2006年 04月 16日
合気の身体になれるかもしれない体操1〜4番 |
K村さんからの投稿をご紹介します。
4月1日 のお稽古は体操1〜4の説明と応用技でした。
師、曰く。 1〜4までの体操に全ては入っているのですよネ。 これができたら終わり(完成!卒業!)なんです。
とのことでした。
そこで、1〜4の体操というのを抜粋してみましょう。
1. ロッキングチェア−
足の裏を反らせて緊張させ、踵をあげる。身体の中を伸ばして、百会で天井を押し上げる。
気持で、全身を緊張させる。全身を脱力しながら踵を着け、前後にゆする。
2.(天地人の)串刺し
左 / 右 / 両手 左・肩井〜湧泉 / 右・肩井〜湧泉 / 両手・肩井〜湧泉
左・大椎〜中心 / 右・大椎〜中心 (肩井や大椎で、指先を受ける気持。)
3. デンデン太鼓
胸 / 腹 / 背中 (手の当たる部位を意識する。)
4. (水中から水面に首を出す)亀と(毛繕いする)鳥
蕾の手の甲で、太ももから腰にかけて擦る。(亀は前から後/鳥は後から前)
の体操のことです。 その他、12までの体操を『合気の体になれるかもしれない!体操』という目的で、創られたものです。
私が、いまの段階で捉えられているのは、次のようなところです。
1、ロッキングチェアー は前後での中心を。 2、(天地人)串刺では、左右のの中心を確認できます。
その両者が交わる交点をいわゆる前後・左右軸の『中心点』として、まず自分の中で確認しています。
踵を上げるとき、特に下げる時に注意を向けています。よく言われた『デリカシー』の部分ですね。
今、思いますと、踵を上げる前にすでに大転子は恥骨や仙骨を挟む様に動いているし。
股関節の気衝(胃経)あたりで喰い込み喰い合わせを感じる。
同時に、会陰も引き上げられている。呼吸は逆腹式になっている。
よって丹田、命門、頚椎のバランスが取れている。足の親指(脾経の太白)辺りに体重がのる。
意識は百会と湧泉を突き抜け、前後の視界が広がり、薄らぼんやりと同時に一転に集中している。
アレアレ少し、説明が長くなってきました。 その他にもまだまだチェックポイントはあるのだと思います。
とにかく、「綺麗な姿勢」に近づく。 これは人それぞれの感じ方にもよるのかもしれませんね。
そのあたりは、できている方の姿勢を、全体的によく観たり、お願いしてさわらせていただく。
これしか無いように思います。
3、デンデン太鼓は1〜2に捻じりと絡めを加えた動きで、丹田の回転。股関節の回転(骨盤時計での3時〜9時の動き)。
足首の稼動域の問題。足裏と床の接触の感覚。足の指のつかみ具合。両膝の動きの関係。内転筋の働き具合。
尾骨の位置。命門の開き具合。そこから発動して伝達された腕の動き。拳の着地点。
大胸筋や前鋸筋への接触の仕方と、力の伝導。あるいは、拳の重み(力)の受け方、流し方。
体全体で感じる上昇しながらの螺旋の動き。沈む時の感覚。視線と視野と意識。
4、亀と鳥 よくO本先生がなさった、合気下げの途中に入る「キスシーン」の動き。
ロッキングチェアーの動きから任脈に動くのか、督脈に動くのか。いずれにしても上星辺りの意識が必要になり、
これは剣の相架け(?)での動作にも関わるものと感じています。
無理して経穴の名前を使用していますので、少しわかりにくく感じられるかもしれません。
不親切ですが興味のある方はご自身の体でつぼの位置を感じてみてください。
私の取穴とは違った所に感じる方もおられると思います。ご自身の体での体感をお知らせ下さい。
4月1日 のお稽古は体操1〜4の説明と応用技でした。
師、曰く。 1〜4までの体操に全ては入っているのですよネ。 これができたら終わり(完成!卒業!)なんです。
とのことでした。
そこで、1〜4の体操というのを抜粋してみましょう。
1. ロッキングチェア−
足の裏を反らせて緊張させ、踵をあげる。身体の中を伸ばして、百会で天井を押し上げる。
気持で、全身を緊張させる。全身を脱力しながら踵を着け、前後にゆする。
2.(天地人の)串刺し
左 / 右 / 両手 左・肩井〜湧泉 / 右・肩井〜湧泉 / 両手・肩井〜湧泉
左・大椎〜中心 / 右・大椎〜中心 (肩井や大椎で、指先を受ける気持。)
3. デンデン太鼓
胸 / 腹 / 背中 (手の当たる部位を意識する。)
4. (水中から水面に首を出す)亀と(毛繕いする)鳥
蕾の手の甲で、太ももから腰にかけて擦る。(亀は前から後/鳥は後から前)
の体操のことです。 その他、12までの体操を『合気の体になれるかもしれない!体操』という目的で、創られたものです。
私が、いまの段階で捉えられているのは、次のようなところです。
1、ロッキングチェアー は前後での中心を。 2、(天地人)串刺では、左右のの中心を確認できます。
その両者が交わる交点をいわゆる前後・左右軸の『中心点』として、まず自分の中で確認しています。
踵を上げるとき、特に下げる時に注意を向けています。よく言われた『デリカシー』の部分ですね。
今、思いますと、踵を上げる前にすでに大転子は恥骨や仙骨を挟む様に動いているし。
股関節の気衝(胃経)あたりで喰い込み喰い合わせを感じる。
同時に、会陰も引き上げられている。呼吸は逆腹式になっている。
よって丹田、命門、頚椎のバランスが取れている。足の親指(脾経の太白)辺りに体重がのる。
意識は百会と湧泉を突き抜け、前後の視界が広がり、薄らぼんやりと同時に一転に集中している。
アレアレ少し、説明が長くなってきました。 その他にもまだまだチェックポイントはあるのだと思います。
とにかく、「綺麗な姿勢」に近づく。 これは人それぞれの感じ方にもよるのかもしれませんね。
そのあたりは、できている方の姿勢を、全体的によく観たり、お願いしてさわらせていただく。
これしか無いように思います。
3、デンデン太鼓は1〜2に捻じりと絡めを加えた動きで、丹田の回転。股関節の回転(骨盤時計での3時〜9時の動き)。
足首の稼動域の問題。足裏と床の接触の感覚。足の指のつかみ具合。両膝の動きの関係。内転筋の働き具合。
尾骨の位置。命門の開き具合。そこから発動して伝達された腕の動き。拳の着地点。
大胸筋や前鋸筋への接触の仕方と、力の伝導。あるいは、拳の重み(力)の受け方、流し方。
体全体で感じる上昇しながらの螺旋の動き。沈む時の感覚。視線と視野と意識。
4、亀と鳥 よくO本先生がなさった、合気下げの途中に入る「キスシーン」の動き。
ロッキングチェアーの動きから任脈に動くのか、督脈に動くのか。いずれにしても上星辺りの意識が必要になり、
これは剣の相架け(?)での動作にも関わるものと感じています。
無理して経穴の名前を使用していますので、少しわかりにくく感じられるかもしれません。
不親切ですが興味のある方はご自身の体でつぼの位置を感じてみてください。
私の取穴とは違った所に感じる方もおられると思います。ご自身の体での体感をお知らせ下さい。
by centeringkokyu
| 2006-04-16 00:03
| 合気観照塾