いますが、何しろ10数年前に書いた文章ですから、ちょっと表現が違う部分もありますので、各自で検証して訂正していただきたいと思います。しかし、こうして自分で読み返してみると、呼吸法中心塾と合気観照塾に至る兆しがはっきりあるような気がします。
土曜日の中心塾の呼吸法講座、ありがとうございました。
おかげさまで骨盤を立体的に使うというのがなんとなくわかったような気がします。
K野さんが呼吸している様子を見ると、本当に骨盤が丸いんですね。
私の場合、厚みが30センチちかくあるにもかかわらず、困ったことに平らなんです。
というよりも、自分の中での骨盤の認識が平面的な板だったように思います。
なんとなくわかってから振り返ってみると、本当に平らだったなあって感じます。
骨盤を丸く使えるようになると、すべての動きが劇的に変わるというのを、おかげさまで実感として感じられるようになりました。
ただ、問題なのは、立体としてとらえるとらえ方はわかったし、その結果どうなるかというイメージもつかめたのですが、身体の使い方としては依然として骨盤が平面的なことです。
これに関しては、自分の骨盤の厚みを実感するとっかかりはなんとなくつかめたことですし、少しずつ練習していくしかないかなあと考えています。
考えてみれば、骨盤を立体的にとらえられないのに、骨盤底を感じることなんかできるはずないですよね。我ながら今まで何してたんだろうって感じです。
あと、土曜日の稽古の中でもうひとつ感じたのが、自分の命門感覚の薄さです。
これは私の昔からの課題だったんですが、最近なんとなく感じることができてきたかなって思ってただけに、あららって感じでした。ただ、命門の使い方については、骨盤を丸く使うというのと連動しているような気がするので、骨盤をうまく使えるようになれば少しはましになるかなって気がしています。
ということで、土曜日の稽古ではいろいろなことに気づくことができました。
本当に、ありがとうございました。
#楽隠居です
骨盤を立体的に感じ、それを使うためには、股関節の意識が大切だと考えています。
合気とりあえず理論から抜粋します。
・ヘソとその裏にある命門を直径とする球体が、腹部にあるとイメージして、命門を開き丹田と命門にかかる圧力が同量になるようにする。(これは、相手に手首を捕まれた瞬間に力を抜き、その位 置を動かさずに、あたかも朝顔の花が音もなく開くごとく手を開くのと、同じ原理である。)
・左右の腰骨を結んだ線を、球体の中心軸として球体が回転し、股関節まで導いた力を、命門を始点として、背骨を通して相手との接点にまで導く。
・相手との接点部分だけを実にして『弛みをとり』相手と一体になる。(接点を点にする。)
・足の裏の接点および腹部の球体の円運動が、相手との接点に伝わり、その接点での円運動になる。
・力が相手に返っていく様子を、正確にイメージするだけで、非常に小さい動きでも相手を動かすことができる。(イメージした通り筋肉が順番に動く事を、実感する。「フェルデンクライス身体訓練法」)
・本当に動かしたいのは、相手との接点ではなく、相手の中心軸である事を忘れない。
・相手との接触部分はあまり動かさないようにして、自分の中心軸を真直ぐに保ったままで、相手の中心軸に入っていく。(両肩及び両股関節の4点を結んだ長方形の面を作り、その面を縦に2等分する線が中心軸になる。そして中心軸を保ちながら、肩で攻める。)
・呼吸のリズムと動作のリズム及び視線やイメージが一致するように動く。(すべての一致が力を生む。)
ざっとこんなところではないかと思いますが、何しろ10数年前に書いた文章ですから、ちょっと表現が違う部分もありますので、各自で検証して訂正していただきたいと思います。しかし、こうして自分で読み返してみると、呼吸法中心塾と合気観照塾に至る兆しがはっきりあるような気がします。
by centeringkokyu
| 2006-09-27 00:00
| 呼吸法中心塾