2006年 05月 27日
投げない柔術 振らない剣術 |
私の一人稽古は、フェルデンクライス身体訓練法的?なやりかたで、体内感覚を変えていくということが、目的になっているような気がします。感覚を磨くというとなにか抽象的な感じになってしまいますので、自分の体の中で意識し難い部位を探すということになると思います。
最初から呼吸や重力を意識しながら、身体の中が弛んでいくのを感じたり、意識的に動かすことができない部位を見つけるのは、難しいかもしれません。いろいろな体位でいろいろな動き方をしてみれば良いのですが、どのような状態で、どのように動けばいいのか、その切っ掛けが見つからないかもしれません。
その為に、何らかの型が必要になってくるのですが、型に拘るとなかなか感覚に意識が行きません。感覚に集中する方法として、私はフェルデンクライス身体訓練法を選んだのです。しかし、これまでに何度も書いていますように、実際にそれを習ったことはありません。ですから、フェルデンクライス的?だと勝手に考えているだけだということを、お断りしておきます。
合気柔術を稽古しているのも、護身術だとか人を投げるということを目的にしている訳ではなく、相手がいろいろな方向から負荷を掛けてくれ、その負荷に対して、どのように対応するかを稽古しているつもりです。自分の中心を保ちながら、臨機応変に相手との兼ね合いと釣り合いをとるという事が目的になっています。ですから、合気以前という事を大切にしているのです。
相手がいない一人稽古の場合には、ボール・太極棒・杖・木刀などを使うと、ものの重みや形の違いで、兼ね合いと釣り合いが微妙に変わります。ですから、体内操作を厳密にしていくことで、自分の癖に気づき、感覚を磨くことになるはずだと考えています。
ボールや太極棒の稽古で、身体の動力系や伝達系の感覚がでてくると、木刀での一人稽古が中心になってきます。木刀をゆっくりと少しづつ動かす時の、手の内・もの打ち・分け目・搦めや「ヘ・た・レ」「ハ(肚)・セ(背中)・セ(西江水)」の感覚の変化を意識するのが楽しいのです。木刀の形状・長さ・材質の違いを肚で感じながら、刃筋や嶺谷をイメージできるようになると、「そこしかない」という感覚を身体で分かるようになるかもしれません。
「剣の素振りのメニュー」や二刀剣を、木刀をゆっくり動かして、木刀の重さの変化を感じながら稽古し、横隔膜や頸椎の感じを再確認してみられては如何でしょうか。相手がいる時には、当然、しっかり突いたり当てたりして、自分が出した力の反作用に、迅速に対処出来るような稽古をする事が大切です。
そのような稽古の為に、私はスヌケ・琵琶・白樫などの素材で、新陰流・二天一流など形状の違う木刀を用意しました。私の木刀コレクションの写真を貼付けておきます。これまた、ちょっとオタクという感じですね!
最初から呼吸や重力を意識しながら、身体の中が弛んでいくのを感じたり、意識的に動かすことができない部位を見つけるのは、難しいかもしれません。いろいろな体位でいろいろな動き方をしてみれば良いのですが、どのような状態で、どのように動けばいいのか、その切っ掛けが見つからないかもしれません。
その為に、何らかの型が必要になってくるのですが、型に拘るとなかなか感覚に意識が行きません。感覚に集中する方法として、私はフェルデンクライス身体訓練法を選んだのです。しかし、これまでに何度も書いていますように、実際にそれを習ったことはありません。ですから、フェルデンクライス的?だと勝手に考えているだけだということを、お断りしておきます。
合気柔術を稽古しているのも、護身術だとか人を投げるということを目的にしている訳ではなく、相手がいろいろな方向から負荷を掛けてくれ、その負荷に対して、どのように対応するかを稽古しているつもりです。自分の中心を保ちながら、臨機応変に相手との兼ね合いと釣り合いをとるという事が目的になっています。ですから、合気以前という事を大切にしているのです。
相手がいない一人稽古の場合には、ボール・太極棒・杖・木刀などを使うと、ものの重みや形の違いで、兼ね合いと釣り合いが微妙に変わります。ですから、体内操作を厳密にしていくことで、自分の癖に気づき、感覚を磨くことになるはずだと考えています。
ボールや太極棒の稽古で、身体の動力系や伝達系の感覚がでてくると、木刀での一人稽古が中心になってきます。木刀をゆっくりと少しづつ動かす時の、手の内・もの打ち・分け目・搦めや「ヘ・た・レ」「ハ(肚)・セ(背中)・セ(西江水)」の感覚の変化を意識するのが楽しいのです。木刀の形状・長さ・材質の違いを肚で感じながら、刃筋や嶺谷をイメージできるようになると、「そこしかない」という感覚を身体で分かるようになるかもしれません。
「剣の素振りのメニュー」や二刀剣を、木刀をゆっくり動かして、木刀の重さの変化を感じながら稽古し、横隔膜や頸椎の感じを再確認してみられては如何でしょうか。相手がいる時には、当然、しっかり突いたり当てたりして、自分が出した力の反作用に、迅速に対処出来るような稽古をする事が大切です。
そのような稽古の為に、私はスヌケ・琵琶・白樫などの素材で、新陰流・二天一流など形状の違う木刀を用意しました。私の木刀コレクションの写真を貼付けておきます。これまた、ちょっとオタクという感じですね!
by centeringkokyu
| 2006-05-27 00:01
| 合気観照塾