2006年 09月 17日
五分五分の状態からの体内操作 |
昨日の合気観照塾の稽古は、K村さんがリーダーを務めてくださいました。皆さん交代でリーダー務めて頂くのは、今回で最後ということになります。
仰臥姿勢で、呼吸に合わせて太極棒を前後に回転させ、丹田と命門と股関節の関係を再確認するところから稽古は始まりました。呼吸するにつれて、身体と床との接触面がどのように変化していくかを感じる為の稽古でもあったと思います。
次に、太極棒を使って、「雑巾絞り」や「ツクツクボウシ(突く突く帽子?)」をする時に、少し負荷を掛けて貰い、五分五分の状態から、どのような体内操作をすれば、51対49の状態になれるのかを検証しました。
最後に、制剛流抜刀術の繰り返し部分をやってみたので、西江水と横隔膜の関係を、動きの中で納得して頂けたのではないかと思っています。3ヶ月の最後に相応しい、素晴らしい構成の稽古内容になっていました。お陰様で、来月からする太極棒の稽古のネタが無くなってしまいました。
今年の7月から9月にかけての稽古は、センタリング呼吸法から剣術に至る呼吸法・体内操作ということが、よく分かる構成になっていましたので、本当に感激しました。私達のこれまでの試行錯誤が、ある程度まとまってきて、自分自身でどのように工夫して稽古すればよいのかを理解して頂けるようになったのだと感じました。
さらに、今回の10数回の稽古は、連続性があり、初めてリーダを務めて下さった方や、2回リーダーを務めて下さった方もいらした訳ですが、必ず前の回に稽古した内容を踏まえて、ご自分の稽古構成を考えて頂けたということに、何か余裕さえ感じられる内容になっていました。本当に有り難いことだと感謝しています。
今年もエントリーをまとめて下さったM井さんや、2回リーダーを務めて下さったM岡さんとK村さんには、心から感謝致します。皆さん、本当に有難うございました。
さて、9月23日と30日は、稽古がありません。また、23日の公開講座中級に参加して下さる方は、稽古着の帯をご持参ください。
10月からの稽古の参考資料として、以下の記事もご一読頂きたいと思います。
参照1:体内操作と皮膚感覚より
感じたのは、身体意識が非常に平面的で、体内操作から皮膚感覚への意識のしかたが足りないのではないかという事でした。自分の身体を立体的に認識できないと、刻々と状態が変化する他人の身体を立体的に感じ、臨機応変に対応する事が出来るようになるとは思えないのです。
丹田感覚・体内感覚・皮膚感覚が統一的に認識出来てきて初めて、立体的な感覚が生まれ、立体視もできるようになるのだと考えています。そうなると、骨盤時計の意味が身体で分かってくるのではないでしょうか・・・
参照2:3年前の手帳からより
体術的な稽古と、相手に「くれてやる」ことの意味を理解出来るようにしたのですが・・・
杖をこちらが握りしめていると、相手は動かないが、相手に任せてしまうと、案外簡単につながって、こちらの思う通りに動いてくれるという事を、体験して貰いました。パドリングや天地人との共通性や、意識の使い方、相手に任せてから、「の」の字を自由に描けるようにすることを、習得目標にしてみました。「のし」をつけたらお返しをする。
短棒と杖を使っての稽古を復習。太極棒気功と下がりながらの突きで、股関節の感覚が大分変わってきたような感じでした。
仰臥姿勢で、呼吸に合わせて太極棒を前後に回転させ、丹田と命門と股関節の関係を再確認するところから稽古は始まりました。呼吸するにつれて、身体と床との接触面がどのように変化していくかを感じる為の稽古でもあったと思います。
次に、太極棒を使って、「雑巾絞り」や「ツクツクボウシ(突く突く帽子?)」をする時に、少し負荷を掛けて貰い、五分五分の状態から、どのような体内操作をすれば、51対49の状態になれるのかを検証しました。
最後に、制剛流抜刀術の繰り返し部分をやってみたので、西江水と横隔膜の関係を、動きの中で納得して頂けたのではないかと思っています。3ヶ月の最後に相応しい、素晴らしい構成の稽古内容になっていました。お陰様で、来月からする太極棒の稽古のネタが無くなってしまいました。
今年の7月から9月にかけての稽古は、センタリング呼吸法から剣術に至る呼吸法・体内操作ということが、よく分かる構成になっていましたので、本当に感激しました。私達のこれまでの試行錯誤が、ある程度まとまってきて、自分自身でどのように工夫して稽古すればよいのかを理解して頂けるようになったのだと感じました。
さらに、今回の10数回の稽古は、連続性があり、初めてリーダを務めて下さった方や、2回リーダーを務めて下さった方もいらした訳ですが、必ず前の回に稽古した内容を踏まえて、ご自分の稽古構成を考えて頂けたということに、何か余裕さえ感じられる内容になっていました。本当に有り難いことだと感謝しています。
今年もエントリーをまとめて下さったM井さんや、2回リーダーを務めて下さったM岡さんとK村さんには、心から感謝致します。皆さん、本当に有難うございました。
さて、9月23日と30日は、稽古がありません。また、23日の公開講座中級に参加して下さる方は、稽古着の帯をご持参ください。
10月からの稽古の参考資料として、以下の記事もご一読頂きたいと思います。
参照1:体内操作と皮膚感覚より
感じたのは、身体意識が非常に平面的で、体内操作から皮膚感覚への意識のしかたが足りないのではないかという事でした。自分の身体を立体的に認識できないと、刻々と状態が変化する他人の身体を立体的に感じ、臨機応変に対応する事が出来るようになるとは思えないのです。
丹田感覚・体内感覚・皮膚感覚が統一的に認識出来てきて初めて、立体的な感覚が生まれ、立体視もできるようになるのだと考えています。そうなると、骨盤時計の意味が身体で分かってくるのではないでしょうか・・・
参照2:3年前の手帳からより
体術的な稽古と、相手に「くれてやる」ことの意味を理解出来るようにしたのですが・・・
杖をこちらが握りしめていると、相手は動かないが、相手に任せてしまうと、案外簡単につながって、こちらの思う通りに動いてくれるという事を、体験して貰いました。パドリングや天地人との共通性や、意識の使い方、相手に任せてから、「の」の字を自由に描けるようにすることを、習得目標にしてみました。「のし」をつけたらお返しをする。
短棒と杖を使っての稽古を復習。太極棒気功と下がりながらの突きで、股関節の感覚が大分変わってきたような感じでした。
by centeringkokyu
| 2006-09-17 16:47
| 合気観照塾