2006年 09月 10日
太極棒ー阿修羅像ー剣術 |
前回の合気観照塾では、M岡さんがリーダーを務めてくださいました。
太極棒のメニューの発勁から稽古は始まりました。ただし、両足を付けて股関節を内旋させるようなポジションで、呼吸法を意識した動きのチェック方法になっていました。そして、丹田と命門に特に注意して、西江水を効かせたままで動くというのがテーマになっていたと思います。
次に太極棒で雑巾絞りの稽古をしました。この動作は、非常に単純で見た目は簡単そうなのですが、中心と呼吸を意識しながら厳密に動く為には、そうとうな集中力が必要です。この動作は、剣を振り上げて斬り降ろす動作と共通ですし、舟漕ぎ運動にもつながります。この動作の時には、特に命門の感覚が大切で、常に抜けないようにしておくことが重要です。舞踊でいうところの「腰を入れる」という表現や、新陰流の「吊り腰」も参考にしていただきたいと思います。
ここから、両手を合わせて立ち「阿修羅像」の稽古になりました。身体の5分割線を意識して、合わせた両手の上から負荷をかけてもらいながら、センタリング呼吸法で息を吸い込むと、自然に「入れる合気」になることを検証しました。
制剛流抜刀術も少しだけ見て頂きましたが、西江水を効かせるということの意味は、ご理解頂けたのではないかと思います。
M岡さんには、前回の燕飛の稽古で、八相のチェックポイントを申し上げたのですが、今回の稽古は、八相へ行くための身体をつくる方法になっていたと思います。こちらに、M岡さんのコメントがあります。
センタリング呼吸法ー太極棒ー阿修羅像ー剣術の稽古へとのつながりを、一つのシステムとして認識して頂ければ、10月からの稽古の指針となると信じます。
下の写真は、中西派一刀流の構えの種類です。左から「陰」「陽」「金剛刀(金剛剣)」「真剣」「八相」となっています。(流派によって、構え方や名称は異なります)私が「阿修羅像」を思いついたヒントは、この写真にあります。
参照1:短棒(太極棒)のメニュー
参照2:西江水
参照3:「吊り輪」と「阿修羅像」
参照4:腰を入れる
参照5:武蔵の剣
参照6:考えている暇は無い
太極棒のメニューの発勁から稽古は始まりました。ただし、両足を付けて股関節を内旋させるようなポジションで、呼吸法を意識した動きのチェック方法になっていました。そして、丹田と命門に特に注意して、西江水を効かせたままで動くというのがテーマになっていたと思います。
次に太極棒で雑巾絞りの稽古をしました。この動作は、非常に単純で見た目は簡単そうなのですが、中心と呼吸を意識しながら厳密に動く為には、そうとうな集中力が必要です。この動作は、剣を振り上げて斬り降ろす動作と共通ですし、舟漕ぎ運動にもつながります。この動作の時には、特に命門の感覚が大切で、常に抜けないようにしておくことが重要です。舞踊でいうところの「腰を入れる」という表現や、新陰流の「吊り腰」も参考にしていただきたいと思います。
ここから、両手を合わせて立ち「阿修羅像」の稽古になりました。身体の5分割線を意識して、合わせた両手の上から負荷をかけてもらいながら、センタリング呼吸法で息を吸い込むと、自然に「入れる合気」になることを検証しました。
制剛流抜刀術も少しだけ見て頂きましたが、西江水を効かせるということの意味は、ご理解頂けたのではないかと思います。
M岡さんには、前回の燕飛の稽古で、八相のチェックポイントを申し上げたのですが、今回の稽古は、八相へ行くための身体をつくる方法になっていたと思います。こちらに、M岡さんのコメントがあります。
センタリング呼吸法ー太極棒ー阿修羅像ー剣術の稽古へとのつながりを、一つのシステムとして認識して頂ければ、10月からの稽古の指針となると信じます。
下の写真は、中西派一刀流の構えの種類です。左から「陰」「陽」「金剛刀(金剛剣)」「真剣」「八相」となっています。(流派によって、構え方や名称は異なります)私が「阿修羅像」を思いついたヒントは、この写真にあります。
参照1:短棒(太極棒)のメニュー
参照2:西江水
参照3:「吊り輪」と「阿修羅像」
参照4:腰を入れる
参照5:武蔵の剣
参照6:考えている暇は無い
by centeringkokyu
| 2006-09-10 23:30
| 合気観照塾