2006年 06月 12日
ボールを使った力の伝達 |
土曜日の合気観照塾での稽古は、ボールを使った力の伝達をテーマにしてみました。
一人で体操をしている時にボールを使うのと、相手に少し負荷を掛けて貰いながら、下半身からの力を、体内操作をしながら相手に伝えていくのとでは、ボールへの意識の仕方が微妙に違うということを検証して頂きました。
今回は両手持ちの技へつなげていく為の稽古をしたのですが、ボールを挟むように持つので、両手の掌と甲の皮膚感覚と手首の使い方が重要になります。そして、ボールの中心と相手の中心及び自分の中心に集中しながら、力の伝達を意識しないといけないので、「うすらぼんやり」しながらも、各部筋肉の緊張と弛緩を意識的にさせなければならないということです。言い換えれば、自分の体内での「一人ツッコミ、一人ボケ」ということが出来るかもしれません。
受け手の方も、仕手の力と意識の伝達を肚で感じながら、どのような状態の時に「くる」のか、また、どうなれば「こない」のか、という現状の変化を仕手に伝えてあげる必要があります。以前、「緊張について」でも書きましたが、武術だから、先輩だからという考え方は、とりあえずしないで、素直な感想を述べることが大切です。
もっとも、受け手が緊張しすぎて固まっていると、感じている暇が無いかもしれませんので、相手のレベルに応じた負荷の掛け方をしてあげて頂きたいと思います。
稽古の最後にも申し上げましたが、実際に技として動く時は、ボールの大きさが刻々と変わりますので、いろいろな大きさや材質のボールを持って稽古して頂きたいと思います。私のボールコレクションの写真は載せませんが、I畑さんは、パチンコ玉・ピンポン玉・ソフトボール・ゴムまり・バスケットボールなどを持って稽古しておられました。常に「習い・稽古・工夫」が大切です。
参考記事としては、「習い・稽古・工夫」05-01-26・「ある時と無い時(551)」05-03-02・「緊張について」05-12-29 などもあります。
一人で体操をしている時にボールを使うのと、相手に少し負荷を掛けて貰いながら、下半身からの力を、体内操作をしながら相手に伝えていくのとでは、ボールへの意識の仕方が微妙に違うということを検証して頂きました。
今回は両手持ちの技へつなげていく為の稽古をしたのですが、ボールを挟むように持つので、両手の掌と甲の皮膚感覚と手首の使い方が重要になります。そして、ボールの中心と相手の中心及び自分の中心に集中しながら、力の伝達を意識しないといけないので、「うすらぼんやり」しながらも、各部筋肉の緊張と弛緩を意識的にさせなければならないということです。言い換えれば、自分の体内での「一人ツッコミ、一人ボケ」ということが出来るかもしれません。
受け手の方も、仕手の力と意識の伝達を肚で感じながら、どのような状態の時に「くる」のか、また、どうなれば「こない」のか、という現状の変化を仕手に伝えてあげる必要があります。以前、「緊張について」でも書きましたが、武術だから、先輩だからという考え方は、とりあえずしないで、素直な感想を述べることが大切です。
もっとも、受け手が緊張しすぎて固まっていると、感じている暇が無いかもしれませんので、相手のレベルに応じた負荷の掛け方をしてあげて頂きたいと思います。
稽古の最後にも申し上げましたが、実際に技として動く時は、ボールの大きさが刻々と変わりますので、いろいろな大きさや材質のボールを持って稽古して頂きたいと思います。私のボールコレクションの写真は載せませんが、I畑さんは、パチンコ玉・ピンポン玉・ソフトボール・ゴムまり・バスケットボールなどを持って稽古しておられました。常に「習い・稽古・工夫」が大切です。
参考記事としては、「習い・稽古・工夫」05-01-26・「ある時と無い時(551)」05-03-02・「緊張について」05-12-29 などもあります。
by centeringkokyu
| 2006-06-12 00:01
| 合気観照塾