2006年 06月 04日
針に糸を通す |
配布資料110から転載します。
以前、K村さんにお世話して頂き、ある鍼灸専門学校のサークルで、「センタリング呼吸法」治療家バージョンのレッスンをさせて頂きました。
最後に、鍼についてのご質問がありましたので、習った事はありませんが、適当に自分の治療に使っていますので、接触鍼を体験して頂きました。そのあとで、参加者の皆さんとお茶を飲みながら、何故鍼を使えるようになったのかを考えていまして、ピンセットで0.01ct.などという直径1ミリもないようなダイアモンドをキズ・色・サイズなどで分けながら、全体のバランスを考えて並べていくという作業を、30年近くしてきたことと関係があるかもしれないと思ったのです。
その事は、お話したのですが、実際にどのような作業なのかは、皆さんには、想像もできないだろうと思いますので、写真を貼付させて頂きます。
写真の左の指輪3本をバラバラにして、サファイア(青い石)は使わないというご要望でしたので、右の写真のように並べ替えました。
全部のダイアを職人さんに外して貰ったあと、サイズ別に分けるだけで4時間、バランスとデザインを考えながら並べるのに、両方で3時間はかかりました。並べ方が決まった時点で、目方を測りますので、再度一個ずつ秤の皿に乗せ、測定後はまた綺麗に並べで、ボックスに入れて蓋をします。
針に糸を通す動作というのを、以前稽古の時にパントマイムでご説明したことがありますが、その時の、呼吸・視線・丹田そして、軸の細さなどを想像していただければ、この作業が身体に及ぼす影響について、少しはご想像頂けるのではないかと思ったのです。
ヨガの成瀬先生は、時計修理の仕事をしたことがあると、書かれていましたので、ひょっとしたら、そのような細かい仕事と呼吸やデリケートな動きというのも、何らかの因果関係があるのではないかと考えたのです。
針を糸に通してみたり、小豆を箸で摘んで、皿から皿へ移し変えるような作業をされても、何かに気付く事ができるかもしれませんね。
とりあえずご参考まで!
以前、K村さんにお世話して頂き、ある鍼灸専門学校のサークルで、「センタリング呼吸法」治療家バージョンのレッスンをさせて頂きました。
最後に、鍼についてのご質問がありましたので、習った事はありませんが、適当に自分の治療に使っていますので、接触鍼を体験して頂きました。そのあとで、参加者の皆さんとお茶を飲みながら、何故鍼を使えるようになったのかを考えていまして、ピンセットで0.01ct.などという直径1ミリもないようなダイアモンドをキズ・色・サイズなどで分けながら、全体のバランスを考えて並べていくという作業を、30年近くしてきたことと関係があるかもしれないと思ったのです。
その事は、お話したのですが、実際にどのような作業なのかは、皆さんには、想像もできないだろうと思いますので、写真を貼付させて頂きます。
写真の左の指輪3本をバラバラにして、サファイア(青い石)は使わないというご要望でしたので、右の写真のように並べ替えました。
全部のダイアを職人さんに外して貰ったあと、サイズ別に分けるだけで4時間、バランスとデザインを考えながら並べるのに、両方で3時間はかかりました。並べ方が決まった時点で、目方を測りますので、再度一個ずつ秤の皿に乗せ、測定後はまた綺麗に並べで、ボックスに入れて蓋をします。
針に糸を通す動作というのを、以前稽古の時にパントマイムでご説明したことがありますが、その時の、呼吸・視線・丹田そして、軸の細さなどを想像していただければ、この作業が身体に及ぼす影響について、少しはご想像頂けるのではないかと思ったのです。
ヨガの成瀬先生は、時計修理の仕事をしたことがあると、書かれていましたので、ひょっとしたら、そのような細かい仕事と呼吸やデリケートな動きというのも、何らかの因果関係があるのではないかと考えたのです。
針を糸に通してみたり、小豆を箸で摘んで、皿から皿へ移し変えるような作業をされても、何かに気付く事ができるかもしれませんね。
とりあえずご参考まで!
by centeringkokyu
| 2006-06-04 00:02
| 呼吸法中心塾